岐阜かかみがはら航空宇宙博物館見学記録

 2025年10月23日(木曜日)

 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(以後「そらはく」)を見学してきました。
 この博物館は、航空自衛隊岐阜基地の直近にあります。

 2016年と2018年に岐阜基地航空祭に行きましたが、開催前日翌日は非常に混雑していたので、見に行くことは諦めていました。
 2018年(平成30年)に三式戦闘機「飛燕」が一般公開されてから、航空祭の序でではなくても見に行きたいと思っていました。
 岐阜県は非常に遠いのですが、今回は、愛知県のジブリパークや岐阜県の犬山城などの観光と併せた旅行を計画して、見に行くことにしました。
 膨大な資料が展示されていましたが、ミリタリーに関係する一部のみ紹介します。

 文面の一部は、館内に掲示された解説から引用しました。
   岐阜かかみがはら航空宇宙博物館のホームページです。
     https://www.sorahaku.net/

 前日は岐阜市内に宿泊しました。 犬山城が開場される午前9時00分に合わせて出発しました。 午前8時35分頃、航空自衛隊のUH-60Jが見えました。 F-2やC-2の飛行も見えましたが、運転中だったので撮影できませんでした。   国宝「犬山城」を観光した後、そらはくを見学しました。 犬山城の天守は現存する最古のものです。
 犬山城の天守から岐阜基地の方向を見た様子です。 ここから岐阜基地までの距離は約5kmです。 建物に視界を阻まれて基地の様子は窺えません。  遠くて機種判別できませんが、C-130輸送機と思われます。
 午前9時45分頃、F-2B(復座型)戦闘機の試作機を見ました。  F-15J戦闘機です。 ランディングギアを降ろしています。 着陸間近の状態です。
 天守から近く見えました。  T-4練習機が2機です。
C-2輸送機の初号機です。
 城前まで降りてきたところで見ました。 そらはくに向かいます。  午前10時20分頃、そらはくに到着しました。
 入場します。  屋外展示機を紹介します。 屋外展示機は4機です。 機体名称は案内板から引用しました。
川崎 V-107A ヘリコプターです。 
 日本航空機製造 YS-11A-500R 中型輸送機です。  建物出入口までは、様々な機体ののぼり旗が掲げられていました。
新明和 US-1A 救難飛行艇です。
川崎 P-2J 対潜哨戒機です。
 STOL実験機「飛鳥」の企画展が開催されていました。 最後に少しだけ紹介します。  屋内展示機を紹介します。 世界最初の飛行機です。 1903年(明治36年)にライト兄弟が製作して、初めて飛行に成功した「ライトフライヤー」の模型です。
 陸軍 乙式一型偵察機(サルムソン2A2)の模型です。 川崎造船所がフランスのサルムソン社から製造権を取得して国産化に取り組み、1922年(大正11年)に初飛行に成功しました。 前のライトフライヤーの初飛行から僅か19年しか経過していません。
 乙式一型偵察機のエンジンです。  乙式一型偵察機の復元の行程です。 木材の骨組みや表面の羽布張りなど、当時の資料や現存機を参考にして復元されました。 この機体は近代産業遺産に認定されています。
 「ロ」式八十馬力発動機(ル・ローンC型エンジン)です。 甲式一型練習機などに使用されました。  飛燕の展示エリアです。
 飛燕の写真を掲載する前に、説明の一部を掲載します。
 機体が銀色で無塗装な理由は、戦後付加された部品や塗装を取り除き、文化財としての保存するためと説明されていました。 実機の状態が分かり易く見えます。
 陸軍 三式戦闘機二型「飛燕」(川崎 キ61-II改)です。 現存する唯一の実機です。 初めに機体全体の様子を紹介します。
 一部ですが、細部の写真を紹介します。
 飛燕は水冷直列エンジンを搭載しているので、機首の形状は独特です。
 過給器の空気取入口です。  機体下部には水・滑油冷却器が装備されています。
主翼は、何枚ものアルミ板がリベット止めされています。
 コクピットも再現されているようです。  尾翼の状態です。
 右側の尾翼です。 尾翼端の外板は光沢がありますが、この部分は修復されたものです。 昇降蛇は羽布を張り塗装されて修復された部品です。
 尾輪です。  日の丸が写っている写真と無い写真がありますが、ライトアップの点灯・消灯が繰り返されて再現されています。
 主翼には12.7mm機関銃2丁、機首に20mm機関銃2丁が装備されていました。  主輪の格納するスペースです。
 主翼外表のアルミ板は薄く感じます。  右側主翼の航行灯は青色です。 次のページに続きます。