陸上自衛隊 福島駐屯地創立62周年記念行事見学記録

 2015年10月3日(土曜日)


 陸上自衛隊福島駐屯地創立62周年記念行事を見てきました。
 今年の福島駐屯地祭も晴天に恵まれ、来場者は5,000名を超えたそうです。

 福島駐屯地祭は、東日本大震災が発生した2011年に初めて見てきましたが、今回で5年連続して見ることができました。
 毎年続けて同じ駐屯地祭を見ていると、今年はどのような演出が盛り込まれるのか期待するところですが、今回は4年ぶりに74式戦車の体験搭乗が行われました。
 戦車の体験搭乗は、駐屯地祭では人気のあるイベントですが、毎年楽しみにしてきたファンとっては、待ちに待ったイベントだったかと思います。

 今年も昨年と同じく、会場南側から見ることにしたので、観閲行進の撮影には不適でしたが、訓練展示は比較的良好な位置から見ることができました。

 今回は3ページに分割して、第1ページには観閲行進、第2ページには訓練展示、第3ページには装備品展示を中心に紹介します。
 防衛館や常設されている装備品の紹介は、過去に紹介しているので省くことにしました。
 尚、文面の一部は福島駐屯地のホームページから引用しました。

 陸上自衛隊福島駐屯地のホームページはこちらです。
  http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/kakusta/fukusima_sta/index.html

 今年のプログラムです。
 例年とほぼ同じ内容です。
 午前8時頃の正門の様子です。
 まだ一般入場者は並んでいません。
 ドローンを禁止する看板が表示されていました。
 今年はドローンの墜落事故や事件が多発して、社会問題にもなりました。
 郡山駐屯地の第6高射特科大隊から、93式近距離地対空誘導弾が到着しました。
 第6特科大隊の81式短距離地対空誘導弾です。
 余談になりますが、74式戦車は3日前には駐屯地に運び込まれていた模様です。
 宮城県多賀城駐屯地から第38普通科連隊第1中隊の車両が到着しました。
 この部隊は、観閲行進や訓練展示などには参加していないと思われます。
 午前9時に開場されました。
 記念式典は午前10時から開始なので、それまでの間、会場を見て歩いたり、買い物などをしました。
 会場に整列した観閲部隊です。
 青空が広がっています。
 会場からは吾妻連峰が見えます。  観閲部隊入場です。
 記念式典が開始されます。
 観閲部隊指揮官の入場です。  観閲官を務める福島駐屯地司令の入場です。
会場に整列した福島駐屯地の各部隊です。
 国旗の入場です。  巡閲の様子です。
 巡閲の様子です。
 記念式典の様子は省きます。
 記念式典が行われていますが、式典会場の外では2個分隊程度の部隊が移動していました。
 携行している装備品から見ると、訓練展示に参加する部隊と思われます。
 福島駐屯地には、諸隊を含めて8部隊、約1,400名もの隊員が配置されているので、一部を除いては観閲部隊と訓練展示を行う人員が別個に指定されているようです。
 続いて、観閲行進の準備が進められます。  第44普通科連隊第1中隊です。
 今年は左上腕に第1中隊の部隊マークを付けていました。
 会場南側に観閲行進部隊が集合しています。  音楽演奏が開始されました。
 観閲行進の開始です。
 観閲部隊の先頭の82式指揮通信車です。  82式指揮通信車に搭載された12.7mm重機関銃です。
 82式指揮通信車1台と軽装甲機動車2台です。  福島駐屯地の主力部隊である第44普通科連隊です。
 徒歩行進部隊の入場です。
 逆光なので、暗い写真が多くなってしまいました。
 徒歩行進を行うのは、第44普通科連隊第2中隊です。
 第44普通科連隊本部管理中隊です。  1/2tトラックです。
 偵察用オートバイです。  軽装甲機動車です。
 1・1/2tトラックです。  3・1/2tトラックには、資材運搬車と小型ショベルドーザが積載されています。
 第44普通科連隊第1中隊です。  高機動車です。
 81mm迫撃砲 L16を積載した1/2tトラックです。  87式対戦車誘導弾を積載しています。
 1/2tトラック3台と高機動車6台で編成されていました。  第44普通科連隊第3中隊です。
 左側は旧型の73式小型トラックです。  第44普通科連隊第4中隊です。
 第4中隊は軽装甲機動車で編成されています。
 5.56mm機関銃を構えています。
 今年は中央即応連隊の観閲行進のように、乗員は機関銃を構えたままで観閲官に敬礼をしませんでした。
 軽装甲機動車に搭載された5.56mm機関銃です。
 第44普通科連隊重迫撃砲中隊です。  120mm迫撃砲 RTです。
 6門の120mm迫撃砲が参加しました。  第6後方支援連隊第2整備大隊第3普通科直接支援中隊です。
 この部隊は、普通科部隊の車両・通信・火器等の点検・整備・車両保安検査等の業務を行います。
 3・1/2tトラックです。  3・1/2tトラック(有蓋車)です。
 第11施設群です。  第11施設群本部管理中隊です。
 第11施設群第356施設中隊です。  92式地雷原処理車です。
 75式ドーザです。  この中隊には、92式地雷原処理車と75式ドーザが配備されています。
 第11施設群第377施設中隊です。  83式地雷敷設装置をけん引する3・1/2tダンプです。
 83式地雷敷設装置です。  中型セミトレーラに積載された油圧ショベルです。
 第11施設群第378施設中隊です。  3・1/2tダンプです。
 東北方面後方支援隊第105施設直接支援大隊第2直接支援中隊です。
 この部隊は、施設部隊の車両・通信の整備・車両保安検査等の業務を行います。
 3・1/2tトラック(有蓋車)です。
 重レッカです。  87式偵察警戒車です。
 宮城県大和駐屯地の第6偵察隊からの参加です。
 93式近距離地対空誘導弾です。
 郡山駐屯地の第6高射特科大隊からの参加です。
 81式短距離地対空誘導弾です。
 第6高射特科大隊からの参加です。
 155mm榴弾砲を牽引する中砲けん引車です。
 郡山駐屯地の第6特科連隊からの参加です。
 宮城県大和駐屯地の第6戦車大隊です。
 96式装輪装甲車です。  74式戦車です。
 今年は第6戦車大隊から、96式装輪装甲車1両、74式戦車2両が参加しました。
 例年は、観閲行進には1両しか参加しなかったり、参加しないこともあったので、戦車が2両も参加することは稀なことだと思います。
 観測ヘリコプター「OH-6D」です。
 山形県神町駐屯地の第6飛行隊からの参加です。
 多用途ヘリコプター「UH-1J」です。
 第6飛行隊からの参加です。
 観閲行進の終了です。
 第2ページでは、訓練展示を中心に紹介します。