海上自衛隊 平成24年度自衛隊観艦式 艦艇一般公開見学記録 |
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横浜港大桟橋埠頭に停泊する護衛艦「ひゅうが」です。 | |||
写真では分かり難いのですが、船体が大きいので、遠くからでも見つけることができました。 | 開始時間よりも早く到着したので、国際客船ターミナルから「ひゅうが」の外観を見ることにしました。 | ||
艦尾左側には、高性能20ミリ機関砲(CIWS)が装備されています。 ヘリコプターの着艦の障害とならないように甲板よりも低い位置にあります。 |
膨張式救命いかだの外側には、鋼製のカバーが取り付けられています。 | ||
一般的な護衛艦とは異なり、内火艇は船内に収容されています。 | 甲板には哨戒ヘリコプター「SH-60J」が着艦しています。 | ||
艦橋後部には、右方向と後方向に向けて「FCS-3 多目的レーダー」が装備されています。 艦橋はステルス性を考慮して、傾斜した壁面が組み合わされています。 |
上部構造物は、艦橋や煙突などと一体になっています。 艦橋には、張り出した部分は少ないです。 |
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艦橋内は公開されませんでした。 今回公開された部分は、格納庫と甲板のみでした。 |
マストには、ドーム型アンテナや電波探知妨害装置などの多数の電子機器が装備されています。 | ||
船体右前方の乗船口です。 こちらは立入禁止となっており、船体中央の乗船口から乗船しました。 |
近くからは全体を写真に収められません。 | ||
甲板右前にも、CIWSが装備されています。 | 一般公開が開始されたので、乗船デッキに向かいました。 | ||
間近まで迫ると、船体が非常に大きく感じられます。 平日の早い時間だったので、混雑はありませんでした。 |
タラップを登り切ると格納庫に通じています。 格納庫には、上映会場が設営されていました。 |
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船体前方と後方には、合計2基の航空機用昇降機(エレベーター)が装備されています。 甲板上への移動には、前部エレベータが使用されました。 |
エレベーターが下降する様子です。 エレベーターの大きさは、長さ約20m、幅約10mもあります。 |
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前の写真に続いて、エレベーターが下降する様子です。 | エレベーターを稼働させる巻上機です。 工場にあるクレーンのような大きさです。 |
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エレベーターの四隅には、吊り上げるワイヤーが取り付けられていますが、過大な重量を支えるため、太径のワイヤー4本が使用されています。 | エレベーターからから見た艦尾方向の様子です。 | ||
エレベーターの動作は、甲板よりも数cm程上昇してから下がり、甲板と同じ高さになります。 | 甲板上には、ホイールクレーンが止めてありました。 つり上げ荷重が25tのモデルで、民生用と変わりません。 |
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甲板上に装備された洋上補給管です。 | 艦載救難作用車「P-25J」です。 消火装置を搭載しています。 |
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艦首側のCIWSです。 | 汎用護衛艦は高い位置に装備しているので、間近から見ることはできません。 | ||
給弾装置もはっきりと見ることができます。 | 艦首から甲板を見た様子です。 甲板の全長は約200mもあり、とても広く感じられます。 |
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艦橋を左前方から見た様子です。 艦橋前部には、左方向と前方向に向けて「FCS-3 多目的レーダー」が装備されています。 |
甲板上のエレベーター操作員のようです。 他所の操作員と連絡を取り合って操作していました。 |
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艦橋を左後方から見た様子です。 | 艦橋後部には、TAS消火装置が装備されています。 航空燃料の火災などに備えたもので、海水に消化剤を混合させて放出します。 |
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機体に表示された「ひゅうが」のロゴマークです。 不死鳥(フェニックス)を中心に、左右から包み込む炎は「ひゅうが」と「ヘリコプター」の頭文字「H」がアレンジされています。 艦名の由来となった日向(現在の宮崎県)の県の木「フェニックス」にも関わりを持たせています。 |
機体後方を折り畳んでコンパクトに収容できます。 | ||
船体の周囲数ヶ所に12.7mm機関銃の銃架が設置されています。 | 艦尾に装備された垂直発射装置(Mk41 VLS)です。 対空・対潜水艦ミサイルを16発を収納します。 |
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左舷後部の銃座は、甲板よりも低い場所に設置されています。 | 左舷には、甲板よりも1段低い場所に通路が設置されています。 | ||
甲板はコンクリートの様な材質で、滑り止めの加工が施されています。 | エレベーターが上昇する様子です。 エレベーターは、約60秒かけて移動を完了します。 |
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前の写真に続いて、エレベーターが上昇する様子です。 | エレベーターが下降する様子です。 | ||
前の写真に続いて、エレベーターが下降する様子です。 | 「ひゅうが」は通常3~4機のヘリコプターを運用します。 格納庫は数機を収容できる巨大なスペースが用意されていますが、東日本大震災では大量の救援物資を積み込んで、被災地に送り届けています。 |
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手前は艦尾側のエレベーターです。 奥は、航空整備庫になっています。 |
対岸の瑞穂埠頭には、おおすみ型輸送艦「くにさき」が停泊していました。 | ||
甲板上には、多数の車両が搭載されているのが見えます。 |