陸上自衛隊 北宇都宮駐屯地開設41周年記念行事見学記録


 2014年5月25(日曜日)


 陸上自衛隊 北宇都宮駐屯地開設41周年記念行事を見てきました。
 北宇都宮駐屯地には、第12ヘリコプター隊第1飛行隊、航空学校宇都宮校などが配置されています。

 この駐屯地祭では、観測ヘリコプター「OH-6D」で編成されたアクロバットチーム「スカイホーネット」の飛行展示が行われていましたが、今回をもって最後の演技となりました。
 スカイホーネットの演技は、午前と午後の2回行われ、午前の部は「OH-6D」5機と「UH-60JA」1機、午後の部は「OH-6D」6機の編成で行われました。

 ここでは、一般的な駐屯地祭と異なり、観閲式や観閲行進、訓練展示は行われず、飛行展示が主体になっており、抽選で輸送ヘリコプター「CH-47」による地上滑走の試乗も行われました。
 装備品展示は航空機が中心で、多くの民間航空機も展示されていました。

 今回は4ページに分割して、第1ページには地上展示、第2ページには航空資料館や駐屯地内の展示機、第3ページには地上展示、祝賀飛行、午前の部のスカイホーネットの飛行展示、第4ページには午後の部のスカイホーネットの飛行展示を中心に紹介します。

 午前7時を過ぎた頃の駐屯地南側から見た様子です。
 多くの航空機が駐機されており、気分が高揚します。
 スカイホーネットの見納めとあって、早朝から長い車の列ができていました。
 駐車場は開放されましたが、会場はまだ開放されていません。
 始めに、入場口前から見える範囲の様子を紹介します。
 多用途ヘリコプター「UH-60JA」です。
 輸送ヘリコプター「CH-47J」です。  高機動車です。
 第12特科隊の車両で、体験搭乗に使用されました。
 管制塔の様子に動きが見られるので、間もなく何かが行われそうです。
 エアバンド受信機は持っていないので、周囲の様子を感じ取って、動向を推測するしかありません。
 滑走路に「TH-480B」が入ってきました。
 北宇都宮駐屯地では、昨年から公開された新型練習機です。
滑走路に「TH-480B」、「OH-6D」が次々と着陸しまします。
 続いて汎用ヘリコプター「UH-1J」が着陸しました。  スカイホーネットのパイロットと思われます。
 航空行事の開始までは、まだ2時間近く時間があります。
 入場口が開場されたので、会場の様子を紹介します。
 真横から見た「UH-60JA」です。
 多くの「3トン半航空用燃料タンク車」が見られました。  各種車両です。
 フォークリフトがロードコーンの運搬に使用されていました。
 一般用フォークリフトとは異なる形をしています。
 各種業務車です。
 航空機地上展示エリアの様子です。
 まだ開放されていないので、展示機は後から紹介します。
 格納庫に展示された多用途ヘリコプター「UH-1J」です。
 ナイトビジョンゴーグル体験コーナーです。
 「JGVS-V3」と見らる暗視ゴーグルの使用体験が行われてました。
 暗闇でも鮮明で立体的な視界が得られます。
 滑走路上の「OH-6D」です。
 機体には、色違いでスカイホーネットの記念塗装が施されていました。
 「CH-47J」が近付いてきました。  滑走路に着陸します。
 着陸の様子です。  戦闘ヘリコプター「AH-64D」が到着しました。
 会場前を1回往復して着陸しました。  機体外部に取り付けられた装備や独特の外見に迫力が感じられます。
 配備数が僅か13機しかないので、見られる機会が非常に少ないです。
地上展示も行われたので、第3ページでも紹介します。
 陸上自衛隊の各種ヘリコプターです。  記念塗装が施された「OH-6D」です。
 宇都宮駐屯地開設41周年記念塗装です。  3機の「UH-60JA」が駐機してします。
 「UH-1J」も3機が駐機しています。  各種電源車です。
 救難消防車1B型(ストライカー)です。
 新型の消防車です。
 前方からは撮影できないませんでした。
 救難消防車II型です。
 重レッカです。
 もしかすると航空救難作業車と呼ばれている車両かもしれません。
 遠方には、連絡偵察機「LR-2」が駐機していました。
 展示機ではありませんが、駐屯地に隣接する富士重工業の敷地内に保管されていた航空機です。  この機体について調べてみたところ、航空自衛隊のT-7初等練習機の試作機のようです。
 次のページでは、航空資料館や地上展示機などを中心に紹介します。