陸上自衛隊 大和駐屯地創立60周年記念行事見学記録

 2016年6月5日(日曜日)


 宮城県黒川郡大和町にある陸上自衛隊大和駐屯地で行われた「大和駐屯地創立60周年記念行事」を見てきました。
 大和駐屯地のホームページによると、入場者数は6,187名にもなったようです。

 大和駐屯地には、第6戦車大隊や第6偵察隊などの部隊が駐屯しています。
 戦車大隊が駐屯しているので、迫力ある訓練展示を見ることができたはずですが、残念ながら、今回は訓練展示は行われませんでした。
 訓練展示の代わりに、装備品展示が行われましたが、87式偵察軽快車2両、74式戦車5両、155mm榴弾砲1門、軽装甲機動車4両などが登場し、訓練展示と同規模の装備が登場しました。

 その他のイベントは、第6偵察隊によるオートバイドリル、東北方面音楽隊による音楽演奏、74式戦車の体験搭乗などが行われました。

 今回は4ページに分割して、第1ページには装備品展示、第2ページには観閲行進、第3ページと第4ページには装備品展示を中心に紹介します。

 写真や文面の一部を陸上自衛隊第6師団のホームページから引用しました。
     http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/index.html

 この日、日帰りで行ける距離の駐屯地では、岩手駐屯地、霞ヶ浦駐屯地、大宮駐屯地でも創立記念行事が行われました。
 大宮駐屯地には行ったことが無いので、今年こそはとも考えましたが、大和駐屯地は60周年なので、特別企画があることを期待して、
大和駐屯地を選択しました。
 当日配布されていたプログラムです。
 プログラムには訓練展示が記載されており、直前まで予定されていたことが推測されます。
 大和駐屯地前の国道457号線の様子です。
 開場の約25分前に到着しましたが、混雑はありませんでした。
 開場前の正門の様子です。
 この日は陽射しが強くて暑かったのですが、徐々に雲が広がり、天候は下り坂に向かいました。
 会場の様子を紹介します
 3年前にも大和駐屯地創立記念行事を見ていますが、その時には155mm榴弾砲は参加していません。
 会場には、多くの戦車が並べられています。  92式地雷原処理ローラを取り付けた74式戦車です。
 96式装輪装甲車です。
 後方には74式戦車が並べられています。
 会場の様子です。
 見通しが良くないので、74式戦車は別の場所から撮影します。  前方から見た92式地雷原処理ローラを取り付けた74式戦車です。
 装備品展示で撮影できたので、詳しくは後程紹介します。
会場正面に並べられた車両です。
 82式指揮通信車、87式偵察警戒車、偵察用オートバイです。  地上レーダー装置1号 JTPS-P23です。
 重レッカです。  軽装甲機動車、3 1/2tトラック、1トン半救急車です。
74式戦車11両、96式装輪装甲車2両、78式戦車回収車1両です。
多くの戦車が密集して並べられた様子は、迫力を感じます。
 記念式典の開始まで時間があるので、装備品展示会場を見て歩きました。  74式戦車です。
 偵察用オートバイです。
 2台が展示されており、迷彩服を着用して記念写真を撮影することができました。
 軽装甲機動車です。
 82式指揮通信車です。  96式装輪装甲車です。
 87式偵察警戒車です。  78式戦車回収車です。
 車体右側にはクレーンが装備されています。
 最大吊上下能力は、20t×3.5mとされています。
 74式戦車です。
 74式戦車は2両が展示されており、うち1両は暗視装置を装備したタイプでした。
 砲塔右側に装備された付属品収納箱です。   74式戦車の車体後部には、ドラム缶の様な形状の予備燃料タンクを搭載することができますが、その取付部品のようです。
会場対面側から見た74式戦車です。
 会場に置かれた155mm榴弾砲です。  会場から離れた場所に並べられた74式戦車と軽装甲機動車です。
偽装網や丸太などの様々な装備を積載しています。
この74式戦車は、装備品展示で使用されました。
 間もなく記念式典が開始されます。
 観閲部隊の入場に先立ち、東北方面音楽隊が入場しました。
 観閲部隊の入場です。
会場に整列した観閲部隊です。
逆光なので、見難い写真になってしまいました。
 駐屯地業務隊は、64式7.62mm小銃を携行していました。
 改めて見ると、携行している銃剣が長く感じます。
 観閲官の入場です。
 記念式典の詳しい様子は省略します。
 国旗の入場です。  巡閲の様子です。
 記念式典が終了後、観閲行進が行われました。
 観閲部隊が車両に向かいました。
 車両の前に整列しました。
 74式戦車の様子です。  一斉に乗車を開始します。
 戦車以外の車両も乗車を完了しました。  前照灯が点灯しました。
 次のページでは、観閲行進を中心に紹介します。