陸上自衛隊 大和駐屯地創立57周年記念行事見学記録


 2013年10月12(土曜日)


 陸上自衛隊大和駐屯地で開催された大和駐屯地創立57周年記念行事を見てきました。
 大和駐屯地は、仙台市の北西側にあり、第6戦車大隊、第6偵察隊などの部隊が配置されています。
 規模の小さめの駐屯地ですが、戦車大隊が配置されており、観閲行進や装備品展示には、惜しみなく重装備が使用され、迫力のある訓練展示も見ることができました。
 唯一、残念だったことは、雨が降ったり止んだりの悪天候だったことでした。

 今回は3ページに分割して、第1ページに装備品展示、第2ページに記念式典や観閲行進、第3ページに訓練展示を中心に紹介します。
 ポスターの画像は、陸上自衛隊東北方面隊のホームページ(http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/neahq/index.html)から転載しました。

 開場前の正門の様子です。
 写真には写っていませんが、右側には開場を待つ人の列ができています。
 会場の様子です。
 雨が降っていたので、グランドには水溜まりができています。
 92式地雷原処理ローラを取り付けた74式戦車には、カバーが掛けられていました。  会場東側には、74式戦車などが並べられています。
 会場南側には、装輪車両などが並べられています。
 式典開始まで時間があるので、会場を見て歩くことにしました。
 警務仕様の1/2tトラックです。
 第124地区警務隊大和連絡班の所属車両です。
 第6偵察隊の1/2tトラックです。
 アンテナが4本も取り付けられています。
 民間仕様と同等の救急車です。
 大和駐屯地業務隊の所属車両です。
 第6偵察隊の1・1/2tトラックです。
 積載している機材は通信機器と思われますが、詳しくは分かりません。
 装備品展示会場です。
 通常の装備品展示では、1種類1両程度しか展示されないのですが、6両もの74式戦車が整列していると迫力が感じられます。
74式戦車です。
こちらは赤外線暗視装置装備型です。
 第6戦車大隊の部隊マークです。  砲塔には105mm戦車砲用付属品収納箱が取り付けられていました。
 装備品展示では、取り外されていることが多いです。
 87式偵察警戒車です。  第6偵察隊の部隊マークです。
 軽装甲機動車です。  96式装輪装甲車です。
 偵察用オートバイです。
 写真撮影コーナーになっているので、ヘルメットと迷彩服を着用して写真が撮影できます。
 74式戦車5両と78式戦車回収車1両です。
 訓練展示に使用される装備が並べられていました。
78式戦車回収車です。
 戦車大隊が配備されている駐屯地祭などでしか見る機会がないので、何枚か撮影してみました。
 12.7mm重機関銃が装備されており、カバーが掛けられています。  防衛館近くに展示された退役装備です。
 火砲1門、自走砲1両、戦車2両、ヘリコプター1機が展示されています。
 105mm榴弾砲です。  アメリカ軍が開発した榴弾砲で、朝鮮戦争やベトナム戦争などで使用されました。
 小型軽量で信頼性も高く、自衛隊にも多くが供与されました。
 75式自走155mmりゅう弾砲です。  国産初の自走榴弾砲です。
 現在も配備中ですが、間もなく全てが退役する予定です。
 M24軽戦車です。  第二次世界大戦中、アメリカ軍が開発した軽戦車です。
 自衛隊にも多くが供与されましたが、61式戦車の配備が進むと共に退役しました。
 61式戦車です。  国産初の戦車です。
 現在は退役しており、多くの駐屯地に展示されています。
 M24軽戦車と61式戦車の大きさを比較してみました。
 M24軽戦車の重量は18.4t、61式戦車は35tあります。
 観測ヘリコプターOH-6です。
 防衛館です。
 雨が降ったり止んだりだったので、暫く展示品を見ながら雨宿りしました。
 自衛隊宮城地方協力本部のマスコット「陸まさむね君」です。
 福島駐屯地に配置されている第44普通科連隊の車両がありました。
 式典では、福島駐屯地音楽クラブが演奏を行いました。
 会場には、訓練展示で使用するバリケードが設置されていました。
 間もなく、観閲部隊が入場します。