陸上自衛隊 新町駐屯地創設62周年記念行事(予行)見学記録


 第2ページでは訓練展示の様子を紹介します。
 訓練展示の準備ため、鉄条網を設置しています。
 観閲台側から見て左側が敵の占拠地です。
 右側から自衛隊の攻撃部隊が登場します。
 訓練展示の開始です。
 観測ヘリコプター「OH-6D」が低空飛行で敵情を偵察します。
 会場上空を旋回して機動飛行を行いました。
 OH-6Dから敵情が報告されました。
 続いて、地上からの偵察を行うため、偵察隊(Recon)が会場に進入してきました。
 被弾を防ぐために、オートバイの車体を遮蔽物にして走行しています。
 敵からの射撃を受けて応戦しています。  87式偵察警戒車も登場しました。
 87式偵察警戒車の生産数は多くはなく、配備先も限られているので、他の駐屯地では、オートバイか1/2tトラックなどによる偵察が行われています。
 偵察隊は、敵情を報告して撤退します。
 87式偵察警戒車は、敵の占拠地に砲塔を向けたまま撤退しました。
 偵察用オートバイも撤退します。
 撤退時には、ジャンプ台から跳び越すなどの見せ場を作っています。  多用途ヘリコプター「UH-60JA」が登場しました。
 敵地の後方にレンジャー隊員が降下します。
 降下準備を行っています。
 写真に写っている無数の白色の点は桜の花弁です。
 レンジャー隊員が降下します。
 降下の様子です。  砂塵と桜の花弁を巻き上げています。
 飛行中の航空機の写真は、暗く写ってしまうので、撮影が難しいです。
 降下が完了して、ロープを引き上げる様子です。  UH-60JAは2名のレンジャー隊員が降下させた後、会場から離脱しました。
 敵の占拠地に対して、攻撃が開始されます。
 小銃小隊が軽装甲高機動車と高機動車に乗車して登場しました。
 5.56mm機関銃には、ベルトリンクされた空砲が装填されています。
 訓練展示で使用される空砲は、25発程度と見られます。
 停車後、迅速に降車して展開します。  小銃小隊が敵の占拠地に前進します。
 85式携帯無線機?を背負っています。  突然、後方から敵工作員の奇襲を受けました。
 1名の隊員が負傷しました。
 工作員は攻撃を続けます。
 工作員が後方から忍び寄ります。
 工作員との白兵戦が繰り広げられます。
 突き、蹴り、投げと徒手格闘の技を駆使して工作員を制圧します。
 格闘の末、工作員を取り押さえました。
 工作員を拘束して後送します。  負傷者を救護するため、救急車を要請します。
 1・1/2t救急車が登場しました。  負傷者に衛生隊が駆け付けます。
 直近の隊員は周囲を警戒しています。
 衛生隊のバックパックの状態などが確認できます。  応急措置を施す様子です。
 この隊員のみ、89式小銃にドットサイトとフラッシュライトを取り付けていました。
 その他にも様々な個人装備を携帯しているのが確認できます。
 左上腕に付けているパッチも気になるところです。
 カイデックスホルスターに9mm拳銃(エアガン?)を携行して、ハイドレーションバッグも背負っています。
 鉄条網を破壊するため、爆薬筒を搬送します。  UH-60JAが登場しました。
 12.7mm重機関銃が装備されており、射撃準備をしています。
 爆薬筒の設置作業を支援します。
 UH-60JAから機銃掃射です。
 配備数が少ないので、実見できる機会は少ないです。
 今回の訓練展示での一番のハイライトシーンでした。
 鉄条網に設置された爆薬筒です。  鉄条網が爆破され、障害処理が完了しました。
 突撃支援射撃の後、小銃小隊は敵陣地に突撃を開始します。
 突撃準備射撃に合わせて、軽装甲機動車が支援射撃を行います。  UH-60JAが突撃支援射撃を行いました。
 突撃準備射撃に使用されるりゅう弾砲や迫撃砲などは登場しなかったのですが、その代替として十分に迫力のある演出でした。
 突撃支援射撃の弾着の後、小銃小隊が突撃を行い、訓練展示は終了しました。