東日本大震災体験記録


 2014年1月4日(土曜日)

 毎年、正月三が日の混雑が過ぎてから初詣に行っています。
 昨年は福島稲荷神社、一昨年は福島県護国神社を参拝してきましたが、今年は福島市飯坂町にある中野不動尊を参拝してきました。
 中野不動尊は、日本三大不動の一つとも言われており、約830年の歴史があるそうです。



中野不動尊の本堂です。


 2014年1月12日(日曜日)

 以前は、自衛隊のイベントなどを見に行ったりしていることは、同じ趣味を持つ知人などの狭い範囲にしか話していませんでしたが、趣味の話をする範囲を少し広げたところ、チケットやカレンダー、クチコミ情報などが頂けるようになりました。
 今回は、カレンダーとスケジュールブックを頂きました。
 カレンダーは、第1空挺団・全日本空挺同志会のものです。
 今年1月12日は、第1空挺団の平成26年降下訓練始めが行われましたが、一度は見に行きたいと思っています。
 スケジュールブックは、第124地区警務隊と表示されています。
 リングブックで、カラーページや様々な資料も付いており、凝った作りになっています。

 

写真左側はカレンダー、右側はスケジュールブックです。


 2014年1月25日(土曜日)

 福島県文化センターで開催された第36回福島自衛隊音楽祭を鑑賞してきました。
 自衛隊音楽隊は、東日本大震災での災害派遣活動の傍ら、避難所や被災地の施設での音楽演奏を行っており、被災者に勇気と元気を与えています。



福島自衛隊音楽祭での演奏の様子です。


 2014年2月9日(日曜日)

 前日からの記録的な大雪のため、高速道路は通行止め、鉄道ダイヤも大幅に乱れるなどの混乱が発生しました。
 この日は、以前から茨城県に行く予定を立てていたので、一般国道を走行して、長い時間を掛けて向かうことになりました。
 その途中に、いわき市三崎公園にも立ち寄りました。
 ここには、旧日本海軍の駆逐艦「澤風(沢風)」のタービンが保存されています。
 駐車場の自動車には、厚く雪が積もっていました。
 福島市の最大積雪量は、44cmを観測しました。

 三崎公園のマリンタワーです。
 いわき市に、これ程の雪が降り積もることは珍しいことです。
 写真左下には、澤風のタービンが小さく写っています。


 2014年2月10日(月曜日)

 筑波海軍航空隊記念館と茨城空港に行ってきました。
 筑波海軍航空隊記念館は、映画「永遠の0」の公開を記念して、旧筑波海軍航空隊司令部庁舎の一部を、平成24年12月20日から平成25年5月6日までの期間限定で一般公開しています。
 ここでは、映画の一部の撮影も行われましたが、撮影で使用されたセットや、当時の資料などを見ることができます。

 筑波海軍航空隊記念館を見た後、茨城空港から航空自衛隊百里基地を見てきました。
 積雪のために、航空自衛隊の飛行訓練は行わるはずがないと思い込んでいましたが、幸いにも、F-15JやU-125Aの飛行を見ることができました。
 筑波海軍航空隊記念館です。
 現存する旧筑波海軍航空隊司令部庁舎の一部を一般公開しています。

 茨城空港から見た百里基地です。
 積雪が残る中、F-15Jが飛行訓練を行っていました。


 2014年2月16日(日曜日)

 西日本から東日本の各地では、先週末に続き、記録的な大雪に見舞われました。
 1月15日の福島市内の積雪量は、観測史上4番目となる54cmを記録しました。
 同日、福島市土湯峠付近の国道115号線では、大雪のため車両約20台が孤立し、福島駐屯地の第44普通科連隊約60名が災害派遣出動しました。



 午前8時30分ころの福島赤十字病院前、国道4号線の様子です。
 上下線とも渋滞しており、全く動きません。


 2014年3月5日(水曜日)

 宮城県名取市で映画「絆 -再びの空へ-Blue Impulse」を観てきました。
 現在のところ、上映される映画館は少ないのですが、イオンシネマ名取では、3月1日~3月14日までの2週間限定で上映されます。
 専門誌だけでは知ることができなかった、震災発生時の状況からブルーインパルスの復活までの道程に感動しました。



 配給元の有限会社バナプルのホームページに掲載されている画像を転載して紹介させて頂きます。


 2014年3月11日(火曜日)

 東日本大震災から今日で3年が経過しました。
 県内各地をはじめ、全国では、追悼慰霊祭が行われていますが、改めて当時の記憶が呼び覚まされた思いがします。
 この日までに確認されている福島県内の被害状況は、死者3,498人、行方不明者4人、重軽傷者182人、避難者135,133人、住宅全壊21,246棟です。
 震災から3年が経過しても、多くの避難生活者がいることには、福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染が要因と言えます。

 この日は訳あって、双葉郡浪江町に行きました。
 浪江町の中心市街地から、福島第一原子力発電所までの距離は約8kmしかなく、現在も浪江町全域の住民が避難生活を強いられています。
 浪江町の中心市街地の様子です。
 震災発生から間もない日から、何度か福島第一原発周辺地域に入っているので、被災地の様子を目にしていますが、除染や復興作業などが進められているものの、年月の流れと共に街が朽ちていく様子が感じられます。
 浪江駅~双葉駅間のJR常磐線の様子です。
 鉄道は復旧されていないので、レールは赤く錆びて枯れた雑草が覆っています。
 津波で倒壊した家屋や自動車なども手付かずになっていますが、凄惨な写真の掲載は控えさせて頂きます。
 写真の中央に見えるのは、福島第一原発の煙突です。
 沿岸部は、主要道路以外の瓦礫の撤去は全く手が付けられていません。
 断っておきますが、被災地には一時帰宅者や復興関連事業者、その他の特別な理由が無い限り、立ち入ることはできません。

 浪江町請戸地区の海岸から見た福島第一原発です。
 この場所から福島第一原発までの距離は約6.5kmしかありません。
 原子力規制委員会が公開しているこの付近の空間放射線量は、0.071~0.351μSv/hなので、大幅に低下しているものの、福島第一原発では、現在も汚染水漏れなどの事故が頻発しています。
 誤解の無いように補足しておきますが、浪江町内では約16μSv/hも計測されている箇所もあります。


 2014年3月22日(土曜日)

 天気が良かったので、桜の名所「花見山公園」に行ってきました。
 今年の福島市の桜の開花予想は、4月9日と見られています。
 花見山公園では、様々な種類の花樹が見られます。
 桜の開花には早いのですが、マンサクの花は開花していました。

 花見山駐車場のモニタリングポストは、0.277μGy/hを表示していました。
 表示されている単位は「μGy/h」ですが、原子力規制委員会では、「μSv/h」と同じ数値として公表しています。
 因みに、昨年4月9日の最大値は約0.35μSvでした。


 2014年3月28日(月曜日)

 今月の福島市の市政だよりには、多くの広報誌やパンフレットなどが挟んでありました。
 福島市の観光名所やイベントを紹介した「福島市こでらんに博 Vol.4」と「ふくしま まちなかイベントカレンダー 2014.Spring」、放射線の基礎知識や食品の安全性などを分かり易く解説した「食品と放射能 Q&A ~福島市版~ 平成26年3月31日改訂版」、除染作業の進捗状況やモニタリング結果などの情報を掲載した「福島市放射線対策ニュース(第15号)」、福島市の名勝や旧跡などを紹介した「ふくしま景観100選」、福島県広報誌「ゆめだより」、地区広報誌2誌、その他5誌です。

 福島市こでらんに博は、福島第一原発事故のために減少した観光客を回復するために、国内外に「希望ある復興」として、観光情報を発信しています。
 中央下に掲載したガイドブックは、「こでらんに博」の公式HPからダウンロードすることができます。
 なお、福島市の観光情報は、福島市観光コンベンション協会の公式HPでも紹介されています。

  

 市政だよりと一緒に届けられた広報誌などです。
 時節柄、桜の名所やイベントの紹介に誌面が割かれています。
 福島市では、多くのイベントが開催されているので、楽しみにしたいと思います。


 2014年4月6日(日曜日)

 陸上自衛隊 宇都宮駐屯地創立64周年記念行事を見てきました。
 新年度初めてのイベント見学ですが、4月1日から消費税が5%から8%に増税されことで、高速道路通行料金などが値上げされており、外出にかかる諸費用が増加しました。
 ガソリン販売価格は、消費税増税の他に地球温暖化対策のための税(温暖化対策税)も増税され、1リットルあたり約5円も値上がりしています。
 早くも来年10月には、消費税が10%に増税されることが検討されており、平成28年4月には、更に温暖化対策税が増税されるようなので、今後のイベント見学は、出費を抑えたプランを考える必要があります。



中央即応連隊が主体で行った訓練展示は、迫力がありました。


 2014年4月9日(水曜日)

 福島市では、4月8日に桜の開花が宣言されました。
 この日は快晴で、最高気温が20.1℃まで上昇したので、開花状況が進んだように見られました。
 信夫山の護国神社です。
 信夫山の桜は、五分咲きから七分咲きくらいまで開花していました。
 信夫山には、福島市の開花を判断するソメイヨシノの「標本木」があります。


 「四季の里」から見た吾妻連峰です。
 観光道路「磐梯吾妻スカイライン」は、4月8日に再開通しました。

 2014年4月12日(土曜日)

 福島市内では、桜が満開になりました。
 晴天に恵まれたので、花見山公園の桜を見てきました。

 今日から4月20日までの間、福島駐屯地では花見一般開放が行われますが、福島駐屯地の桜の満開は数日後になりそうです。



 花見山の様子です。
 花見山や周囲の山々には桜をはじめ、多くの鑑賞樹木が植樹されています。
 花見山から見た福島市内の様子です。


 晴天に恵まれた土曜日だったので、多くの観光客で賑わっていました。


 2014年4月14日(月曜日)

 陸上自衛隊福島駐屯地では、桜の開花時期に合わせて、福島駐屯地一般花見開放が行われています。
 駐屯地内の桜が植樹された地区や防衛資料館などの施設を一般開放していますが、快晴に恵まれたので、桜の写真の撮影に行ってみることにしました。



グランドの周囲には桜が植樹されており、ほぼ満開でした。


 2014年4月20日(日曜日)

 福島競馬場では、春の福島競馬の開催されましたが、開催期間中、多彩なイベントが行われます。
 仮面ライダーやプリキュアなどのキャラクターショー、芸能人のトークショー、地域物産展など、競馬ファン以外でも楽しめるイベントが開催されます。
 この日は、「ふなっしートークショー&記念撮影会」が行われました。



 千葉県船橋市非公認のご当地キャラ「ふなっしー」です。
 人気ゆるキャラのイベントなので、会場は家族連れなどで、非常に混雑していました。


 2014年5月7日(水曜日)

 独立行政法人放射線医学総合研究所から健康調査ニュースレター第2号が届きました。
 この文書によると、福島第一原子力発電所の事故の際に、様々な業務の従事した645名の協力を得て、事故に対応する業務に伴って受けた放射線量や定期健康診断結果、生活習慣などに関するアンケート調査などのデータの分析を進めていると説明されています。



 本号では、主にアンケート調査で寄せられた質問と、その回答が掲載されていました。


 2014年5月9日(金曜日)

 福島市放射線健康管理室から内部被ばく検査受検の案内通知書などが郵送されました。
 この通知書によると、平成25年末までに、福島市民全員にホールボディカウンタによる内部被ばく検査を通知していますが、受検していない方が多い状況にあるとされており、検査を呼びかけています。

 

 案内通知書の一部です。
 合わせて、がん検診などの健康診断の受検も呼びかけています。


 2014年5月24日(土曜日)

 ふくしまスカイパークで行われた「第3回スカイスポーツ国際交流フェスティバル(農業きぼう祭)」を見てきました。
 このイベントでエアロバティックスを披露する室屋義秀氏は、今年4月13日に行われたレッドブルエアレース第2戦クロアチア大会で、アジア人初となる3位入賞を果たしました。
 世界トップレベルの曲技飛行を目の当たりにして、改めて感動しました。



室屋義秀氏のエアロバティックスの様子です。


 2014年5月25日(日曜日)

 陸上自衛隊 北宇都宮駐屯地開設41周年記念行事を見てきました。
 この駐屯地内には飛行場が開設されており、航空学校宇都宮校や第12ヘリコプター隊第1飛行隊などの部隊が配置されています。
 例年、観測ヘリコプター「OH-06D」で編成されたアクロバットチーム「スカイホーネット」の曲技飛行が行われていますが、この日が最後の飛行展示となり、40年の歴史に幕を下ろしました。
 スカイホーネットの演技の様子です。
 二度と見ることができないのが残念です。

 東日本大震災での活動の様子が紹介されていました。
 北宇都宮駐屯地の部隊は、福島県相馬市での捜索活動、福島第一原発の放水冷却、気象・航空管制支援などを行っています。


 2014年5月28日(水曜日)

 福島県消防防災ヘリコプターの救難活動を見ました。
 この場所は狭い渓谷で、上方にはアーチ橋が架けられています。
 狭い空間で強風が吹く劣悪な状況のため、ヘリコプターが滞空することは困難と思われましたが、救難活動は実行され、救難員の練度の高さを実感しました。



 橋上から見た救難活動の様子です。
 ヘリコプターの上方から救難活動の様子を見る機会は、稀なことだと思います。


 2014年6月8日(日曜日)

 陸上自衛隊 岩手駐屯地創立57周年記念行事を見てきました。
 震災から3年も経過すると、生活圏が被災地から離れていることもあり、日常生活からは被害の跡が見え難くなっているように思えます。
 駐屯祭で展示されていた写真パネル展には、東日本大震災での災害派遣活動の様子が紹介されていました。
 テレビの映像で見た情報などでしか知る術はありませんが、岩手県も津波などによって甚大な被害を受けています。 
 74式戦車4両による一斉射撃の様子です。
 戦車大隊と特科連隊が配置されている駐屯地祭なので、訓練展示は迫力がありました。


 写真パネルの一部を紹介します。
 岩手県では、5,800人以上もの死者・行方不明者の被害を受けており、困難を極めた災害派遣活動の様子が伝わってきます。


 2014年6月28日(土曜日)

 ふくしまスカイパークで「BREITLING MEMBERS SALON 2014 SPECIAL EDITION」が開催されました。
 このイベントは、ブライトリングを正規販売店で購入したクラブ・ブライトリングのメンバーを対象としたものですが、非会員でも間近から室屋義秀氏のエアロバティックスを見ることができました。
 会員特典として、当日抽選で室屋氏の操縦による体験飛行や、ベントレーの同乗走行などが予定されていました。
 「RED BULL」から「BREITLING」に塗り替えられたエクストラ300S


 エクストラ300Sとイギリスの高級車ベントレーとの共演です。


 2014年7月5日(土曜日)

 福島市政策推進部除染推進室住宅除染課から放射線量モニタリング票が郵送されました。
 これまでの経過について、モニタリング票から確認すると、平成25年7月9日に事前モニタリング、平成25年8月9日に屋根の除染作業開始、平成25年8月26日に庭の除染作業開始、平成25年11月25日に事後モニタリングとなっています。

 モニタリング票の数値を見ると、最も高い測定値は、雨樋下高さ 1cmが除染前 1.09μSv/hでしたが、除染後 0.23μSv/hに減少しています。
 玄関前は、高さ 1cmでは、除染前と除染後で変化が無く 0.07μSv/hでしたが、高さ50cmでは、0.20μSv/hから0.07μSv/hに減少しています。
 室内1階は、高さ1cm 0.13 → 0.10、高さ50cm 0.14 → 0.12、高さ100cm 0.15 → 0.13μSv/hに減少しています。
 送付書類の説明によると、除染後、測定高1cmの数値より100cmの数値が高い箇所は、住宅周辺からの影響を受けていることが考えられるということです。

 測定地点によって、数値の開きがあるので一概には言えないとは思いますが、屋外では最小で64%、最大で23%にまで減少しているので、除染作業の効果が見られるものの、室内の減少幅は僅かでしかありません。

 

 郵送された放射線量モニタリング票です。
 23地点を地上1cm、50cm、100cmの高さで測定した結果が、図面を使用した一覧表で分かり易く説明されています。


 2014年7月10日(木曜日)

 福島市放射線健康管理室から、個人積算線量計の配布についての文書が郵送されました。
 この文書によると、福島市では平成23年から平成25年まで、外部被ばく線量測定のため、福島市に住所のある乳幼児や小・中学生を対象に個人積算線量計(ガラスバッジ)を配布してきましたが、本年度は全市民が対象に拡大されたと説明されています。

 実施の流れは以下のとおりです。
1 希望者は申込書兼同意書を返送します。
2 8月下旬にガラスバッジが郵送されます。
3 ガラスバッジが到着した日から3ヶ月間着用します。
4 12月にガラスバッジを提出します。
5 2月に測定結果が送付されます。
6 測定結果は、福島市健康管理検討委員会の助言のもとで検証され、今後の健康管理に活用されます。

  

 郵送された文書の一部です。
 左側は案内書、中央はガラスバッジの説明書です。
 右側は電子式積算量計の貸し出しの案内です。
 ガラスバッジは3ヶ月間も連続して携帯しなければならないのですが、電子式積算量計は1週間の測定なので、負担が軽減されそうです。


 2014年7月20日(日曜日)

 土曜日・日曜日・祝日(海の日)と3連休ですが、GEOでは3日間限定で新作・準新作のDVD・ブルーレイディスクのレンタル価格が100円に値下げされていたので、「遺体 明日への十日間」を借りてきました。
 この映画は、東日本大震災の大津波で被害を受けた岩手県釜石市で、廃校となった小学校体育館に開設された遺体安置所での人間模様を描いています。
 2012年2月から映画館で上映されましたが、見に行く機会を逸してしまい、何れレンタル価格が下ってから見ようと思っていました。
 多くのシーンが遺体安置所で、当時の過酷な状況が所々に再現されています。



 東日本大震災や原子力発電所災害を題材にした映画やドキュメンタリーは数多く制作されています。
 ネット上の評価や感想は様々で、家族や知人を震災で亡くしている方は辛い記憶を呼び覚ますことになりそうですが、当時の被災地の状況を多くの人に知ってもらうために、関心を持たれれば鑑賞を勧めたいと思います。


 2014年7月26日(土曜日)

 宮城県仙台港で海上自衛隊の補給艦「はまな」が一般公開されました。
 「はまな」は、東日本大震災では救援物資輸送や捜索活動などを行っています。



 仙台港に停泊する補給艦「はまな」です。
 海上自衛隊の補給艦は、護衛艦隊への補給を主任務としていますが、テロ対策特別措置法に基づく協力支援や、大規模災害での国際緊急援助活動などの国際平和協力活動にも従事してきました。


 2014年7月28日(月曜日)

 今年は、劇的な幸運が感じられません。
 「平成26年度富士総合火力演習」と富山港で開催される「海上自衛隊 護衛艦しらね体験航海」の応募に落選しました。
 残念ですが、真夏のミリタリーイベントは航空祭も控えており、まだこれからです。



 左側は富士総合火力演習、右側は体験航海の落選通知の葉書です。
 総火演も体験航海も人気のあるイベントなので、当選倍率は非常に高いようです。 


 2014年8月4日(月曜日)

 富山県伏木港で行われた護衛艦「しらね」一般公開を見てきました。
 富山県は隣の隣の県ですが、自宅から伏木港までの距離は約450kmもあります。
 航空祭であれば、この程度の距離に難色を示すことは無いのですが、体験航海の応募に外れて一般公開だけでは、ガソリン代や高速道路通行料金などの出費や、長時間の運転に見合うだけの魅力が感じられません。
 それでも、「しらね」は来年3月に護衛艦「いづも」の就役をもって、除籍することになっており、しらね型護衛艦が見られる機会は、これが最後になるかもしれないので、今回は富山県と近県の観光旅行を主要な目的として、その序でに「しらね」を見ることにしました。
 護衛艦「しらね」は、東日本大震災の発生直後から被災地に派遣されて、捜索救助活動などを行っています。


 黒部渓谷トロッコ列車です。
 この日は富山県内を観光して、宇奈月温泉に泊まりました。


 2014年8月5日(火曜日)

 旅行の2日目は、黒部ダムなどを観光しました。
 白馬八方尾根スキー場です。
 大きなスキー場で、付近は観光地として整備されています。
 長野県には良質なスキー場が多いので、観光や温泉旅行と合わせてスキーやスノーボードに行ってみたいです。


 黒部ダムです。
 高さは186mもあり、日本一の高さを誇ります。
 標高は約1,500mで、近くの山々には残雪が残っており、涼しかったです。


 2014年8月6日(水曜日)

 旅行の3日目は、航空自衛隊百里基地に寄り道しましたが、T-4中等練習機21機(だったように見えました?)が次々と離陸するところを見ることができました。
 T-4は、今年10月に開催される航空観閲式の訓練を行ったようです。



 今年は航空自衛隊創設60周年を迎えます。
 航空観閲式では、17機のT-4で「60」の文字を大空に描くようです。


 2014年8月23日(土曜日)

 東松島夏まつりを見てきました。
 宮城県東松島市には、ブルーインパルスが拠点としている航空自衛隊松島基地があり、地元となる東松島市の夏祭りでは、ブルーインパルスの飛行展示が行われます。
 東松島市は、東日本大震災による大津波などにより、死者1,100名を越える甚大な被害を受けています。



会場上空を飛行するブルーインパルスです。


 2014年8月24日(日曜日)

 福島県岩瀬郡天栄村にあるブリティッシュヒルズに行ってきました。
 ここは、中世英国を再現した英国文化が体験できる施設で、施設内では基本的に英会話となります。
 家族がTOEIC800点へのレベルアップを目標に勉強をしているので、応援する意図がありました。
 私は英会話が全くダメで、海外旅行にも行ったこともありませんが、いつかは家族の通訳で海外の戦車博物館を見に行ければと思っています。
 ブリティッシュヒルズの受付の建物です。
 雨模様だったので暗い写真になってしまいました。
 巨大なアームストロング砲です。
 イベントでは空砲を撃つようです。


 夜は「復興祈念 福島競馬場花火大会」を見ました。
 今年見ることができた唯一の花火大会でした。


 2014年8月30日(土曜日)

 福島市飯坂町にある「パルセいいざか」では、第3回福島シネマフェスティバルが開催されました。
 このイベントは、東日本大震災発生後の福島の復興と飯坂温泉の観光客の減少を回復するために開始されました。
 今年は、アナと雪の女王、機動警察パトレイバー劇場版など4本の映画が入場無料で、昼間はパルセいいざかでの屋内上映、日没後は巨大スクリーン(縦11m×横17m)を使用した野外上映が行われました。
 今回は、実写版である「THE NEXT GENERATION -パトレイバー-」の撮影に使用された実物大の「98式イングラム」が公開されました。


 全高は8mもあります。
 東北地方でデッキアップされるのは、今回が初めてということです。
 輸送状態の98式イングラムです。
 トランスポーターも非常に大きいです。
 98式イングラムと実物のパトカー、白バイのコラボレーションです。


 2014年9月6日(土曜日)

 三沢基地航空祭を見に行くのに合わせて、青森県立三沢航空科学館を見てきました。
 ここでは、特別企画展示として、旧日本陸軍の一式双発高等練習機が展示されています。
 この機体は、第二次世界大戦中の昭和18年、十和田湖に不時着水した実機で、昨年9月に湖底から引き揚げられました。
 国内に現存する唯一の機体とされています。
 一式双発高等練習機です。
 69年もの間、湖底に沈んでいたとは思えないほど、原型を留めています。


 敷地内の公園からは、ブルーインパルスの予行飛行を見ることができました。


 2014年9月7日(日曜日)

 三沢基地航空祭を見てきました。
 三沢基地航空祭を見に行くのは、東日本大震災が発生した平成23年以来のことになります。
 アメリカ空軍の無人偵察機「グローバルホーク」です。
 国内で初めて公開されました。


 航空自衛隊のF-2A戦闘機の機動飛行の様子です。
 航空自衛隊創設60周年の記念塗装が施されています。


 2014年9月10日(水曜日)

 土湯温泉から奥にある山に登りました。
 登山と言うには程遠い軽装で、行程距離も短く、雪解けや降雨時にしか水が流れない大小の岩が連なった険しい沢でした。
 この辺りは、あと2ヶ月も経てば、紅葉が見頃になります。
 

 左側 : 歩き難い岩が連なる沢を登りました。
 右側 : 雪解けや降雨後にしか水が落ちる姿を見ることができないので、幻の滝と言われているようです。


 2014年9月23日(火曜日・秋分の日)

 例年、お盆の時期は多忙なので、秋彼岸の時期に会津若松市の実家に帰省することが多くなっています。
 この時期に帰省した時には、会津まつりを見てくるのですが、会津まつり最終日の会津藩公行列には、昨年放送されたNHK大河ドラマ「八重の桜」で主役を務めた綾瀬はるかさんが参加しました。
 この日の観光客は、昨年を約4万人上回る約18万人にも達したそうです。



 本丸で行われた出陣式には、綾瀬はるかさんが戊辰戦争の籠城戦を戦った衣装で登場しました。
 会場は非常に混雑しており、ステージから約130m離れた石垣の上から見たので、松の枝が視線を遮りました。


 2014年10月5日(日曜日)

 陸上自衛隊 武器学校・土浦駐屯地開設62周年記念行事を見てきました。
 土浦駐屯地に配置された武器学校は、整備教育などを行う機関であり、最新装備が優先して配備されています。
 以前から一度は見に行きたいと思っていたものの、毎年、様々な都合で断念させられていたのですが、ようやく今年になって、念願が叶うことになりました。



 雨の中で行われた訓練展示の様子です。
 陸上自衛隊に現用配備されている10式戦車、90式戦車、74式戦車の3種類の戦車が登場しました。


 2014年10月8日(水曜日)

 皆既月食を見ました。
 午後7時過ぎ~8時過ぎと遅い時間ではなく、雲の薄い天候だったので、明瞭に見ることができました。
 国内で皆既月食が見られるのは、平成23年12月以来のことで、約3年ぶりとのことです。



 撮影した皆既月食です。
 満月が赤く輝いています。


 2014年10月11日(土曜日)

 陸上自衛隊 福島駐屯地創立61周年記念行事を見てきました。
 福島駐屯地祭は、東日本大震災が発生した2011年(平成23年)から4年連続して見ることができました。
 一般来場者用駐車場に止めてあった高機動車です。
 「第6師団 災害派遣 第44普通科連隊(福島県)」と表示されています。
 災害発生時の先遣隊が使用する車両として、平素から準備されているようです。


 高機動車に貼り付けられていた文字です。
 災害派遣時には、初動支援部隊として、災害現場の情報収集や後続する本隊の展開場所の確保などを行うものと思われます。

 2014年10月18日(土曜日)

 10月26日には、百里基地で「防衛省・自衛隊60周年記念航空観閲式」が開催されます。
 航空祭とは異なり、一般向けに公開されるイベントでは無いので、会場に入って見ることはできません。
 当日は、「MV-22オスプレイ」と「F-35モックアップ機」の地上展示が行われる予定であり、周辺は非常に混雑することが予想されることから、一週間前に行われる事前公開を見に行くことにしました。
 この日は、百里基地周辺の撮影スポットの様子を確認することにしました。 
 余談になりますが、今年3月21日に東北自動車道上り線安達太良SAに設置された自動販売機です。
 高さ約3メートルウルトラセブンが立っており、背景と自動販売機には安達太良山と街並みの風景が描かれています。


 茨城空港から見た百里基地の様子です。
 ブルーインパルスが見えます。

 2014年10月19日(日曜日)

 防衛省・自衛隊60周年記念航空観閲式事前公開を見てきました。
 場外からの見学なので会場までの距離が遠く、逆光気味のために良好な写真は撮影できませんでしたが、観閲飛行や機動飛行、ブルーインパルスの飛行展示などを見ることができて、十分に楽しむことができました。
 私にとって今年最後のミリタリーイベント見学になります。



 茨城空港公園から見た百里基地の様子です。
 一部に雲が広がっていましたが、天候に恵まれ、快適な環境でした。
 航過飛行の様子です。
 左側は「C-1 FTB」、右側は開発中の次期輸送機「XC-2」です。
 C-1と比較して、機体の大きさが分かると思います。


 60周年記念飛行の様子です。
 今年は、防衛省・自衛隊発足60周年を迎えました。
 17機のT-4で「60」の文字を描いています。

 2014年11月8日(土曜日)

 福島市のあづま総合体育館では、第35回東北南部三県警察音楽演奏会が開催されました。
 新聞によると、この演奏会は福島県・宮城県・山形県の3県の警察音楽隊が毎年1回、各県の持ち回りで開催していますが、福島県での開催は、平成23年の東日本大震災の影響で中止となったため、6年ぶりということです。 
 都合により、音楽祭の一部しか見ることができませんでした。

 会場には、災害派遣で使用されるレスキュー車や白バイなどが展示されていました。


 2014年11月11日(火曜日)

 映画「フューリー」が今月末から上映されます。
 この映画の撮影には、世界で唯一、走行可能な状態で博物館に保存されている実物のティーガーⅠ型戦車が使用されました。
 専門誌によると、撮影には僅か1時間しか使用できなかったようなので、登場する時間は短く、アクションシーンには期待できないのかもしれませんが、実物のティーガー戦車の迫力をスクリーンで見てみたいです。



福島市内の映画館には、大型の看板が設置されていました。


 2014年11月16日(日曜日)

 吾妻連峰に雪が積もっていました。
 今年の吾妻山の初冠雪は10月29日でしたが、山間部での降雪は、これから本格的になっていきます。
 吾妻山から程近い箕輪スキー場は、昨日オープンしましたが、HPに掲載されているライブカメラからは、オープン最初の日曜日とあって、混雑しているように見られました。 



福島市内から吾妻山を撮影した様子です。


 2014年11月23日(日曜日)

 相馬市駅前商店街振興組合設立30周年記念として開催されたイベント「空は海と街をつなぐ」を見てきました。
 相馬市は太平洋沿岸部にあり、東日本大震災では津波により甚大な被害を受けています。
 このイベントは、震災からの復興などを目的としており、室屋義秀氏のアクロバット飛行も行われました。



 室屋義秀氏のアクロバット飛行の様子です。
 松川浦上空では、レッドブル・エアレースでのパイロン通過を再現した飛行が披露されました。


 2014年11月25日(火曜日)

 KFB特別映画試写会「FURY」の応募に当選したので、試写会を見てきました。
 ネット上のレビューや感想は、高評価から低評価まで幅が広く、多くの人に勧め難いところですが、この映画に登場した実物のティーガー戦車やM4戦車、撮影に拘ったとされる小火器や軍装などの細部に目が引かれました。



 映画試写会の招待状です。
 ミリタリーイベントの招待券や懸賞などに応募することがありますが、稀に当選することもあるので、決してクジ運は悪くはないのかもしれません。
 旅行券や家電製品なども欲しいところですが、こちらは当選したことがありません。


 2014年11月28日(金曜日)

 福島市から配布された市政だよりと共に、「放射線を理解するためのハンドブック」が配達されました。
 このハンドブックは、A5版全15ページのもので、頒布の目的について、原発事故から3年半が経過していますが、改めて放射線とはどのようなもなのか、ポイントをピックアップしましたと説明されています。
 内容は、これまでに各行政機関等から配布された資料と同等のものですが、ホールボディカウンタの検査結果などの新しい情報も説明されていました。

 

 ハンドブックの一部ですが、内容は分かり易く簡単に説明されています。
 気になるキーワードがあれば、各種相談窓口を利用したり、ネットなどで調べるなどといった位置付けの内容になると思います。


 2014年12月15日(月曜日)

 今季初めて、福島市内に雪が降り積もりました。
 全国的に大雪警報が発令されており、大雪による災害が発生した地域もあります。



 市街地に降り積もった雪の様子です。
 積雪量は少なく、陽が昇るにつれて消えてしまいました。

 2014年12月23日(火曜日)

 来年の年賀状を投函しました。
 東日本大震災震災が発生した翌年と翌々年の年賀状は、デザインの選択に悩みましたが、昨年からは例年通りの方法で作成するようにしました。
 年賀状は友人、親戚、取引先など宛に無難なデザインのもの1種類と、もう1種類は特定少数宛にミリタリーイベントで撮影した写真から選んで作成しました。

 

 左側は一般向けの年賀状、右側は特定少数宛の年賀状です。
 ブルーインパルスやF-15Jなどの写真は、今までに何度か使用しているので、撮影機会の少ない「E-767」を選びましたが、手抜き感は否めません。


 2014年12月26日(金曜日)

 これまでに頂いた来年の自衛隊カレンダーです。
 この他にスケジュールブックも頂くことができました。



 福島市には、陸上自衛隊の駐屯地があるので、回り回ってカレンダーを入手できる機会に恵まれているのかもしれません。