陸上自衛隊 岩手駐屯地創立57周年記念行事見学記録


 第3ページでは、訓練展示を中心に紹介します。
 会場には、敵部隊を務める74式戦車が登場しました。
 観閲行進の終了後には、訓練展示の準備が整うまでの間に、音楽演奏などのイベントが行われたりするのですが、今回は直ぐに訓練展示が行われました。
 配置に着く敵役の74式戦車です。  車体前部にバラクーダネットを被せて擬装しています。
 擬装が施された74式戦車です。  機関銃陣地の様子です。
 銃身しか見えませんが、12.7mm重機関銃が設置されています。
 敵陣地の様子です。
 敵部隊は、戦車2両、重機関銃1丁、小銃数丁で編成されています。
 演出用の火工品が多数用意されていました。
 訓練展示が開始されました。
 観測ヘリコプター「OH-6D」が登場しました。
 敵部隊の状況を航空偵察します。
 続いて、多用途ヘリコプター「UH-1J」が登場しました。  「UH-1J」には、偵察要員が搭乗しています。
 偵察要員が「UH-1J」から飛び降りました。
 地面から高さは、1.5m~2mくらいあるように見えます。
 偵察要員が前進します。
 「UH-1J」が地面直上でホバリングしているため、大量の砂埃が発生して、見え難くなっています。
 高射特科部隊が登場しました。
 93式近距離地対空誘導弾1台と81式短距離地対空誘導弾1台です。
 地上部隊を航空攻撃から防護します。
 93式近距離地対空誘導弾です。
 射撃準備を進めます。
 射撃準備を完了した93式近距離地対空誘導弾です。  81式短距離地対空誘導弾です。
 地上偵察部隊が登場しました。
 軽装甲機動車3台と偵察用オートバイ2台です。
 敵の重機関銃が偵察部隊に射撃を行いました。
 偵察部隊が反撃します。  軽装甲機動車も応戦します。
 敵戦車が砲撃しました。
 偵察部隊は、敵情を報告して撤収します。
 野戦特科部隊が登場しました。
 82式指揮通信車が先導しています。
 野戦特科部隊は、155mm榴弾砲が4門で編成されています。  以下、155mm榴弾砲の射撃準備の様子を紹介します。
 中砲牽引車から切り離します。  砲身にロープを掛けて旋回します。
 下部砲架を地面に接地させて、砲脚を広げます。  砲脚を下げると射撃体勢が完了します。
 会場に展開した155mm榴弾砲の砲列です。
 「OH-6」登場しました。
 敵の退路を遮断するため、ヘリボン攻撃が行われます。
 攻撃に際して、航空偵察を行います。
 「UH-1J」が登場しました。
「UH-1J」からレンジャー部隊が降下します。
 ラペリング降下する様子です。  レンジャー部隊は、敵陣地後方を攻撃します。
 155mm榴弾砲が前進支援射撃を開始しました。
 4門の一斉射撃、1門ずつの射撃、4門の一斉射撃と各砲3回の空砲射撃を行いました。
 4門による一斉射撃は迫力があります。
 敵陣地に着弾して、煙が立ち上りました。  戦車部隊の登場です。
 会場に浸入すると同時に赤色旗を立てました。
4両が一斉に行進間射撃を行いました。
74式戦車は敵陣地に向けて並進して、更に一斉射撃を行いました。
 戦車部隊は一旦後方に下がります。  超信地旋回を披露しました。
 超信地旋回の様子です。。  車体前面には、ボルト付けされた多数のカバーが見えますが、この戦車は92式地雷原処理ローラを装着できる専用型になります。
2両(1班)が前進して射撃を行いました。
更に2両が前進して射撃をしました。
 155mm榴弾砲も次々と射撃を行います。  96式装輪装甲車と軽装甲機動車が登場しました。
 重複する写真は割愛していますが、105mm戦車砲と155mm榴弾砲の空包射撃は、相当な回数が行われました。
 他の駐屯地祭を比較しても、射撃総数は多いと思います。
 降車戦闘を開始します。
 96式装輪装甲車です。
 隊員の輸送を行ったのみで、12.7mm重機関銃の射撃は行いません。
 訓練展示も最終局面に入りました。
 155mm榴弾砲が突撃支援射撃を開始しました。
 最終弾が弾着した後、敵陣地に突撃が開始されました。
 74式戦車は同軸機関銃を射撃しながら突撃を行います。
 敵陣地を占領し、訓練展示は終了しました。