戦闘糧食試食(番外編)
防災弁当1日セット


 今回は、防災用の保存食を試食しました。
 これは、災害対策としての備蓄のためでは無く、以前、自衛隊関連施設で販売されていたものをコレクション(?)として購入したものですが、賞味期限が迫ってきたので、試食してみることにしました。
 中身は「ウインナーカレー」、「すき焼きハンバーグ」、「中華風カルビ」の3食で1日分になります。
 写真は、夜中に撮影したものなので、色調が不自然なことを予め断っておきます。

 今回、試食した「防災弁当1日セット」です。
 ダンボール箱に入っています。
 パッケージの内容物の全てです。
 左側から白飯、レトルトパックのおかず、右側の濃緑色の物はヒーターです。
 中華風カルビ丼です。
 内容量 180g
 ウインナーカレーです。
 内容量 250g
 すき焼きハンバーグです。
 内容量 200g
 白飯です。
 内容量 200g
 中華風カルビ丼です。
 開封して白飯のパックに掛けた状態です。
 ごはんが少し固めになってしまいました。
 市販のパックご飯よりも水分が少ない感じがします。
 ヒーターの余熱で十分に加熱した後、具を白米に掛けてから少し時間を置いて、ご飯に染み込ませてから食べた方が良いです。
 ウインナーカレーです。  すき焼きハンバーグです。
 具が沢山入っていて、目は贅沢に見えます。

  個人的評価
中華風カルビ丼 ★★★  やや辛口めです。
 コンビニ弁当のカルビ丼とは異なり、カルビは少ししか入っていません。
 汁が多めなので、ご飯が固まっている場合には丁度良いかも知れません。
ウインナーカレー ★★★★★  甘口です。
 スパイスが少し利いているので、甘ったるさは、あまり感じられません。
 万人向けの味付けとしていると思いますが、子供には辛さが口の中に残るかもしれません。
 パックご飯の量に対してカレーは多めで、具はウィンナーが1本半分、小さく刻まれた人参と玉葱が見えるだけです。
 ご飯を食べながら、レトルトパックからカレーを少しずつ移しながら食べることになります。
すき焼きハンバーグ ★★★  味付けは甘めです。
 玉葱と牛肉が多めな感じがします。
 ハンバーグ大きめですが、味はほとんどありません。
 すき焼き丼にハンバーグが入った感じです。
白飯  スーパーで販売されているパックご飯と味に大差はありませんが、長期間保存できます。
 十分に加熱した後、余熱で蒸らさないと、ご飯が固めになってしまいます。
 成人男性には、量が少な目に思えます。
 評価は★★★★★が最高、★が最低ですが、あくまで個人的な主観によるものです。
 最低限の食事として、容認できる味覚であるかという視点から評価を下したので、評価は甘いと思います。

 国産の和食なので、日本人の味覚に合います。
 アメリカ軍のMREとは異なり、美味しく頂くことができました。
 味付けは、良くも悪くも万人向けにしたうえで、コストを抑えた感じがします。
 自衛隊の戦闘糧食にも同じメニューがありますが、味付けの差異を比較が出来ないのが残念です。
 これまで試食してきたMREに甘い評価をしてきたので、比較すると厳しい評価となってしまいましたが、MREよりもはるかに美味しく、一般のレトルト食品と比較すれば見劣りしてしまいます。

 保存期間は約3年なので、災害時の非常食として長期間の保存ができます。
 長期間の保存ができることや加熱材が同梱されていることなどから見ても、安価に抑えられている思います。
 内容に問題は無いのですが、プラスチック製スプーン1本と割り箸1膳しか入っていないので、3食分使い回ししなければなりません。
 防災用保存食の用途ですが、水が十分に確保できるか分からない状況や、避難場所などでの衛生管理の面から、スプーン3本が入っていればと思います。

 災害時に備えて、食料品などは3日分の備蓄が推奨されていますが、 この防災弁当は結構重くて体積があるので、1家族4名と見れば12箱、さらに飲料水などを保管することを考えると、相当な重量になってしまいます。
 災害時に備えて備蓄するのであれば、この防災弁当と他の簡易保存食などを組み合わせた方が良いかと思います。

 余談ですが、防災用品は押入の奥などに保管されていることが多いと思いますが、災害時には家屋の倒壊などで、防災用品が十分に活用できなかった問題も発生しています。
 保存食などの防災用品は、保管場所にも配意する必要があると思います。