陸上自衛隊 宇都宮駐屯地創立64周年記念行事見学記録


 第3ページは、訓練展示を中心に紹介します。
 訓練展示の前には、第1空挺団による空挺降下が行われました。
 観覧席のほぼ真上で、隊員がCH-47から飛び降りました。
 写真には4名しか写っていませんが、5名の隊員が降下しました。
 着地直前の様子です。  着地後、パラシュートを切り離して、折り畳みます。
 
 次々と会場に着地します。  パラシュートを携行して会場を後にします。
 空挺降下は、以上で終了です。
 空挺降下が終了した後、会場では訓練展示の準備が進められました。  敵陣地の様子です。
 有刺鉄線と遮蔽物が2箇所設置されています。
 準備を整えた攻撃部隊です。  訓練展示開始のラッパが鳴りました。
 いよいよ訓練展示が開始されます。
 初めに、155mm榴弾砲2門が登場しました。  会場中央まで走行して来て・・・
 反転して会場左側で陣地占領を行います。  中砲けん引車から切り離して、射撃準備を進めます。
 反対側の観覧席の近い場所に設置されたので、見え難くなってしまいました。  観測ヘリコプター「OH-6D」が登場しました。
 航空偵察を開始します。
 樹木の高さと同じくらいの低空でホバリングしています。
 偵察結果を報告して離脱しました。
 偵察用オートバイ2台が会場に登場しました。
 航空偵察の報告を元に、情報部隊が地上偵察を行います。
 敵兵が偵察隊に発砲します。
 敵兵は全員がタイガーパターン迷彩服を着用しており、タンカラーの装備やシュマグなどを使用しています。
 多くの訓練展示では、敵側も自衛隊迷彩服を着用しているので、同士討ちのような感じを受けますが、差異を付けると雰囲気が出ると思います。
 偵察隊員がオートバイを遮蔽物にして応戦します。
 レンジャー隊員を乗せた多用途ヘリコプター「UH-1J」が登場しました。  レンジャー隊員がヘリコプターからラペリング降下します。
 ヘリコプターから降下した様子です。
 背嚢まで背負った重装備の状態で降下しています。
 着地直後の様子です。
 狙撃班が登場しました。  射撃体勢に移ります。
対人狙撃銃とスコープには、迷彩塗装が施されています。
 155mm榴弾砲が攻撃準備射撃を開始しました。
 観覧席から近いので、目前で見れば迫力が感じられたと思います。
 敵陣地の直前に着弾しました。
 敵陣地の前方の地雷原を排除するために、92式地雷原処理車が登場しました。  地雷原処理ロケットの発射態勢です。
 発射の合図と共に、後方では発射煙が発生しました。
 92式地雷原処理車の後方から発射されたロケット弾です。
 ペットボトルロケットのように見えます。
 敵陣地の後方に着弾しました。
 手の込んだ演出が盛り込まれています。
 攻撃準備射撃の最終弾が弾着後、96式装輪装甲車2両が登場しました。  12.7mm重機関銃を射撃します。
続いて、軽装甲機動車3両が登場しました。
 軽装甲機動車が5.56mm機関銃を射撃します。
 12.7mm重機関銃と比較すると、装薬が少ないので発射音は低いのですが、射撃弾数が多かったので迫力が感じられました。
 多用途ヘリコプター「UH-60JA」が登場しました。
 小銃小隊の突撃を支援するため、12.7mm重機関銃を射撃します。  155mm榴弾砲の障害処理支援射撃が行われた後、75式ドーザが登場しました。
 地雷原突破口を拡幅して、突撃経路を開設しました。  小銃小隊が96式装輪装甲車から降車しました。
 訓練展示も大詰めを迎えました。
 小銃小隊の戦闘の様子です。
 左から2番目の隊員が負傷しました。
 負傷した隊員を96式装輪装甲車の後方に搬送して、救護活動を行います。  他の駐屯地の訓練展示と比較して、5.56mm小銃の空砲射撃は多く行われました。
 2枚の写真は同じ隊員です。
 左側の写真ではポーチにマガジン4本が入っていますが、右側の写真では2本に減っています。
 仮に1本に30発入っていたとすると、僅かな時間で60発も撃ったことになります。
敵陣地に突撃を開始しました。
 陣地に突入します。  敵陣地を制圧しました。
 軽装甲機動車も敵陣地に突入し、逆襲体制に入りました。  敵陣地の占領が完了して、訓練展示は終了しました。
 訓練展示後の隊員の写真です。
 中央即応連隊の独特の装備品に目が引かれます。
 スリングやパッチなどに独自性が見られます。
 タンカラーやデザート迷彩のポーチなどを付けています。
 9mm拳銃はベルトに付けています。
 隊員には、ある程度の裁量が許されているものと思われます。
 拡大した写真の掲載は控えることにしますが、薬莢を確認している様子です。
 ダンプポーチのみを見ても、タン、グリーン、グレー、自衛隊迷彩と多種多様です。
 障害物を撤去しています。
 先にも説明したとおり、敵側は全員がタイガーパターン迷彩服を着用しています。
 訓練展示の時には気が付きませんでしたが、対戦車ロケットRPGが小道具として使用されていたようです。  155mm榴弾砲が撤退する様子です。
 高機動車の体験搭乗も行われました。  訓練展示に参加した92式地雷原処理車が、装備品展示会場に搬入されていました。
 発射器を上昇させた状態で展示しました。
 ちょっとした動作展示を見ることができました。
 以上で宇都宮駐屯地祭のレポートを終了します。