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最終ページでは、夜間演習の続きを紹介します。 第3部は防護戦闘です。 砲兵、戦車に支援された1個機械化大隊基幹の敵の夜間攻撃に対し、砲迫及び戦車に支援された第一線戦普通科中隊による防護戦闘を行います。 |
後段演習について簡単に説明します。 中遠距離の戦闘では、敵の微光暗視装置を装備した対戦車火器が優勢であるため、砲迫による煙覆の活用しつつ、無照明射撃による戦闘を行います。 |
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近距離の戦闘では、照明弾を活用し、昼間化して、全火器の火力を最大限に発揮します。 |
電子戦部隊の電磁波情報、偵察情報から重要目標である敵指揮通信基幹、砲兵の位置を特定し、特科火力により射撃しました。 暗闇でのマニュアル撮影は困難で、実際に行われた展示項目よりも、写真の掲載枚数は少なくなりました。 |
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89式装甲戦闘車の35mm機関砲の射撃です。 この前に行われた90式戦車の射撃は、撮影を逃しました。 |
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特科陣地の様子です。 特科火力の攻撃準備破砕射撃が開始されました。 |
敵も攻撃準備射撃を開始しました。 特科部隊は敵の射撃に対し、レーダー等を活用して敵砲兵陣地を評定し、敵砲兵火力を減殺するため、対砲迫戦を開始しました。 |
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同時弾着射撃は、僅かな時間差で左側から右側に弾着が続いています。 |
155mmりゅう弾砲の弾着直前の様子ですが、流星のようです。 |
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無照明射撃ですが、155mmりゅう弾砲の弾着が目標地域を広範囲に照らしました。 |
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2枚連続の写真になります。 中距離多目的誘導弾が発射された瞬間です。 |
発射直後の誘導弾の様子です。 |
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暗闇なので、写真からは弾種が分かりませんが、中央の赤い2個の光は、発射された120mmか105mm砲弾です。 |
敵は更に前進し、障害の処理の準備を開始しました。 兆候を察知し、障害処理妨害射撃を開始しました。 |
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2枚連続の写真になります。 35mm機関砲の発射直後の様子です。 |
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連写された砲弾が飛翔する様子です。 |
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最終局面です。 中隊は全火力を最大限発揮して、敵の突撃を破砕します。 このため照明弾射撃により戦場を昼間化します。 |
120mm迫撃砲が発射した照明弾です。 雲が厚く、発煙弾は地上に近づくまで見えません。 |
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照明弾が会場を照らします。 |
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照明弾が雲の下に落下してきました。 |
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特科部隊の弾幕が弾着する様子です。 |
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照明弾が広範囲に目標地域を照らしています。 |
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全車両の主砲の射撃です。 |
次々と発射される主砲の発射炎で、会場が明るく照らされました。 |
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最後は、残存した敵部隊の突撃に対して、全車両が機関銃を射撃しました。 |
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状況終了です。 |
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午後8時10分頃、夜間演習は終了しました。 |
会場照明が点灯しましたが、照明弾が落下しています。 |
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富士学校長が退場しました。 |
以上で富士総合火力演習教育演習及び夜間演習のリポートを終了します。 |