松代象山地下壕見学記録 |
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地下壕入口は住宅街の路地の奥にあります。 最終入場時間は午後3時半になります。 |
地下壕入口です。 8月でしたが地下壕の中は肌寒く、湿度は高かったです。 |
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分岐する横坑は封鎖されています。 壕内には蝙蝠が住み着いていました。 |
落盤事故防止のため、一部が鉄骨で補強されています。 照明設備などが設置された以外は、当時のままに保存されています。 |
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硬い岩盤を掘り抜いています。 一部は狭くなっていますが、工事設計図によれば、地下壕の断面は底長4.0m、頂高2.7mということです。 |
左側と同じ場所で、フラッシュを使用しないで撮影しました。 照明は設置されていますが、中は薄暗く、肉眼で見た目には、この写真の感じが近いと思います。 |
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天井には、抜けなくなった削岩機ロッドが残されたままになっています。 | 残されたままの状態の削岩機ロッドです。 | |
落盤の跡のようにも見えます。 | 中間付近に表示された案内図です。 範囲地下壕の状況がわかります。 赤色の部分が見学コースです。 |
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地下壕には、文字が書かれたところがあるようです。 | 判読できませんが、何を思い何を伝えようとしたのでしょうか? | |
このフェンスの向こう側には、トロッコの枕木の跡が当時のままに残されていました。 | 労働者は、掘削した石屑を積んだ重いトロッコを押して、長い坑内を往復していたことが想像できます。 | |
トロッコ枕木の跡です。 | 天井には、地下壕を精巧な網の目状に掘削するための測点跡が残されています。 | |
天井の測点跡には、杭が刺さったままになっています。 | ここが終点です。 入口からこの場所までの距離は約500mになります。 復路は歩いてきた通路を戻ることになります。 |
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舞鶴山大坑道から300m程のところには、仮皇居として天皇皇后宮内庁関係施設が予定されていた建物があります。 山間のため、建物全体を見渡すことはできません。 |
天皇関係施設が予定されていた1号庁舎の外観です | |
皇后関連施設が予定されていた2号庁舎です。 現在は精密地震観測室として使用されています。 建物内の一部が公開されています。 |
2号庁舎から小坑道に通じる階段です。 この先には、天皇・皇后地下施設が予定されていました。 階段下には扉があり、その先には入ることができません。 |
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天皇御座所の西側部分です。 戦後、襖で二間に仕切られたそうです。 |
天皇御座所の東側部分です。 |
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