三沢基地航空祭2015見学記録

 第2ページでは、三沢基地航空祭の開会式開始前までの様子を紹介します。
 午前6時頃、三沢基地メインゲートに到着しました。
 まだ入場待ちの人は少ないです。
 午前7時にメインゲートが開放されました。
 地上展示された航空自衛隊のE-2C 早期警戒機です。
 今回の航空祭では、大変なミスを犯してしまいました。
 混雑する前にアメリカ軍機を撮影するべきでしたが、基地内で道に迷ったため、航空自衛隊の展示エリアに迷い込んでしまいました。
 航空自衛隊のCH-47J 輸送ヘリコプターです。
 機内が公開されていました。
 混雑していなかったので、機内を見ることにしました。
 E-2Cが離陸準備を進めています。
主翼を展開する様子です。
 第3航空団基地業務群施設隊消防小隊による展示コーナーです。  新型破壊機救難消防車 A-MB-2です。
 アメリカのOshkosh Corporation製のSTRIKER 6X6が採用されています。
 昨年は、大型破壊機救難消防車 A-MB-3が展示されていたので新しく配備されたものと思われます。
 消火用水を10,500リットル、消火薬液を880リットルを搭載できます。
 エンジンの最大出力は679ps、車両総重量は39.462トンにもなります。
 子供向けのイベントちびっこ花電車です。
 C-130H 輸送機です。
 機内では機動衛生ユニットが展示されていました。
 機動衛生ユニットとは、重傷救急患者を輸送航空機により長距離患者輸送する際に使用する搭載型の装備品です。
 1個ユニットは医官、看護師、救命救急士、管理要員の4名で運用し、救急車やドクターヘリ等では搬送が困難な重傷救急患者の搬送に対応します。
 機動衛生ユニットは、C-130Hの機体改修の必要が無く、2個ユニットを搭載できます。
 短時間で搭載することができ、1ユニットで最大3名を搬送できます。
 コンテナのような形状で、全長 約5.1m、幅 約2.4m、高さ 約2.5m、重量 約2.5tです。
 患者搬送用ベッドに寝かされた訓練用の人形です。
 内部は狭いので、全体的な写真は撮影できませんでした。
 搭載医療器材は、患者監視装置、血液ガス分析装置、超音波診断装置、輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器、低圧持続吸引器、除細動装置などです。
 集中治療室レベルの医療監視・措置が行え、空飛ぶICUと称されることもあります。
 会場の様子です。
 開場から約1時間が経過していますが、まだ混雑していません。
 E-2Cが離陸します。  F-2A 戦闘機です。
 真横から見た様子です。
 今にも雨が降りそうな曇空なので、全体的に暗い写真になってしまいました。
 コクピットの様子です。
 正面から見た様子です。  この格納庫では、F-2のコクピット展示と翼上ウォークが行われました。
 混雑していなかったので、コクピットを見ることにしました。  F-2翼上ウォークの様子です。
 小学生限定ですが、機上を歩くことができます。
 エンジンノズルの様子です。  内部はライトアップされていました。
 F-2が離陸します。  コクピットは写真撮影が可能でした。
 T-4 中等練習機です。  第3基地防空隊の展示コーナーです。
 81式短距離地対空誘導弾(B)発射装置です。
 平成2年に製造された装置なので、旧式の73式大型トラックに搭載されています。
 81式短距離地対空誘導弾射撃統制装置です。
 20mm対空機関砲(JM167A1)です。  20mm機関砲弾です。
 ヘルメットとボディアーマーを試着して、記念写真が撮影できました。  北部航空施設隊の展示コーナーです。
 様々な除雪車が展示されていました。
 除雪トラック(高速プラウ除雪車)です。
 道路幅の制限が無く、広い滑走路を除雪するため、巨大な排雪板が取り付けられています。
 重除雪車(ロータリ式放雪形)です。
 残雪除去器材(フロントブラシ型)です。  大型融氷液散布車です。
 除雪トラック(ワンウェイプラウ・トラックグレーダ付)です。  残雪除去器材(プラウ付)です。
 側面から見ると、とても大きいです。  除雪ドーザです。
 人命救助システムII型の装備品です。
 航空自衛隊山田分屯基地の第37警戒隊による装備品展示と思われます。
 装備品の説明や東日本大震災での災害派遣活動の様子を紹介するパネルが設置されていました。
 展示されていたパネルの一部を紹介します。
 岩手県下閉伊郡山田町は、岩手県中部の沿岸部に位置しており、東日本大震災では甚大な被害を受けました。
 山田町には、航空自衛隊山田分屯基地があり、捜索・救助活動などを行っています。
 人命救助システム以外の災害派遣器材も展示されていました。
 野外炊事セットです。
 野戦かまどは1986年製と表示されており、29年も前に製造された装備ですが、古さを感じさせません。
 この格納庫では、装備品展示と休憩所が開設されていました。
 T-4の動作展示が行われました。  動作展示が開始されると混雑しました。
F-2のエンジンF-110-IHI/GE-129です。
格納庫では、エンジンも展示されていました。
E-2CのエンジンT-56A-425です。
 救命浮舟です。  救命胴衣やサバイバルキットなども展示されていました。
 次のページでは、開会式以降の様子を紹介します。