海上自衛隊 呉史料館 てつのくじら館見学記録 |
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史料館に近づくにつれ、潜水艦「あきしお」の大きさを実感します。 | 史料館入口には、「あきしお」の略歴やデータが表示されています。 | ||
史料館の2階は、「海にかける使命 海を守る熱き思い」と題して、海上自衛隊が国際貢献してきた掃海作業について紹介されています。 | LUGM-145機雷です。 海上自衛隊がペルシャ湾で実際に掃討した機雷です。 掃海とは、機雷などの海中の危険物を取り除き、航路の海の安全を図ることです。 |
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旧日本軍が開発した「3式2号航空機雷1型」です。 | ロシア製の「Udm機雷」です。 | ||
掃海隊員の作業着と装備です。 | 水中処分隊員(EOD)の装備品です。 | ||
「S-4機雷処分具」です。 掃海艇から有線誘導し、爆雷を投下して機雷を処分します。 |
掃海艇「ははじま」の後部甲板の掃海装備が、実物を同じ配置で再現されています。 | ||
20mm機関砲です。 海面に浮上した機雷を処分するための使用されます。 |
航空機に搭載されている20mm機関砲よりも発射速度が抑えられていますが、対舟艇・対地攻撃、航空攻撃に対する反撃などにも、限定的な威力を発揮しそうです。 | ||
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上は操舵室、発令所(一般の艦船で言うブリッジ) 下は魚雷発射管室 |
機関室の様子です。 | ||
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13m潜望鏡1型改2です。 | 接眼レンズからは海面が見えます。 気分は、連合軍貨物船を狙うUボートのトムセン艦長? |
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潜水艦の模型も数多く展示されています。 伊号第58潜水艦の模型です。 |
「おやしお」の浅深度計です。 これ以外にも潜水艦の装備品が展示されていました。 |
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昨年就役したばかりの最新型潜水艦「そうりゅう」の模型です。 早くも模型が展示されていました。 「そうりゅう」は、全長84m、基準排水量2,950tにもなり、通常動力型潜水艦としては世界最大です。 船体は葉巻型なので、「あきしお」と比較して直線的に見えます。 海上自衛隊で初めてのAIP機関(スターリング機関)を搭載します。 従来型の蓄電池とモーターでは、連続潜行は数日が限界でしたが、API機関の採用によって、2週間以上の連続潜行を可能としています。 新たに水中運動性が高いX舵の採用しています。 |
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潜水艦「あきしお」の入口です。 史料館3階から艦内に入ります。 |
艦内に入って最初に展示してあるのは時計です。 平成16年3月3日午後1時45分18秒に艦内の全て電源が切られて除籍になりました。 |
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天井に設置された「中部ハッチ」です。 乗員は、このハッチから艦内に出入りします。 |
第1、第2士官寝室です。 士官用とは言え、3段ベッドで体が入るくらいの隙間しかありません。 映画で見るUボートのベッドよりは、はるかに快適で清潔そうに見えます。 |
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士官公室です。 天井は低く、中心から離れるにつれて天井が低くなり、潜水艦の外殻の丸さを感じます。 |
あきしおの操舵は2名で行います。 右側が縦蛇(潜蛇)、左側が横蛇を操舵します。 目視ができない海中を意のままに操作するには、総員の連携が必要になります。 |
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艦長室です。 汎用護衛艦の比較して、とても狭いです。 |
潜望鏡です。 実際の外の景色が見えます。 |
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戦闘用の表示機器でしょうか? 2枚の表示パネルがありますが、30年前の設計にしては、洗練されているように見えます。 |
照明の反射で見難いですが、イメージ画像は初期のテレビゲームのように表示されているので、状況が把握しやすいです。 自艦を中心に敵艦と僚艦の方位、距離、速度などの様々な情報が表示されています。 |
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レーダーです。 | 海図です。 実際には、海底地形などの様々な情報が書き込まれたものが使用されていたと思われます。 |
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史料館の3階です。 「あきしお」から出ると、瀬戸内海が望めます。 |
第二次世界大戦時、日本軍が配備した最大の潜水艦に装備されていた伊400型潜水艦用双眼鏡、倍率は22倍です。 伊400の装備品が現存しているとは・・・驚きです。 |
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