陸上自衛隊 第6師団創立51周年・神町駐屯地創立57周年記念行事見学記録


 第4ページでは、装備品展示などを紹介します。
 戦闘訓練展示終了後に迫撃砲が撤収する様子です。
 155mmりゅう弾砲が自走して撤収します。
 74式戦車がバックして、会場から撤退します。  数両の74式戦車が、ゆっくりとバックしています。
 訓練展示終了後にも、見所が残されていることもあります。
 会場に着陸した観測ヘリコプター「OH-6D」です。
 装備品展示の準備が進められています。
 多用途ヘリコプター「UH-1J」です。
 ヘリコプターの展示は混雑していたので、撮影は諦めました。
 装備品の紹介が行われています。
 プログラムには、第6師団の代表する装備品を女性自衛官が愉快に紹介! とされていました。
 装備品紹介を待つ車両が並んでいます。
 装備品展示会場の近くは混雑していたので、撮影のチャンスになりました。  軽装甲機動車です。
 87式偵察警戒車です。  96式装輪装甲車です。
 NBC偵察車です。
 化学防護車及び生物偵察車の後継として装備し、放射線(γ線・中性子線)の測定、有毒化学剤(気状・液状)及び生物剤の検知・識別機能をもって汚染状況を解明する。
  [全長]約8m [全幅]約2.5m [車体高]約3m [装備重量]約20t
  [最高速度]95km/h [乗員]4人 [武装]12.7mm重機関銃
 ※文章は、陸上自衛隊のHPから転載しました。
 NBC偵察車は、昨年の大宮駐屯地で初めて一般公開された最新装備です。
 現在のところ、10両程度しか生産されていないので、化学学校や中央特殊武器防護隊などの一部の部隊にしか配備されていません。
 第6師団には今年3月に2台が配備されましたが、福島第一原子力発電所の事故に備えるため、全国の部隊に先駆けて優先的に配備されたと言えます。
 車両後方にも、NBC関連機材が装備されているのが見えます。
 配備数の少ないNBC偵察車を見られたことは、今回の駐屯地祭での最大の収穫になりました。
 NBC偵察車は、装備品展示にも登場しました。
 他のHPを見ても、赤色回転灯とサイレンが取り付けられているのは、現在のところ、第6特殊武器防護隊のみと思われます。
 災害派遣活動での使用が意識されています。
 
 車体左側の前照灯の上部には、化学剤検知器が装備されているようです。  車体上部の12.7mm重機関銃です。
 汚染地域でも使用できるように、車内からのリモコン操作できます。
 73式装甲車に装備されたものと同等のように見られます。
 車体側面の視察窓には、カバーが被せられています。
 フロントガラスには擬装ネットが張られて、車内が見えないようにされており、一般公開されているものの、防諜に配意されていました。
 NBC偵察車だけは周囲が立入禁止になっており、隊員が車両の前後で警戒しています。
 写真を撮影していると、周辺諸国のスパイとしてマークされているような気がしました。 Σ(゚Д゚;o)
 
 車体後部の写真です。
 写真左側 : センサー類と思われます。
 写真右側 : 後方に張り出して、車両内部から地面の検体を調査します。
 銘板には、2013年3月製と表示されています。
 製造番号は「0010K」と表示されていますが、10番目に製造された車両を表しているのでしょうか?
 他の装備品展示を紹介します。
 96式装輪装甲車です。
 87式偵察警戒車です。
 軽装甲機動車です。  74式戦車です。
 74式戦車の105mm砲の擬製弾です。  92式地雷原処理車です。
 来場者が集まっていたので、正面からの撮影は諦めました。
 93式近距離地対空誘導弾です。  81式短距離地対空誘導弾です。
 対砲レーダ装置 JTPS-P16です。  空中線装置(レーダ部分)を展開した状態です。
 155mmりゅう弾砲です。  155mmりゅう弾砲の後方の様子です。
 155mmりゅう弾砲の擬製弾です。  擬製発射装薬です。
 
 写真左側 : 対人狙撃銃携行した隊員
 写真左側と上側 : 01式軽対戦車誘導弾を携行した隊員

 装備品展示コーナーでは、01式軽対戦車誘導弾、対人狙撃銃、5.56mm機関銃を持った隊員が、写真モデルになっていました。
 最近の駐屯地祭では、銃器を手に触ることができなくなっていますが、銃器展示を行わないことでの代替施策と思われます。
 気温が上昇したので、ギリースーツやボディアーマー(プレートは抜いてあるように見える)の着用は非常に暑いと思われます。
 対人狙撃銃です。
 アメリカ製の狙撃銃「M24 SWS」が導入されています。
 有効射程距離は、約800mとされています。
 5.56mm機関銃です。
 ベルトリンクされたダミーカートが装填されています。
 74式戦車の体験搭乗の様子です。
 混雑していましたが、数両で行われていたので、待ち時間は長くはならなかったのかもしれません。
 96式装輪装甲車の体験搭乗の様子です。
 以上で駐屯地祭のレポートを終了します。