航空自衛隊 松島基地航空祭2017見学記録

 2017年8月27日(日曜日)


 松島基地航空祭を見てきました。
 航空自衛隊松島基地は、平成23年に発生した東日本大震災による大津波のため、甚大な被害を受けました。
 以後、航空祭の開催が中断されていましたが、昨年は「松島基地復興感謝祭」の名称で、基地の復興にあたり、地域や関係機関などへの感謝を表わすためのイベントとして、公募等により、来場者を10,000人に縮小して開催されました。

 今年は、基地や周辺地域の復興、防災対策が整ったことから、7年ぶりに航空祭が通常開催されました。
 待望の通常開催であり、来場者は約4万3,000人にも上ったようです。

 松島基地は、ブルーインパルスが拠点としている基地であり、午前と午後の2回、飛行展示が行われることが大きな魅力で、ブルーインパルスJr.の走行展示も行われます。
 今回は外来機の展示が少なく、イベントも縮小されていたようなので、来年以降は、規模が拡大されることを期待します。

 今回は4ページに分割して、航空祭の様子を紹介します。
 画像や文面の一部は、航空自衛隊松島基地のホームページ(http://www.mod.go.jp/asdf/matsushima/)から転載しました。

 幸運にも、臨時駐車場が公募に当選しました。
 臨時駐車場の利用には、当選ハガキと協力金として1,000円が必要です。
 基地から近いB駐車場は約600台、少し離れたA駐車場は6,000台が公募されました。
 A駐車場からは、シャトルバスが運行されました。
 イベントプログラムです。  会場案内図です。
 臨時駐車場として開放された矢本東市民センターです。
 午前7時10分頃、到着しました。
 天候は良好です。
 ここから松島基地入場ゲートまでの距離は、約1,600mあります。
 基地上空をF-2が飛行していましたが、距離が遠く、逆光でした。  午前7時35分頃、正門北側にあるゲート4に到着しました。
 手荷物検査所の様子です。
 予定よりも30分早い、午前8時00分に開場されました。
 基地の敷地は広く、手荷物検査所から地上展示エリアまでは、約600m歩きます。
 ブルーインパルスの格納庫が見えました。
 時間があるので、寄り道することにしました。
 F-2が移動しています。
 防潮工事により、東日本大震災規模の津波が発生しても被害を受けないように、誘導路が高い位置にあります。  今回の航空祭では、F-2が移動する様子を、最も近くから見ることができた場所かもしれません。
 第11飛行隊の建物です。
 建物の前には、ブルーインパルスの垂直尾翼を使用したモニュメントがありました。
 ブルーインパルスの垂直尾翼のモニュメントです。
 銘板に刻まれた文字は、「Blue Impulse  11squadron 20th Anniversary  未来への翼~更なる高みへの挑戦   第11飛行隊の歴史及び伝統を未来永劫語り継ぐとともに、永久の飛行安全を祈念し、ここに設置する。 2016.2.6  このモニュメントは東日本大震災で被災した804号機の垂直尾翼を使用し作成したものである。」  ブルーインパルスの格納庫は、最後に見ることに変更しました。
 KC-767が見えてきました。
 地上展示エリアまで、もう少しです。
 格納庫と野外売店も見えてきました。  ブルーインパルスJr.の走行展示が行われる会場です。
 U-125Aが離陸しました。  F-2が離陸しました。
 オープニングフライトは、約20分後に開始されます。  ランボルギーニ・アヴェンタドール LP700-4が展示されていました。
 破壊機救難消防車 A-MB-2です。  人命救助システムが展示されていました。
 オープニングフライトまで時間があるので、野外売店を見て歩きました。  地上展示エリアです。
 第4基地防空隊の装備品展示です。
 ブルーインパルス飛行展示の終了後に見ることにしました。
 地上展示エリアの様子です。
第1輸送航空隊第404飛行隊の空中給油・輸送機 KC‐767です。
航空学生がファンシードリルを展示するために、搭乗してきました。
 垂直尾翼に表示された第404飛行隊の部隊マークです。
 KC‐767は、愛知県小牧基地に配備されています。
 ブルーインパルスの前は混雑していたので、少し離れた場所から見ることにしました。
 オープニングフライトの開始です。  先頭は救難捜索機 U-125Aです。
 ブルーインパルスと通常型の中等練習機 T-4です。  戦闘機 F-2です。
 隊形を変換して、再登場します。
 異種編隊飛行です。
 オープニングフライトには、6機が参加しました。
 U-125Aが着陸しました。
 F-2が上空を通過し、着陸態勢に入ります。  ブルーインパルスのT-4が着陸します。
 逆光になるので、撮影環境は良くありません。  防潮堤の上から撮影しているようです。
 滑走路東側の防潮堤は、滑走路を見渡せて、順光になりますが、基地敷地内に構築されているので、一般来場者は入ることができません。
 F-2が着陸しました。  ブルーインパルスがエプロンに戻ってきました。
次のページでは、午前のブルーインパルスの展示飛行から紹介します。