航空自衛隊 松島基地航空祭2018見学記録

 最終ページです。 ブルーインパルスの格納庫を見ることにしました。  C格納庫北側には、退役したF-104J、F-86F、T-2の3機が展示されています。 東日本大震災後は、展示機が少なくなりました。
 F-104Jです。  F-86Fです。
 機首部分には、東日本大震災の津波到達ラインが表示されていました。  T-2です。
 広場の片隅には、東日本大震災による大津波で壊れたベンチが保存されていました。  東日本大震災の震源地は、松島基地から約160km東方の宮城県沖ですが、地震発生から約1時間後に、高さ約2mの津波に呑み込まれました。
 コンクリートの土台と支柱が曲がり、無残な形を残しています。  C格納庫はブルーインパルスの格納庫です。 F-2とT-4のコクピットやエンジンなどが展示されていました。 非常に混雑していたので、一部しか撮影できませんでした。
 ダンボルギーニです。 ダンボールで精巧に作られた実物大のランボルギーニ・アヴェンタドールです。 昨年に続いて展示されました。  T-2ブルーインパルスです。
 C格納庫前には、2機のT-4が駐機していました。  F-2コクピットトレーナーです。 松島基地の公式ツイッターには、 震災で被災したF-2のコックピット部分を切り出し、学生がエンジン始動などの手順の訓練に使用していると説明されていました。
 約45分後には、ブルーインパルス展示飛行が予定されていましたが、雨が上がる見込みは無いと判断して、午後0時25分頃に基地を後にしました。  駐車場から離れたものの、ブルーインパルスの展示飛行が行われることへの期待が拭いきれず、基地から離れた場所から待つことにしました。
 鹿妻駅前のT-2が見えます。 航空機展示エリアからは約2,300mも離れていますが、基地周辺は混雑していたので、随分と離れて見ることにしました。  工場の煙突から煙が上がっているので紛らわしいのですが、ブルーインパルスがスモークを発出しています。 防潮堤があるので、機体は見えません。
 午後1時35分頃、ブルーインパルスが離陸しました。  会場からは離れていますが、防潮堤の上には、多くの人が集まっていました。
 約30分前までは雨が降っていましたが、奇跡的と思える回復です。  ロールオン・テイクオフ&ローアングル・キューバンです。
 低空を飛行しています。  遠く離れていたので、展示飛行の様子は省略します。
上空を大きく旋回した時には、近付くこともありました。
 バーティカル・キューピッドです。  スター・クロスです。
 ローリング・コンバット・ピッチです。  真横から見たコーク・スクリューです。
 ブルーインパルスが着陸します。 この後、午後3時15分から、F-2機動飛行が予定されていましたが、ここで帰宅することにしました。  以上で松島基地航空祭2018のリポートを終了します。