陸上自衛隊 第41回福島自衛隊音楽祭鑑賞記録

 2018年12月22日(土曜日)

 福島市飯坂町の「パルセいいざか」で開催された第41回福島自衛隊音楽祭を鑑賞してきました。
 この音楽祭の主演は、福島駐屯地音楽隊、第6音楽隊、郡山駐屯地音楽隊、第44普通科連隊ファンシードリル隊、郡山未来響衛太鼓で、賛助出演として和雅美太鼓 雅が参加しました。
 自衛隊の音楽祭としては稀な1日2回の公演が行われ、事前応募による抽選が無いので、誰でも鑑賞できる開かれた音楽祭と言えると思います。
 音楽祭のプログラムは下記の通りで、会場で配布されたパンフレットから転載しました。

 オープニング
  マラゲーニャ
  国家斉唱
 第1部
  海を越える握手
  となりのトトロ ~コンサート・バンドのためのセレクション~
  スタンド・アローン ~NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」より」~
 第2部
  太鼓演舞 ~響、武将~
  太鼓演舞 ~阿武隈川悠久の流れ、会津磐梯山~
  ファンシードリル演技
 第3部
  栄光は君に輝く
  日本の情景「冬」
  レ・ミゼラブル

 文面と画像の一部は、陸上自衛隊福島駐屯地、自衛隊福島協力本部のホームページ及びtwitterから引用しました。
 陸上自衛隊福島駐屯地
  http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/fukushima_hp/index.html
 自衛隊福島協力本部
  http://www.mod.go.jp/pco/fukushima/
  https://twitter.com/Fukushimapco

 午前10時から開催された第1回講演を鑑賞することにしました。 臨時駐車場から会場までの徒歩での道程は約800mですが、シャトルバスを利用させて頂くことにしました。  シャトルバスは、大型バス、マイクロバス、高機動車が用意されました。 今年は運良く高機動車に乗車することができました。 12月下旬で肌寒い気候でしたが、意外にも後部座席の暖房能力が高い感じがしました。
 会場の飯坂温泉観光会館「パルセいいざか」です。  開演の約30分前に到着しましたが、既に多くの席が埋まっていました。 午前と午後の公演は、約2,700名の来場者で賑わいました。
 開演の約30分前には、DREAMS COME TRUE、名探偵コナンなどが演奏されました。 折角の機会なので、早めに入場するとを勧めます。  曲に合わせて陸上自衛隊のマスコットキャラクター陸BOY「タクマくん」と陸GIRL「ユウちゃん」が踊りました。
 開演までの間、スクリーンには、福島駐屯地の活動を伝える写真が上映されました。  開幕です。
 オープニングは、「マラゲーニャ」です。 開幕から迫力ある演奏が行われました。  福島駐屯地ファンシードリル隊が入場しました。
 音楽隊とファンシードリル隊が整列しました。 来場者も起立し、国旗入場後に国歌斉唱が行われました。  国旗入場です。
 第1部は、第6音楽隊により「海を越える握手」、「となりのトトロ」、「スタンド・アローン」が演奏されました。  第1部終了後に、陸上自衛隊のマスコットキャラクターが紹介されました。
 第2部の最初は、郡山未来響衛太鼓による演奏です。 郡山駐屯地の隊員やOBで編成されています。  照明による演出が凝っています。 「響」と「武将」の2曲を演奏しました。
 続いて、和雅美太鼓 雅による太鼓演奏です。 二本松市を拠点とする女性だけの和太鼓グループです。  会場準備班の紹介です。 福島駐屯地の17名の隊員が、音楽祭の舞台準備に従事しました。
 第2部の最後は、福島駐屯地ファンシードリル隊によるファンシードリル演技です。 陸上自衛隊の一般部隊では、唯一のファンシードリル隊なので希少です。  ステージは狭いので、屋外で行われる演技よりも縮小されていますが、演出には工夫が盛り込まれています。
 次々と隊員が入場して規模が拡大しますが、ステージ展示の独特の演出です。  屋外展示では、24名程度で編成されていますが、ステージ展示では、場面ごとに隊員が入れ替わっているように見えました。
 屋外展示では、十字隊形での回転を1個16名で行いますが、ステージ展示では、2個8名で行いました。  ドラム演奏です。 両端の奏者は制服が異なり、第6音楽隊との合同演奏のようです。
 ステージの照明が暗くなり、ファンシードリル隊が再入場しました。 64式小銃がLEDで装飾されていますが、初めて見る演出でした。  電飾された小銃を振り回していますが、幻想的にも見えました。 音楽祭での演技は会場が狭いため、限定的な演技と思っていましたが、毎年変化が加えられています。
紙テープが装填された空砲の発射です。
 遠いので推測にしか過ぎませんが、発光ダイオードのベルトを貼り付けているように見えます。  小銃が宙を舞う中を行進しています。 駐屯地祭では、正面から見られる機会はありませんが、音楽祭では、早く会場に到着できれば見ることができます。
 空砲射撃と共に旗を展開して終了しました。  ファンシードリル隊の旗です。
 第2部の終了です。 約15分の休憩後、第3部が開始されました。  第3部では、第6音楽隊、福島・郡山駐屯地音楽隊による「栄光は君に輝く」、「日本の情景「冬」」、「レ・ミゼラブル」が演奏されました。 
全出演者によるフィナーレです。
 出演者が観客席を通って退場します。 会場外で待機しており、公演終了後に来場者を見送りました。  アンコールは、「赤鼻のトナカイ」です。 この演奏会はクリスマス前の12月22日に開催されましたが、クリスマスらしい選曲がされました。
 演奏会の終了です。 感動の音楽祭でした。 来年も鑑賞できればと思います。  帰りのシャトルバスは、バスと高機動車の乗り場が別れており、選択することができました。 バスの方が待ち時間が少ないのですが、折角の機会なので、高機動車を選びました。 以上で音楽祭のリポートを終了します。