サバイバルゲームに適したWWIIドイツ軍装
(銃器編)



1 購入するエアガン

 WWIIドイツ軍が使用した銃器のエアガンを紹介します。
 WWIIドイツ軍が使用していた銃器類のエアガンで、現在販売されているものは次のとおりです。
 分かり易いように一覧表としたものなので、詳しくはエアガンカタログやWebを参考にしてください。
 価格はメーカー小売希望価格を掲載しています。
 消費税込みの価格を表示していますが、一部消費税抜きの価格が混在しています。
 ショップによって値引きの差違があり、実際の販売価格が異なります。

(1) 一般的なエアガン

 比較的購入が容易で、ゲームでの使用にも耐えうるエアガンを紹介します。

メーカー 品名 販売価格 解 説
タナカ モーゼル Kar98k
60,900円 ※ 詳細はHP内の「エアガン私的評価」で解説しています。
マルシン モーゼル Kar98k
40,740円 ※ 詳細はHP内の「エアガン私的評価」で解説しています。
 限定品の「ウォールナットリミテッド HWモデル」は、41,790円
タナカ Gew33/40
66,150円 チェコ製の軍用銃をドイツ仕様にして生産したものです。
 基本的部分はKar98kと同じですが、外見は若干異なります。
TOP MP40
62,790円  大戦初期から使用されているドイツ軍の代表的なサブマシンガンです。
 市販されているドイツ軍のエアガンでは、唯一の電動ガンです。
 メタルフレームで、重量感があります。
 全長 630mm(ストック伸 830mm)、重量 3.0Kg
 装弾数 50発、可変HOP搭載
 マガジン(50連) 3,360円
 多弾数マガジン(350連) 6,090円
 スリング   8,190円
 バッテリー 7,140円
マルゼン ワルサー P38
18,690円 ※ 詳細はHP内の「エアガン私的評価」で解説しています。
マルシン ワルサー P38

写真はスタンダードモデル
9,800円
10,290円
 P38は、マルシンからも発売されています。
 こちらは、固定スライドガスガンです。
 他にロングバレルモデル(全長280mm重量580g)やゲシュタポ+サイレンサーモデルといった変わり種もあります。
 全長 215mm、重量 540g
 装弾数 15発、可変HOP搭載、6mmBB弾使用
 スタンダードモデル 9,800円
 メタル・シルバーフィニッシュモデル 12,800円
タナカ ルガー P06/P08

写真はP06 4inchモデル
22,050円

25,725円
 ドイツ軍が使用した軍用拳銃です。
 バレルの長さがP06、P08ともに4・6・8インチの3種類があります。
 スネイルマガジンや社外品も含めて木製ストックが数種類が発売されています。
 ガスブローバックガン、可変HOP搭載
 装弾数 12発、スネイルマガジン 50発
 マガジン 5,040円
 スネイルマガジン 15,540円
 4,6inch専用 木製ストック 13,440円
 P08 8inch専用 木製ストック 14,700円
 P08 ウッドグリップ 6,300円
マルシン モーゼル
M712

写真はスタンダードモデル
12,800円  個性的な形状ですが、1800年代末期に開発された軍用拳銃の流れを組むものです。
 実銃はストックを取り付け、連射に切り替えて短機関銃としても使用できましたが、このエアガンには連射機能はありません。
 全長 296mm、重量 700g
 装弾数 12発、ロングマガジン 29発
 固定スライドガスガン、可変HOP搭載
 6mmBB弾使用
 ストック兼用の木製ホルスター 18,900円
 シルバー・メタルフィニッシュモデル 14,800円
 カービンモデル 23,000円
※ マルシン工業株式会社様、平造ブラザーズ様から許可を受けて、同社のHPに掲載されている写真を転載しています。

メーカーHP
  マルシン ワルサーP38 
    http://www.marushin-kk.co.jp/j-061.htm
    http://www.marushin-kk.co.jp/j-029.htm
    http://www.marushin-kk.co.jp/j-030.htm
    http://www.marushin-kk.co.jp/j-007.htm
  マルシン モーゼルM712
    http://www.marushin-kk.co.jp/j-004.htm
    http://www.marushin-kk.co.jp/j-010.htm
    http://www.marushin-kk.co.jp/j-009.htm
    http://www.marushin-kk.co.jp/j-011.htm

(2) 番外編

 価格が高価で入手が困難な物や、例外的な物を紹介します。


メーカー 品名 販売価格 解 説
ショウエイ MG42
189,000円  第二次世帯大戦で使用された最も優れた機関銃とも評価されています。
 ドイツ軍は、現在も改良型の「MG3」を主力機関銃として使用しています。 
 エアタンクなどを別購入する必要があります。
 電動ガンに改造されたショップカスタムモデルも販売されています。
 全長 1.230mm
 重量 5.5 kg(バイポッド装着時約6.5kg)
 エアーブローバックガン
 装弾数 約300発、可変HOP搭載
 マガジン 3,990円
マルシン MP40

2007マットブラック
税抜定価
29,800円

1945ビンテージ
税抜定価
32,800
 全体にサンドブラスト処理を施した重厚感あふれる2007マットブラック
 全体を研磨し、60年以上経過したかのような歴戦の経年変化を、トイガンで初めて再現した、1945ビンテージ
 全長625mm(ストック折畳時)835mm(ストック伸ばし時)
 重量2900g全長 940mm
 ガスブローバックガン
 装弾数 32発、可変HOP搭載
ショウエイ MP44
134,400円  ドイツが開発した世界初の突撃銃です。
 エアタンクなどを別購入する必要があります。
 全長 940mm、重量 4.7kg
 エアーブローバックガン
 装弾数 60発、可変HOP搭載
 スリング 6,090円
 マガジン 7,350円
  MP44
販売価格(税込)
148,000円
 ECHIGOYAから限定発売されたカスタムガンです。
 ショウエイ製MP44をベースに製作されています。
 480連マガジン
SMOKEY'S
GUN
FACTRY
カンプピストル 28,000円 ※ 詳細はHP内の「エアガン私的評価」で解説しています。
CRAFT
APPLE
WORKS
カンプピストル
14,112円

33,390円
カンプピストルは、CAW社からも発売されています。
 ヘビーウェイトモデルを始め、数種類が発売されています。
 全長 245mm、重量 360g(ライトウェイトモデル)
 27mmミニモスカート 5,023円
マルシン モーゼル M712
19,800円  ガスブローバックでありながらセミオート/フルオート射撃の切替えができます。
 魅力的なエアガンですが、8mmBB弾の使用を禁止するチームが多いので、6mmBB弾モデルの販売を熱望します。
 全長 296mm、重量 1,140g
 装弾数 13発(ロングマガジン)
 可変HOP搭載
 8mmBB弾仕様
マルシン モーゼル HSc

写真はブラックABSモデル
3,990円  モーゼル社が開発した小型自動拳銃です。
 ドイツ軍には正式採用されませんでしたが、前線では使用されていました。
 サイレンサーが付属します。
 他にシルバーモデルもあります。
 このシリーズには、ワルサーPPKもあります。
 固定スライドガスガン
 装弾数 10発、可変HOP搭載、6mmBB弾使用
 全長160mm(サイレンサー非装着時)、重量252g
 マガジン 3,360円
マルイ ワルサーP38

写真は18歳以上用モデル
  マルイから発売されているP38は、エアーコッキングガンです。

 10歳以上用 HOP搭載 1,980円
 18歳以上用 HOPなし 1,900円
アンデス パンツァーファウスト30
36,000円  使い捨ての歩兵用の対戦車兵器ですが、トーチカや建造に潜む敵兵に対しても使用されました。
 パンツァーファウストは数種類が生産されましたが、その内の初期型のモデルです。
 40mmモスカートを使用します。
アルファ工房 50mmlegrw36軽迫撃砲 30,000円

90,000円
 大戦初期に使用された迫撃砲です。大戦中期以降は前線から引き上げられ、後方部隊などで使用されました。
 40mmモスカートを使用します。
 迫撃砲をモデルとしているので、曲射しかできません。
 受注生産で、数種類のモデルがあります。
※ 写真が用意できなかったものは、「ENDOの部屋」のHPからアイコンをお借りして代用しました。
メーカーHP
  ショウエイ MG42、MP44
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~nakaya/shoei/shoei[air].htm
  CRAFT APPLE WORKS カンプピストル
    http://www.caw.co.jp/caw/kampfpistole/index.html
  マルシン モーゼルM712 8mmBBブローバック
    http://www.marushin-kk.co.jp/j-162.htm
  アンデス パンツァーファウスト30
    http://www.interq.or.jp/president/arex/panzerfaust30.html
  アルファ工房 50mm legrw36軽迫撃砲
    http://kunnpuu.hp.infoseek.co.jp/public/newpage42.htm

(3) 捕獲兵器

 捕獲兵器と割り切ることができるのなら、エアガンの選択肢は増えます。
 トンプソンM1A1、M1ガーランド、ガバメントなどが使用できます。
 実際にドイツ軍は、捕獲兵器や占領国で生産した兵器を使用していましたが、種類が多くなるので省略します。

2 注意したい点

 ドイツ軍のエアガンは、種類が少ないうえに価格が高くつきます。
 「MG42」や「MP44」は、高価なので簡単に購入できるものではありません。
 捕獲兵器と理由づけるのであれば、比較的安価で操作性も良好なトンプソンM1A1が最良だと思いますが、余裕があればドイツ軍純正品で揃えたいところです。

(1) ワルサーPPK/S

 マルゼンからワルサーPPK/Sが発売されています。
 PPKは大戦中に使用されましたが、PPK/Sは戦後生産されたモデルです。
 PPKは警察用の小型拳銃として開発されましたが、実際には将校の護身用として使用していたようです。
 PPKの代用として割り切るのであれば、この限りではありません。

(2) 装備品

 エアガンに対応するスリングやホルスター、弾倉などが販売されているとは限りません。
 また、レプリカや実物中古品が、エアガンに取り付けできるとも限りません。

3 結論

 結局は何を買うべきなのか?
 ハンドガン以外は高価なので、迷いがあるなら所持しているエアガンを代用するべきです。
 ドイツ軍のエアガンに限ったことではありませんが、各エアガンには様々な問題が聞かれるので、調べてから購入した方が安心(あきらめ)ができます。
 軍装品を先に揃えてからでも構わないと思います。
 ドイツ軍の標準火器である「Kar98k」。
 ドイツ軍装をするには是非欲しいところですが、ボルトアクションライフルなので電動カスタムガン相手には不利で、このエアガンだけではゲームをするのは、ゲームを楽しめません。
 このような理由などから、現状ではゲームで使用するには価格などから「MP40」に分があると思われます。