陸上自衛隊 習志野駐屯地見学ツアー参加記録 |
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初めに、空挺隊員による降下時の動作が説明されました。 地上の高さですが、しっかりと見て覚えないと訓練本番で怪我をしかねないとの緊張感を感じました。 |
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空挺隊員によるデモンストレーションです。 指揮官の号令で、跳出塔の降下場所に着いた状態です。 |
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実施する隊員が、大声で号令をかけながら、姿勢を取ります。 「1」で左手を胸の前、「2」で右手を胸の前で組む、「3」で右足を1歩踏み出す、「4」で頭を下げます。 |
指揮官の「降下」の号令で飛び降りた瞬間です。 | |||||
降下と同時に実施隊員は大声で「初降下~二降下~三降下~四降下~」と号令を掛け、安全を確認します。 | スリングが伸びきると衝撃音が響き、空挺隊員が大きく揺れました。 見学者からの悲鳴が聞こえてきました。 |
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ケーブルを伝わって、着地場所に滑走して行きます。 | 着地場所の手前で停止した様子です。 | |||||
いよいよ訓練体験です。 ヘルメット、上着、手袋、プロテクターなどを身に付け、空挺隊員に装具を装着してもらいますま。 |
装具を着装した状態です。 | |||||
跳出塔から飛び降りる前に、地上で動作確認をします。 配置についた後、4動作を行い、「降下」の指示で飛び降りるだけですが、本番を前に緊張します。 |
跳出塔最上階の様子です。 | |||||
最上階から見学席を見下ろした様子です。 | 停止場所の様子です。 跳出塔から遠く感じられます。 |
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後方から見た降下位置の様子です。 真下に飛び降りると、足場に後頭部を打つ危険性があるので、思い切って前方に飛び出さなければなりません。 |
真下を見た様子です。 頭を下げた姿勢で飛び降りるので、真下を見たまま落下することになります。 |
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管理人が降下位置に着いた様子です。 | 降下の体制を取った状態です。 頭を下げた姿勢になるので、真下の地面を見て飛び降ります。 緊張感が頂点に達します。 |
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飛び降りた瞬間です。 | スリングが伸びきった直後、左右に振られます。 | |||||
着地場所に滑走している様子です。 | 停止場所には、ロープが張られているので、斜面に衝突することなく、ゆっくりと停止します。 | |||||
停止後は、空挺隊員からロープを受け取り、斜面まで引っ張ってもらい着地します。 降下時は頭を下げた姿勢なので、首に衝撃が加わらないか、ハーネスが締めつけられないかと不安でしたが、落下時の衝撃は思った程ありませんでした。 |
跳出塔での訓練は、配当時間14時間、実施回数約30回とされています。 降下位置に立った時は緊張しましたが、面白かったです。(^^;) 度胸が付いたので、機会があればバンジージャンプも試してみたいです。 |
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訓練体験を行うと、写真左側の跳出塔訓練体験証が貰えます。 写真右側の参加証は、ツアー参加者全員が貰えます。 |
5.56mm機関銃です。 訓練体験の待ち時間には、装備品展示が行われました。 |
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弾倉には、残弾数を確認できる穴が開いています。 | 銃床にはガタつきが無く、しっかりと固定されています。 | |||||
9mm機関拳銃です。 手にするとズッシリと重いです。 ストックが付いていないので、ある程度正確な射撃を行うには、スリングの装着が必要と思われます。 |
排莢部が開放されています。 この他には、84mm無反動砲が展示されていました。 |
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軽装甲機動車です。 | 上部ハッチには、装甲板が装備されています。 海外派遣の仕様車と同様の装備です。 |
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発煙弾発射器が装備されています。 | 最後は空挺館の見学です。 旧陸海軍と自衛隊の空挺資料や騎兵資料などが展示されています。 |
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この建物は、明治天皇の御馬見所として、明治44年に東京都目黒区の陸軍騎兵学校内に建てられました。 大正5年に騎兵学校が習志野に移転された際に移築され、迎賓館として使用されました。 |
建物内部も豪華に作られており、当時の様子を伝えています。 | |||||
旧日本陸軍が使用した一式落下傘です。 当時の落下傘は絹で作られていたようです。 館内には多くの資料が展示されていましたが、一部のみを紹介します。 |
第1空挺団各隊の部隊パッチです。 | |||||
梱包爆破薬です。 重量は約16kgです。 |
第1空挺団の歴史についての説明や記念品、装備品などです。 | |||||
写真上 : AR18小銃 写真下 : 試製64式小銃 |
写真左側 : 空挺隊員の降下時の完全装備の状態 写真右側 : 東日本大震災から1年後の南相馬市の写真です。 |
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空挺館2階正面には、臨幸のための御立所が残されています。 | 上から「試製一式小銃」、「二式テラ銃」、「百式短機関銃」です。 「百式短機関銃」は、CAW製のモデルガンです。 |
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太平洋戦争でのバレンバン空挺作戦では、戦略的成功を収めていますが、当時の資料や遺品なども展示されています。 | 写真左側 : 義烈空挺隊の資料 写真右側 : 騎兵関係の資料 |
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九四式三十七粍砲です。 昭和9年制式の旧陸軍火砲で、主として火点攻撃や対戦車攻撃に使用され、旧陸海軍の落下傘部隊にも配備されていました。 |
写真左側 : 東日本大震災での活動への感謝から寄贈された銅像「備える防人」 写真右側 : 「軍馬慰霊の碑」と「軍人勅諭下賜五十周年砲弾型記念碑」 |
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