レッドブル・エアレース2017年間総合優勝
室屋義秀選手 福島県民栄誉賞 受賞祝賀パレード観覧記録

 2017年12月4日(月曜日)


 「レッドブル・エアレース2017年間総合優勝 室屋義秀選手 福島県民栄誉賞 受賞祝賀パレード」を見てきました。

 室屋選手は現在、福島市に在住していますが、1999年から「ふくしまスカイパーク」に練習拠点を置いて、2009からRed Bull Air Raceに参戦しました。
 本年10月15日、Red Bull Air Race World Championship 2017シーズンで初優勝を果たし、この功績が称えられ、福島県民栄誉賞が授与されることになりました。
 功労者知事表彰などは、毎年多くの表彰がされていますが、福島県民栄誉賞の受賞者は、室屋義秀さんが3人目となります。
 受賞式の後、福島駅前で祝賀パレードが行われることになったので、応援することにしました。

 イベントのプログラムは次の通りです。

  開始時間    イベント    開催場所 
  10:45  福島県民栄誉賞表彰式    福島県庁
  13:10  祝賀パレード出発式    JR福島駅東口駅前広場 
  13:45  祝賀パレード    吾妻通り 
  14:15  交流会    さんかく広場
  14:00  記念フライト    福島市上空

 当日の福島県の地方新聞の一面ですが、数日前から室屋選手の記事を大きく掲載しました。
 何としても、祝賀パレードに行って、室屋選手を祝福しなければならないと思いました。
 祝賀パレードの後、交流会が行われた「さんかく広場」です。
 イベントが開始されると混雑するので、時間に余裕を持って、先に見ることにしました。
 室屋選手がRed Bull Air Raceで使用しているEDGE 540 V3のレプリカです。
 2017年シリーズ第2戦から使用されたカラーリングです。
 祝賀パレードの後、室屋選手の撮影会が行われました。
 駅前商店街には、ポスターとチラシが掲示されていました。
 ポスターは、パレード会場で300枚が無料配布されましたが、入手することはできませんでした。
 パレード出発式が行われたJR福島駅東口駅前広場の様子です。
 パレード出発式の約40分前の会場の様子です。
 既に多くの人が集まっていました。
 会場近くの大型モニターでは、室屋選手の映像が放映されました。
 大型モニターの映像です。
 今年の千葉大会などの映像が上映されました。
 県民栄誉賞を祝福する映像も上映されましたが、会場に移動したので、街路樹が遮ってしまいました。
 混雑していたため、少し離れてしまいましたが、会場正面から見ることにしました。
 午前10時45分から福島県庁で表彰式が行われましたが、一般公開はされず、パレード出発式において、受賞報告が行われました。
 室屋選手の入場です。
 平日ですが、多くの人が集まりました。
 室屋選手です。  式典は、福島県警察音楽隊によるファンファーレ・演奏に始まり、ふくしま飛行協会主催者あいさつ、福島県知事の祝辞と続きます。
 右側は、レッドブル・エアレース2017 年間総合優勝のトロフィーです。
 左側は、福島県民栄誉賞の表彰状です。
 福島県知事の祝辞です。
 室屋選手の受賞あいさつです。
 感激で言葉が詰まる場面もありました。
 会場は非常に混雑しました。
 式典の途中ですが、室屋選手のあいさつを拝聴できたので、祝賀パレード会場に向かうことにしました。
 式典は、この後、子供旗授与と紙飛行機セレモニーが行われました。
 祝賀パレードが行われた吾妻通りの様子です。
 まだ閑散としています。
 祝賀パレードに使用されたLEXUS LFAです。
 希少なLFAのロードスターモデルです。
 エンジンはV型10気筒4,800cc、最大出力は552hp、車体はCFRP製で軽量化されており、価格は4,000万円以上とも言われています。
 コクピットの様子です。
 パレードの準備が完了しました。
 パレードに先立って、地元小学校の鼓笛隊が演奏を行いした。
 福島県警察音楽隊です。
 室屋選手が到着しました。  室屋選手の入場です。
 LFAに乗車します。  パレードが開始されました。
 進行方向左側は、近すぎると思ったので、道路反対側から見ることにしました。  ゆっくりと走行しましたが、通り過ぎるのは一瞬です。
 沿道には多くの人が集まりました。
 新聞記事によると、出発式とパレードには、約5,000人の観客が集まったそうです。
 祝賀パレード会場は、吾妻通りの約150mの区間なので、物足りなさを感じましたが、パレードは会場を往復しました。
 先程見ていた道路反対側から見ることにしました。
 最初の位置取りが悪かったので、パレード全体の様子を見ることができませんでしたが、パレードの隊列は、横断幕、福島県警察音楽隊、室屋選手が乗車するLFAの順番でした。  再び目前に登場しました。
 パレード終了後、交流会が行われました。
 混雑して大変な事になっています。
 交流会は、室屋選手とEDGE 540 V3のレプリカを一緒に写真撮影ができました。
 室屋選手は、レプリカの周囲を1周して、観覧者に向けて手を振りました。
 混雑のため、これが精一杯でした。  室屋選手が退場します。
 午後4時から、室屋選手による福島市上空の記念フライトが行われました。
 市街地では、曲技飛行が行われることは無く、航過飛行のみと思われました。
 雲が厚くなってきたことや、福島駅周辺で約1時間50分も待つことを考えると、ふくしまスカイパークから見ることが最適と判断しました。
 記念フライトで使用されたEXTRA/300Sです。
 遠くに見える山には、雪が積もっています。
 ふくしまスカイパークは山間部にあり、曇空で日も差さないので、とても寒かったです。
 室屋選手が登場しました。
 セスナが先に離陸しました。  エンジンを始動しました。
 滑走路北西側に移動しました。  スモークを引いて離陸しました。
 ふくしまスカイパークは、冬期間閉鎖されるので、これが今年最後に見るフライトになります。  シャッター速度を落として撮影したので、明るく補正されていますが、実際には写真よりも暗くなっていました。
 離陸後、大きく旋回して・・・  滑走路上を低空で通過しました。
 ふくしまスカイパークには、多くの観覧者が来ていたので、ファンサービスを行って頂けたと思います。  記念フライトの時間は、長くは掛からないと思ったので、戻って来るのを待つことにしました。
 午後4時10分頃、EXTRA/300Sが戻ってきました。  急上昇しました。
 約7分間、曲技飛行を行いました。
 山間で日は沈んでおり、暗くなっていたので、撮影は諦めることにしました。
 航空灯を点灯させての展示飛行は、稀なことだと思います。
 寒空の下、待っていた甲斐がありました。
 着陸しました。  観覧者に向けて手を振っています。
 来年も優勝して、祝賀パレードが開催されればと思います。
 室屋選手が機体に乗ったまま、格納庫に収容されました。
 続いてセスナが着陸しました。
 ふくしまスカイパークから福島市内に戻った頃には、雨が降りだしました。
 以上で室屋義秀選手優勝祝賀パレードのリポートを終了します。