陸上自衛隊 第37回福島自衛隊音楽祭鑑賞記録


 2015年1月24日(土曜日)


 第37回福島自衛隊音楽祭を見てきました。
 この音楽会は、福島市内にある福島県文化センターにおいて、午前と午後の2回公演されました。
 主演は、山形県神町駐屯地の第6音楽隊、福島駐屯地音楽隊、郡山駐屯地音楽隊、第44普通科連隊ファンシードリル隊、福島駐屯地隊歌要員のRed Arrowによる盛大な音楽会でした。
 演奏曲目は下記の通りで、会場で配布されたパンフレットから転載しました。

オープニング
・国家「君が代」
第1部
・「スポーツマンショー行進曲」
・「仲間たちへ ~シャクルトン、伝説の南極遠征~」
・「追憶のテーマ」
・「ジャパニーズグラフティⅣ ~弾厚作品集~」
第2部
・ステージドリル
 「ルパン三世のテーマ’80」~「銭形のテーマ」~「ラヴスのテーマ」「ルパン三世のテーマ’78」
・合唱メドレー
 「この国は」~「若い瞳」~「抜刀隊」~「戦友」~「軍艦行進曲」
・ファンシードリル
第3部
・名曲メドレー
 「風になりたい」~「上を向いて歩こう」~「思いでがいっぱい」~「Beautiful Days」~「若者たち」~「あの素晴らしい愛をもう一度」
・天国と地獄
フィナーレ
・花は咲く
 ポスターの画像は、陸上自衛隊福島駐屯地のホームページ(http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/kakusta/fukusima_sta/index.html)から転載しました。

 福島自衛隊音楽祭が開催された福島県文化センターです。
 昨年、初めて自衛隊の音楽祭を見たのですが、とても良かったので、今年も鑑賞することにしました。
 自衛隊の音楽祭は、入場券は応募のうえ抽選となるところが多いようですが、福島市では2回も公演され、事前応募も必要ありません。
 入場口の様子です。
 キビタンが来場者を出迎えていました。
 早い時間に到着したのですが、会場の空席は少なくなっていました。
 会場の駐車場の広さが十分ではないので、臨時駐車場が開設されました。
 シャトルバスとして、マイクロバスや高機動車が使用されていました。
 開演時間前には、歌謡曲などが演奏されていました。
 今年はタクマくんとユウちゃんが参加しました。
 開演までには、陸上自衛隊を紹介するビデオ上映も行われていました。  いよいよ開幕です。
 ファンシードリル隊が入場した後、国旗が入場しました。
 音楽演奏の前に、観客も含めて国家斉唱が行われました。
 国旗が降壇する様子です。
第1部は、第6音楽祭が演奏を行いました。
 迷彩服を着用した隊員は、機材搬入などの裏方を務める福島駐屯地の隊員です。  第1部は、「スポーツマンショー行進曲」、「仲間たちへ ~シャクルトン、伝説の南極遠征~」、「追憶のテーマ」、「ジャパニーズグラフティⅣ ~弾厚作品集~」が演奏されました。
 余談ですが、スポーツマンショー行進曲は、福島市出身の作曲家、故古関裕而氏の作品です。
 会場から程近い場所には、福島市古関裕而記念館があり、資料などが展示されています。
 第1部の最後は、ジャパニーズグラフティーⅣと題された歌唱メドレーで、加山雄三の歌などが歌唱されました。  第1部の終了です。
 福島県のマスコットキャラクター「キビタン」です。
 福島県の鳥「キビタキ」からデザインされた幸福の黄色い鳥で、キビタンをなでると幸せが訪れると言われています。
 キビタン、タクマくん、ユウちゃんのステージショーが行われました。
 余談になりますが、一昨年の新町駐屯地祭予行では、群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」が巡閲を行っているので、キビタンには是非、今年の福島駐屯地祭では巡閲に加わって頂きたいと思います。
 第1部の終了です。
 音楽祭の裏方を務める福島駐屯地の隊員が紹介されました。
 第2部は、福島・郡山駐屯地音楽隊によるステージドリルが行われました。
 曲目は、「ルパン三世のテーマ’80」~「銭形のテーマ」~「ラヴスのテーマ」「ルパン三世のテーマ’78」でした。
 ステージドリルの様子です。  昨年、福島駐屯地音楽隊の創立20周年記念として、福島駐屯地の隊員で結成された合唱団「レッドアロー(紅蓮弓矢合唱団)」が、好評により再結成されました。 
 レッドアローの入場です。  「この国は」~「若い瞳」~「抜刀隊」~「戦友」~「軍艦行進曲」を熱唱しました。
レッドアローの熱唱の様子です。
 合唱の合間にラッパ演奏も行われました。  ラッパ演奏の様子です。
 最後はレッドアローから来場者に、手旗信号によるメッセージが送られました。  会場一杯に広がり、中央では歌唱、両側では手旗信号が行われました。
 手旗信号の「イ」です。
 手旗信号は、カタカナを原型にしているので覚え易いと言うようですが・・・やっぱり難しいと思います。
 メッセージの内容は「福島自衛隊はこれからも郷土と共に歩んで行きます。」でした。
最後は国旗を広げて終了しました。
 レッドアローの合唱が終了しました。  第2部の最後は、第44普通科連隊ファンシードリル隊の演技です。
 最初は5名による演技が行われました。
 駐屯地祭などで行われるファンシードリルとは異なる内容でした。
 他の隊員が入場しました。
 ステージの制約のためなのか、駐屯地祭で行われる演技よりも小規模でした。
 写真では分かり難いのですが、演技の一部のみを紹介します。 
 ファンシードリルの演技は、You Tubeの「陸上自衛隊広報チャンネル」などで紹介されています。
 駐屯地祭では、会場中央が招待者席になっているので、正面から見られる機会は少ないと思います。
 休憩時間を挟んだ後、第3部が開演されました。  第3部は、第6音楽隊、福島・郡山音楽隊による演奏です。
 「名曲メドレー」、「天国と地獄」が演奏されました。
 名曲メドレーと題して、「風になりたい」~「上を向いて歩こう」~「思いでがいっぱい」~「Beautiful Days」~「若者たち」~「あの素晴らしい愛をもう一度」が演奏され、福島駐屯地の1年の活動を紹介するスライドショーが上映されました。  「思いでがいっぱい」では、福島ユナイテッドFC U15のメンバーによるペンライト・アートで描いた歌詞が上映されました。
 福島ユナイテッドFCは、福島市に拠点を置くサッカーチームで、現在J3リーグで活躍しています。
 キビタン、タクマくん、ユウちゃんも登場しました。  プログラムの最後は「花は咲く」が合唱されました。
 NHKでは、東日本大震災の復興支援ソングとして、現在も放送が続いています。
 最初は6名の隊員でしたが・・・  曲の途中からレッドアローが入場して・・・
 最後は、ファンシードリル隊、キビタン、タクマくん、ユウちゃんなどオールキャストが登場して熱唱されました。
 今年の音楽祭のテーマは「みんなのちから」で、音楽祭を通じて自衛隊との一体感を感じ、県民に更なる勇気と感動を届け、福島県の復興が一日でも早くできるようにとの思いが込められています。  レッドアローが退場しました。
 音楽祭終了後、入場口で来場者の見送りをしました。
 アンコールが演奏されました。
 曲名は忘れてしまいましたが、有名なクラシック行進曲だったかと記憶しています。
 来年も都合が付けば、是非鑑賞したいと思います。
 以上で第37回福島自衛隊音楽祭のレポートを終了します。