陸上自衛隊 東北方面隊創隊49周年記念行事見学記録


 第2ページでは、観閲式と訓練展示を紹介します。
 整然と整列した東北方面隊の各部隊です。
 観閲式の開始を待ちます。
 会場右翼に整列した音楽隊です。 
 観閲官が入場します。  観閲官が乗車した車両を先導した陸自仕様の覆面パトカー?
 赤色灯を装備しています。
 観閲官の巡閲です。  観閲式の内容は省略します。
 式典終了後、集合部隊は解散して、観閲行進、訓練展示の準備に入ります。
 観閲行進の準備が整うまで、「ブルーインパルスジュニア」による曲技走行が披露されました。  本家ブルーインパルスと比較してしまいますが・・・コミカルな演技でした。
 前照灯を点灯させて、観閲走行を待つ車両です。
 間もなく開始されます。
 会場から離陸する「OH-1」と「AH-1S」です。
 多数のヘリコプターが編隊飛行しました。
 先頭車列は1/2tトラック、82式指揮通信車に続いて96式装輪装甲車が走行しました。  「87式偵察警戒車」とオートバイを中核とする偵察隊です。
 高機動車に乗車する第2師団第20普通科連隊です。  こちらの高機動車は「120mm迫撃砲 RT」を牽引しています。
 第38普通科連隊で、即応予備自衛官を主体としています。
 第5高射特科群の「地対空誘導弾 改良ホーク」です。  東北方面通信群の車両です。
 「78式雪上車」です。
 豪雪地帯ならではの装備です。
 東北方面輸送隊の車両が積載しています。
 「94式水際地雷敷設装置」です。
 第10施設群の装備です。
 「74式特大型トラック」に牽引される「155mmりゅう弾砲」です。
 第9特科連隊第5大隊の装備です。
 「多連装ロケットシステム自走発射機」です。
 第2特科群の装備です。
砂埃と排煙を巻き上げて走行する「74式戦車」です。
 一部の戦車の砲塔前部には、アクティブ投光器が装着されています。  地面を震わせて、目前を走行する74式戦車の車列です。
 一度に10両近く走行すると迫力が違います。
 航空自衛隊の「F-2 戦闘機」も参加しました。  海上自衛隊の「P-3C 対潜哨戒機」です。
 この他にも「SH-60K」、「U-125A」などが飛行しました。
 観閲行進の終了後は、装備品の説明が行われました。
 「93式近距離地対空誘導弾」です。
 「87式偵察警戒車」です。
 個人的には、砲塔側面に「中MAT」を装備して35mm機関砲に換装してみたいです。
 「軽装甲高機動車」です。
 車体上部に装着された 5.56mm機関銃を構えています。
 普通科部隊の装備品説明です。
 右から「89式5.56mm小銃」2名、「5.56mm機関銃」、「対人狙撃銃」、「個人携帯対戦車弾」、「01式軽対戦車誘導弾」です。
 「対人狙撃銃」を構えています。
 それぞれの兵器の射撃姿勢を示しました。
 「74式戦車」です。
 油圧懸架装置を操作して姿勢変換を行いました。
 訓練展示の開始です。
 国内に上陸した仮想敵国軍が陣地設営し、これを増強普通科中隊が排除するというシナリオです。
 増強普通科中隊の攻撃は、初めにオートバイによる敵勢力の偵察から開始されました。
 敵軍も反撃します。
 模擬陣地に設置された 12.7mm機関銃が火を噴きました。
 「OH-1」による偵察です。
 レンジャー隊員によるリベリング降下です。  「AH-1S」による地上攻撃です。
 「155mmりゅう弾砲」による空挺降下地点への制圧射撃を行いました。
 空砲でも一斉射撃は迫力があります。
 第1空挺団による落下傘降下です。
 陸上自衛隊唯一の空挺作戦を実施する最強部隊として紹介されていました。
 空挺降下は、東北地方出身の隊員が実施しました。
 1/2tトラックから後車して、素早く「81mm迫撃砲 L16」を設置しました。
 射撃の後も素早く撤収しました。
 155mmりゅう弾砲は、他の部隊の行動の合間に火力支援を行いました。
 「74式戦車」が登場して射撃をしました。
 「96式装輪装甲車」、「軽装甲機動車」が後に続きます。
 「96式装輪装甲車」が「12.7mm機関銃」を射撃しながら前進します。  96式装輪装甲車から降車した普通科隊員が前進します。
 74式戦車が、同軸機関銃を射撃して援護します。
 普通科隊員も89式小銃で攻撃します。
 普通科中隊は、戦車やりゅう弾砲の火力支援下で敵陣地に迫ります。
 155mmりゅう弾砲の最終弾着弾の後、普通科中隊は敵陣地に着剣突撃を敢行しました。  普通科中隊の突撃に続いて74式戦車、96式装輪装甲車なども突撃を敢行して敵陣地を確保、訓練展示の状況が終了しました。

 敵陣地前の最前席だったので、間近で迫力ある訓練展示を見ることができました。
 曇り空でしたが、逆光のため、暗い写真が多くなってしまいました。
 カメラの撮影技術を勉強する必要があります。
 今回の見学は「地雷」のまひろ~様にお誘い頂きました。
 「地雷」のkajiya様が撮影したDVDを確認しながら、写真の説明を作成させて頂きました。
 戦友達のご厚意に感謝します。
 来年は創隊50周年を迎えるので、今回を上回る規模の行事を開催することに期待して、来年も見学できればと思います。