陸上自衛隊 平成27年度富士総合火力演習(教育演習・夜間演習)見学記録

 第4ページでは、後段演習終了後の会場の様子と装備品展示の一部、夜間演習を紹介します。
 後段演習終了後、会場には暫くの間、演習に参加した戦車など停止していました。
 演習終了後は、入場者が一挙に退場したので、近くから見ることができました。
 戦車教導隊第3中隊の部隊マークです。
 戦車教導隊は、本部管理中隊及び第1~第4中隊から編成されており、第1中隊は10式戦車、第2・第3中隊は90式戦車、第4中隊は74式戦車を装備しています。
多くの74式戦車、90式戦車、89式装甲戦闘車が展開しています。
最前列で見ることができれば、迫力が感じられたと思います。
 新しい第2中隊の部隊マークでしょうか?
 マークが描かれた板を針金で固定しているので、暫定的な意味があるのかもしれません。
 多連装ロケットシステムも参加していました。
ドーザブレードを装備した90式戦車です。
 スタンド席の一部ですが、航空自衛隊やアメリカ陸軍も視察していました。  午後1時から午後2時までの間、装備品展示が行われました。
 多くの装備が展示されましたが、見られる機会が少ない一部の装備品のみを紹介します。
10式戦車です。
装備品展示が開始されると、周囲に多くの人が集まるので、準備中に撮影しました。
 施設作業車です。  91式戦車橋です。
 NBC偵察車です。
 埼玉県大宮駐屯地の化学教導隊の装備です。
 87式自走高射機関砲です。
 千葉県下志津駐屯地の高射教導隊第3高射中隊の装備です。
左から155mm榴弾砲、203mm自走榴弾砲、99式自走155mm榴弾砲、多連装ロケットシステム、12式地対艦誘導弾です。
 12式地対艦誘導弾です。  203mm自走榴弾砲です。
装備品展示開始後の会場の様子ですが、非常に混雑しています。
帰りのシャトルバスの乗車には、30分以上待ちました。

 ここからは夜間演習の様子を紹介します。
 夜間演習は会場近くの駐車場が利用できるので、駐車場から歩いて向かいます。
 駐車場から会場に向かう通路です。
 多くの自衛官が見学するようです。
 通路の所々には照明機材が設置されていますが、演習終了後は真っ暗になるので、照明器具を準備する必要があります。
 会場に向かって左側の様子です。
 前面シート席の指定は無いので、スタンド席から見ることができます。
 最前列の様子です。
 一般入場者は入れないようです。
 右側から89式装甲戦闘車が2両、90式戦車が2両、74式戦車が2両です。
 夜間なので、射撃を示す緑色や赤色の旗は使用されません。
 戦車や携行火器の発射場所には、緑色の灯火が表示されています。
 74式戦車です。
 スタンド席は狭いので三脚が設置できず、手持ちで撮影することになりました。
 カメラの性能も低いので、写真の画質は低下しています。
 よく見ると小さく隊員が写っています。
 撮影することはできなかったのですが、夜間演習でも87式対戦車誘導弾などの射撃が行われました。
 会場右側の様子です。
 スタンド席から近い位置に配置された74式戦車です。
 この戦車は後に、投光器で射撃目標地点を照射しました。 
 会場が暗くなってきました。
 スタンド席の後方には、照明器具が設置されていますが、演習開始前には消灯されるので、会場は真っ暗になります。
 その場合でも、ライややスマートフォン・タブレット端末などの発光する機器の使用、ストロボ撮影は禁止されます。
 来賓などを乗せた車両が到着しました。  夜間演習の開始です。
 夜間演習は午後7時30分に開始され、実施時間は約30分間です。
 初めに、会場についての説明がされました。
 2両の74式戦車に装備された投光器が、射撃目標地点を照射しました。
 機関銃や携行火器の目標地域までの距離は約600mです。
 戦車砲の目標地域の距離は約1,700mです。
 Wikipediaによると、アクティブ投光器は夜間1,500メートル先で本が読める程度の明るさを持つと説明されています。
 夜間演習は3部構成で、第1部は暗視装置を使用した射撃です。
 スクリーンには、珍しい種類の暗視装置が幾つか紹介されました。
 三脚が使用できないので、スクリーンの画像でさえ手ブレを起こしてしまいます。
 灯火が赤色に変化したので、射撃が行われます。  12.7mm重機関銃の射撃です。
 暗闇に曳光弾が鮮やかに輝いています。
74式戦車の主砲の射撃の様子です。
十分な撮影ができなかったので、陸上自衛隊のfacebookに公開されている写真を縮小して転載しました。
 90式戦車の主砲の射撃の様子です。
 この写真も陸上自衛隊のfacebookから転載しました。
 第2部は各種戦場照明・照明下の射撃です。
 初めは照明弾の説明です。
 81mm迫撃砲、84mm無反動砲、120mm迫撃砲が照明弾を発射されました。
 照明弾は上空で発光すると、ゆっくりと落下してきます。
 次々と発光体が発生しては消えていく様子は幻想的にも思えます。
照明下の特科火砲の射撃です。
 照明下で84mm無反動砲が榴弾を射撃した様子です。
 左側の発光が照明弾、右側の発光が無反動砲の着弾です。
 夜間演習では様々な射撃が行われましたが、十分な写真が撮影できなかったので、一部のみを紹介しています。
 IR照明弾です。
 通常の照明弾とは異なり、光量が少ないので確認され難くなっています。
 肉眼では見えない赤外線が照射されており、暗視装置を使用すると照明効果が確認できます。
 スクリーンには、暗視装置を使用して見た会場の様子が表示されました。  第3部は防護における火力戦闘です。
 砲迫・戦車に支援された普通科中隊が、敵の夜間攻撃に対して、防御戦闘を行う設定です。
 攻撃前進中の敵機械化部隊及び敵砲迫部隊に対して、対砲迫戦を含む攻撃前進破砕射撃を実施しました。
 接近する敵歩兵に対して、120mm迫撃砲が照明弾を発射し、155mm榴弾砲が弾幕射撃を実施しました。  突撃する敵戦車に対して、90式戦車、74式戦車、89式装甲戦闘車が対機甲突撃破砕射撃を実施しました。
 戦車砲の射撃は撮影できませんでした。
残存した敵歩兵の突撃に対して、対歩兵突撃破砕射撃を実施しました。
最後は機関銃の集中射撃です。
この写真も陸上自衛隊のfacebookから転載しました。
最後は照明下の機関銃のみの射撃だったので、夜間演習前のリハーサルの写真と思われます。
 着弾地点の様子です。
 曳光弾は跳弾し易いようです。
 敵の攻撃を阻止し、夜間演習は終了しました。
 5.56mm機関銃の射撃の様子です。
 この写真も陸上自衛隊のfacebookから転載しました。
 以上で平成27年度富士総合火力演習(教育演習・夜間演習)のレポートを終了します。