航空自衛隊 第56回松島基地航空祭見学記録


 2010年8月22日(日曜日)


 今年は、ブルーインパルスが50周年を迎える記念すべき年なので、配属されている松島基地の航空祭を見てきました。
 松島基地には、第4航空団、松島救難隊、松島管制隊、松島気象隊、松島地方警務隊などの部隊が配置されており、支援戦闘機F-2、中等練習機T-4、救難捜索機U-125A、救難救助機UH-60Jが配備されています。
 パイロット養成機関である第4航空団が配備されているので、復座型の「F-2B」が中心に展示され、第4基地防空隊の地上兵器や装備品が展示されていました。
 プログラムは、「T-4」、「F-2」の通過飛行に始まり、ブルーインパルスの展示飛行、「F-15」、「F-2」の機動飛行、「F-2」による模擬対地爆撃、「U-125A」、「UH-60J」による救難展示などが行われました。
 松島基地では、ブルーインパルスの飛行展示が午前と午後の2回行われるので、見応えがあります。
 今年の航空祭には、約6万5千人が来場しましたが、会場はそれほど混雑した感じはしませんでした。

 航空自衛隊松島基地のホームページはこちらです。
    http://www.mod.go.jp/asdf/matsushima/index.htm

 始めに装備品展示を紹介します。
 「81式短距離地対空誘導弾」です。
 発射器と誘導弾です。
 81式短距離地対空誘導弾車両と対になる「射撃統制装置搭載車両」です。  ブルーインパルスと松島救難隊の50周年記念のステッカーが貼り付けられています。
 レーダーのカバーには、伊達藩の騎馬武者?が描かれていますが、第4基地防空隊のマークでしょうか?
 射撃統制装置の操作部分です。  20mm対空機関砲(VADS)です。
 「我が隊、最後の砦」と紹介されていましたが、その文面通り、基地防衛の最終段階を担当します。
 VADSの操作席です。
 射撃席に乗り込むこともできました。
 VADSの使用弾種の1つ「20mm対空機関砲 曳光自爆りゅう弾(HEIT-SD)」です。
 戦闘機から戦術偵察機に改造された「RF-4E」です。  「RF-4E」のコクピットです。
 以前、ブルーインパルスが使用していた国産超音速高等練習機「T-2」です。  陸上自衛隊の対戦車ヘリコプター「AH-1S」です。
 早期警戒機「E-2C」です。  「E-2C」は、アメリカ製で空母艦載機として開発しているので、主翼を折り畳むことができます。
 救難ヘリコプター「UH-60J」です。
 松島救難隊も今年で創隊50周年を迎えており、記念記念塗装が施されています。
 救難捜索機「U-125A」です。
スカイブルーの機体には「サイボーグ009」が描かれています。
 宮城県に縁がある原作者 石ノ森章太郎のキャラクターを採用し、なびくスカーフは、強風に打ち勝つ松島救難隊を表現しているそうです。  滑走路上に並べられたブルーインパルスです。
 ブルーインパルス1号機です。  航空自衛隊の輸送ヘリコプター「CH-47J」です。
 海上自衛隊の対潜哨戒機「P-3C」です。  航空自衛隊の中型輸送機「C-1」です。
 中型輸送機とは言っても、ボリュームがあります。
 通常人員なら60人、完全武装した空挺隊員なら45人、火砲や車両なども積載できます。
 小学生限定で「F-2B」の主翼の上に登ることができました。
 機体は炭素繊維強化熱硬化性プラスチックを採用しており、軽量高強度を実現しています。
 模擬ミサイルにも、ブルーインパルス50周年記念ステッカーが貼り付けられています。  20mm砲弾の給弾方法を再現しています。
 「F-2」に搭載されている20mm機関砲です。
 弾倉には約500発が装弾されます。
 格納庫に展示された「F-2B」です。
 ドラッグシュートを展開した状態です。  主翼先端部の搭載ステーションです。
 コクピット内は撮影禁止ですが、コクピット脇で記念撮影をすることはできました。  20mm機関砲の発射口です。
 微妙な流線型をした大型のエアインテークです。  側方から見ると迫力ある印象を受けますが、前方投影面積は小さく感じられます。
 原型の「F-16」よりも、大型の高性能レーダーを搭載しています。  格納庫に展示された中等練習機「T-4」です。
 「F-2」に搭載されているジェットエンジンです。
 最高速度はマッハ2に達します。
 「F-2」のジェットエンジンのタービンです。
 左側 : 「F-2」のエンジン
 右側 : 「T-4」のエンジン
 大きさは全く違います。
 離陸直前の「T-4」です。
 スモークの射出試験をしています。
 「F-2」が次々と滑走路に向かいます。  「T-4」の通過飛行です。
 中央がブルーインパルス、左右は訓練機です。
「F-2」6機による航過飛行です。
 ブルーインパルスの飛行展示の前に披露された、ブルーインパルスジュニアの走行展示です。  ブルーインパルスジュニアの走行展示中、ブルーインパルスの最終点検が行われています。
 最終点検終了後、次々と滑走路に移動します。  離陸直前の様子です。
 以下、ブルーインパルスの飛行展示の様子を解説無しで写真のみを掲載します。
 「F-15」の機動飛行です。
 「F-2」3機による機動飛行です。
 UH-60Aが離陸しました。
 松島救難隊による救難展示の開始です。
 U-125Aが遭難者を捜索します。
 遭難者を発見すれば、UH-60Aが救出に駆け付けます。 
 遭難者を発見した後、マーカーを投下しました。
 UH-60Aから救難員が降下します。  3名の救難員がパラシュート降下しました。
 救難員はゆっくりとした速度で遭難者の位置に正確に降下しました。  UH-60Aが遭難者と救難員を回収します。
 残念ながら地上展示された航空機が視線を遮り、救助の様子が見えませんでした。
 遭難者と救難員の回収を完了して、救難展示は終了しました。  グランドでは、歩哨犬の訓練展示が行われました。