三沢基地航空祭2015見学記録

 2015年9月13日(日曜日)


 昨年に引き続き、三沢基地航空祭を見てきました。
 航空祭は1年に1度しか行く機会が無いので、毎年何処に行くか悩ましいところですが、今年も松島基地航空祭は再開されず、百里基地航空祭はブルーインパルスの飛行展示が行われないことから、三沢基地航空祭を選択しました。

 航空祭当日は、午前10時頃から雨が降り始め、終日天候が回復することはありませんでした。
 主要な飛行展示は実施されたものの、残念ながらブルーインパルスの飛行展示は地上滑走に変更されました。
 天候には恵まれませんでしたが、来場者は約10万人にも上り、非常に混雑しました。

 地上展示機は30機種52機と大規模で充実しており、その中には、三沢基地では初めての一般公開となったMV-22 オスプレイや、昨年に続いて公開されたRQ-4 グローバルホーク、一般公開される機会が少ないB-52H爆撃機が展示されました。
 また、オーストラリア空軍の輸送機が地上展示されましたが、これは非常に珍しいことのようです。

 今回のレポートは、降雨によるカメラの故障を防ぐため、写真撮影は要所に絞り、掲載枚数は少なくなりました。
 今回は4ページに分割して、第1ページには航空祭前日の様子、第2~第4ページには航空当日の様子を紹介します。

 ポスターの画像及び文面の一部は、航空自衛隊のホームページ(http://www.mod.go.jp/asdf/misawa/)から転載しました。

 第1ページでは航空祭前日の様子を紹介します。
 写真は、海上自衛隊八戸基地の正門です。
 三沢基地に行く途中に八戸基地に寄り道しましたが、航空祭に展示される航空機が離陸するところでも見られればとの思惑もありました。
 P-3Cが移動しています。
 着陸後のようですが、もう少し早く到着していれば、飛行中の様子を見られたのかもしれません。
 八戸基地東側の道路です。
 基地が高台にあるので、鉄塔の上に誘導灯が設置されています。
 隣接する陸上自衛隊八戸駐屯地の前も通ってきましたが、特筆するようなものは見られませんでした。
 午前11時30分頃、青森県立三沢航空科学館の大空ひろばに到着しました。
 2機のオスプレイが見えます。
 この日の午前10時30分頃に到着したようです。
 もっと早く着いていれば、着陸する様子を見ることができました。
 B-52H 爆撃機です。
 一部しか見えませんが、航空自衛隊の「C-130H」輸送機のようです。  三沢航空科学館を離れて、三沢市内で昼食を摂りました。
 F-15が基地上空を飛行しましたが、離れていたので小さくしか見えません。
 昼食後、再び三沢航空科学館に向かいました。
 前方には、航空自衛隊のペトリオットシステムの発射器が走行していました。
 航空自衛隊の「C-130H」輸送機が着陸しましたが、フェンス越しなので見難い写真になってしまいました。
 着陸前の飛行中の写真も撮影したいのですが、注意して東方の空を見ていないと、着陸するまで気が付きません。 
 ブルーインパルスがエプロンに並べれられています。
 多くの人が集まっているようですが、2km近くも離れているので、その様子は窺い知れません。
 グローバルホークが見えます。
 F-15は先程、上空を飛行していた機体かもしれません。
 1時間半近く離れていた間に、着々と航空祭の準備が進められていました。
 午後1時30分頃、ブルーインパルスの予行飛行が開始されました。  4機が次々と離陸します。
 滑走路東側から西方に向かって離陸しているので、離陸後には遠離ります。  逆光であり、会場からも離れているので、良好な写真は撮影できませんでした。
 ブルーインパルスの予行飛行の写真は、要約して一部のみを紹介します。
 スモークを発出して基地の周囲を大きく旋回します。  5番機が離陸します。
 旋回しながら垂直に上昇します。  6番機は旋回しながら上昇して・・・
 ループしました。  チェンジ・オーバー・ターンですが、樹木が視界を遮ります。
 基地の周囲を大きく旋回します。
 写真右側の建物は、青森県立三沢航空科学館の展望デッキです。
 大空ひろばでは、順光で接近した機体を撮影できる機会は少ないです。
 会場からであれば、ブルーインパルスが正面から向かって来て、散開する様子が見られたました。  距離が遠いので、機体よりもスモークの軌跡を中心に撮影しました。
      
4枚連続の写真です。
バーティカルキューピッドですが、右横方向から見ているので、ハートに矢が突き刺さるようには見えません。
曇の多い空模様でしたが、青空を背景にして接近することもありました。
カメラの性能と撮影技量では、これが限界です。
 太陽を背景にしてのデルタループになりました。  何とか背面を見せて飛行する機体を撮影できました。
 バーティカル・キューバン・エイトです。  3枚連続の写真になります。
 スター・クロスです。
 五芒星が描かれる様子です。  大きく描かれているので写真には収まり切れません。
 タッククロスです。  プログラムを終了したブルーインパルスが着陸します。
 東側は青空が広がっています。
 樹木が滑走路までの視界を遮るので、着陸する様子は見えません。  着陸した様子です。
 航空祭当日は降雨のため、ブルーインパルスの展示飛行は中止されてしまったので、予行飛行を見ておいて良かったと思います。
 アメリカ空軍の早期警戒管制機「E-3B」です。
 滑走路を眺めていたので、上空を通過するまで気が付きませんでした。
 上空を大きく旋回します。
 遠くを飛行しているので鮮明な写真が撮影できず残念です。  着陸した様子です。
 航空自衛隊の空中給油・輸送機「KC-767」が着陸しました。
 午後3時を以て、前日の飛来機待ちを終了しました。
 青森県立三沢航空科学館の展示機を1機のみ紹介します。
 OH-6Dは、今年退役したばかりの新しい機体と交換されていました。
  
 写真右側 : 操縦席
 写真左側 : 後部席
 一部の計器類が取り外されているものの、良好な状態で展示されています。
 超過禁止速度を示す表と思われますが、残されたままです。  後部席から前方を見た様子です。
 操縦席と隔てられているので、圧迫感を感じます。
 三沢基地メインゲート前のアメリカ広場で開催された航空祭前夜祭「フェスタ・デル・ソル~太陽のまつりin三沢~」の様子です。
 三沢市が全国有数のテキーラ消費量を誇ることから開催されたそうです。
 会場では、テキーラをベースにした様々なカクテルや飲食物が提供されていました。
 一番辛口のカクテルを注文してみましたが、右側は辛口のテキーラのロック、左側はチェイサーはタバスコでした。
  
 会場で飲食物を購入する度に抽選券が貰えます。
 抽選会では、豪華賞品は逃したものの、ポテトチップスが1袋が2回当たりました。
 夜も更けた三沢基地メインゲートの様子です。
 第2ページは、航空祭当日の様子を紹介します。