陸上自衛隊 平成28年度自衛隊記念日観閲式(総合予行)見学記録

 第4ページでは、観閲行進(車両)の続きとその他のイベントを中心に紹介します。
 航空自衛隊ペトリオット部隊です。
 先頭の1/2tトラックです。
 5両で編成されていました。
 射撃管制装置(ECS)です。  レーダー装置(RS)です。
 発射機(LS)です。  アンテナ・マスト・グループ(AMG)です。
 高射特科部隊です。
 22両で編成されていました。
 93式近距離及び11式短距離地対空誘導弾中隊です。
 93式近距離地対空誘導弾です。
11式短距離地対空誘導弾です。
自衛隊観閲式には初登場の装備です。
 03式中距離地対空誘導弾中隊です。  高機動車に積載された装備ですが用途は分かりません。
 前方は、射撃用レーダ装置・空中線部です。
 後方は、射撃用レーダ装置・信号処理部です。
 発射装置です。
 87式自走高射機関砲中隊です。  87式自走高射機関砲です。
 野戦特科部隊です。
 24両で編成されていました。
 155mm榴弾砲FH70中隊です。
 155mm榴弾砲です。
 地対艦ミサイル中隊です。  88式地対艦誘導弾です。
12式地対艦誘導弾です。
自衛隊観閲式には初登場の装備です。
 多連装ロケット中隊です。  82式指揮通信車です。
 多連装ロケットシステム自走発射機 M270です。  155mm自走榴弾砲中隊です。
99式自走155mm榴弾砲です。
車両部隊の最後は戦車部隊です。
35両で編成されていました。
10式戦車は16両が参加しました。
一度の機会に、これだけの10式戦車は見たことがありません。
90式戦車は19両が参加しました。
90式戦車です。
 今回は、74式戦車の参加はありませんでした。
 10式戦車は、近隣の駐屯地祭では滅多に見ることはできませんが、更新が進んでいる表れかもしれません。
 観閲式当日の写真です。
 当日は観閲行進(車両)が終了後、アメリカ陸軍並びに海兵隊部隊による祝賀飛行が行われ、UH-60 ブラックホーク3機、MV-22 オスプレイ2機が参加しました。
 観閲式当日の写真です。
 アメリカ陸軍による祝賀車両行進が行われました。
 ワシントンの第7歩兵師団から装輪装甲車ストライカー7両が参加しました。
 ストライカーは、装備品展示も行われました。
 観閲式当日の写真です。
 当日は祝賀車両行進の後、ブルーインパルスによる展示飛行が行われました。
 観閲式当日の写真です。
 総合予行は、観閲式当日と比較すると演出の一部が省略されており、見劣りは否めません。
 観閲部隊指揮官による観閲行進終了の申告です。
 国旗降下、閉式の辞、儀じょう隊栄誉礼の後、観閲官が退場しました。
 以上で観閲式は終了です。
 観閲式終了後は、一気に混雑は解消しました。
 この後も様々なイベントが行われたので、見ることにしました。
 会場でのイベントが開始されるまでの間、様々な車両が往来していました。  会場が混雑していたので気が付きませんでしたが、会場近くに設置されていた機材です。
 航空気象装置や航法援助装置の一部かと思われます。
 高等工科学校ドリル部によるドリル演技が行われました。  東部方面自衛太鼓の演奏が行われました。
 58式105mm榴弾砲です。
 音楽隊の演奏の楽器として使用されます。
 105mm榴弾砲は、北富士駐屯地の第1特科隊が操作します。
 自衛隊の音楽演奏は、駐屯地祭や音楽祭などで鑑賞できる機会は多いのですが、空包射撃が伴う演奏が行われる機会は少ないです。
 4門が登場しました。  射撃準備を整えた105mmりゅう弾砲です。
 空砲準備されていますが、各門5発くらい射撃しました。
 演奏曲は、チャイコフスキー作曲の序曲「1812年」です。
 この演奏では、実物の大砲を使用して、空砲の発射音が楽器として使用されます。
 演奏の途中ですが、会場近くの上空を海上自衛隊の掃海・輸送ヘリコプターMCH-101が飛行しました。
 要人輸送の用途かと思われます。
演奏の終盤での空包射撃の様子です。
 装備品展示会場では、動的展示が行われました。  87式自走高射機関砲です。
 高射特科グループは、81式短距離地対空誘導弾、93式近距離地対空誘導弾、87式自走高射機関砲の動作展示が行われました。
 87式自走高射機関砲の捜索レーダを旋回させています。  他の高射特科グループの動的展示は省略します。
 戦車グループの動作展示です。
 90式戦車です。
 10式戦車です。
 10式戦車の周囲は混雑していました。
 90式戦車と10式戦車は、交代してエンジンを始動しました。
 エンジン音を聞き比べると全く違うことが感じられます。
 因みに、90式戦車のエンジンは、空冷2サイクル10気筒で1,500ps、10式戦車は、水冷4サイクル8気筒で1,200psです。
 90式戦車の銘板ですが、製造NO 0018、1991年12月と表示されています。
 量産開始から間もない25年も前に製造されていますが、経年劣化は感じられなません。
 90式戦車の姿勢制御です。
 エンジン音は、90式戦車の方が迫力が感じられるので、真後ろから見ることにしました。
 90式戦車は、油気圧式懸架装置により、前後上下に姿勢変更が行えます。
 10式戦車です。
 10式戦車は、前後左右上下に姿勢変更が行えます。
 防衛省・自衛隊イメージキャラクター ピクルス王子とパセリちゃんです。
 会場近くに待機していた11式装軌車回収車です。
 車体前部には、現地整備車両と表示されています。
 まだ配備数は少なく、希少な装備です。
 会場の様子は概ね全てを見たので、帰路につくことにしました。
 近くには陸上自衛隊広報センターがありますが、早朝からの出発と復路を長距離運転するので、諦めることにしました。
 装備品展示会場は、まだ混雑していますが、会場のイベントは終了しているので、観閲席には誰も居ません。  午後1時40分を以って終了としました。
 以上で自衛隊記念日観閲式総合予行のリポートを終了します。