陸上自衛隊 平成28年度自衛隊記念日観閲式(総合予行)見学記録

 2016年10月16日(日曜日)


 陸上自衛隊朝霞訓練場で開催された平成28年度自衛隊記念日観閲式の総合予行を見てきました。
 自衛隊記念日の行事は、陸上・航空・海上自衛隊が毎年交代で開催しており、今年は陸上自衛隊の観閲式が行われました。

 陸上自衛隊のホームページから引用して、観閲式について説明すると、「自衛隊記念日観閲式の目的は、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣(観閲官)の観閲を受けることにより、隊員の使命の自覚及び士気の高揚を図るとともに、防衛力の主力を展示し、自衛隊に対する国民の理解と信頼を深めるものであり、3年に1度行われます。」とされています。

 観閲式は、この日の1週間後の10月23日に実施されました。
 観閲式を前に実施された総合予行には、部隊数:27個部隊、人員:約4,000名、航空機数:約50機、車両:約280両が参加し、観閲式に準じた規模で実施されました。

 今回の観閲式は、総合予行がインターネットにより一般公募されました。
 残念ながら、一般公募には落選していまいましたが、幸運にも招待券を頂くことができたので、見ることができました。

 今回は4ページに分割して、第1ページには装備品展示、第2ページには式典と観閲行進(徒歩部隊)、第3ページには、観閲飛行、観閲行進(車両部隊)、第4ページには観閲行進(車両部隊)、動作展示など中心にを紹介します。

 YouTube 陸上自衛隊広報チャンネルでは、観閲式の動画が公開されています。
    https://www.youtube.com/user/JGSDFchannel

 一般公募には落選したものの、招待券1枚を頂くことができました。
 希少な機会なので、1人でも遠路も厭わず赴くことにしました。
 この先の右側が会場の朝霞訓練場です。
 自宅から会場までの距離は、片道約280km
もありました。
 第1ゲートの様子です。  チケットの色によって、入場口が区分されています。
 午前6時20分頃、開場待ちの列に並びました。
 既に長い列ができていました。
 会場で頂いたパンフレットの一部です。
 緑券席は会場から最も遠いのですが、観閲席の様子が見え、逆光にならない利点もあります。
 緑券席の様子です。
 前回の観閲式の反省から、最上段の席に座りました。
 装備品展示会場の様子です。
 まだ陽射しが低いので、撮影環境は良くありません。
 会場に向かって右側の様子です。
 遠くには観閲台が見えます。
 観覧席は瞬く間に満席になりました。
 輸送防護車が見えます。
 正面の様子です。  左側の様子です。
 多くの車両が見えます。
 観閲式の開始まで時間があるので、装備品展示会場を見ることにしました。  残念ながら、総合予行では16式機動戦闘車は展示されませんでした。
 93式近距離地対空誘導弾です。
 強烈な日差しで一部に影が入り込むので、上手く撮影できませんでした。
 写真の色調が不自然ですが、ご了承下さい。
 81式短距離地対空誘導弾です。
 87式自走高射機関砲です。  03式中距離地対空誘導弾です。
 88式地対艦誘導弾です。  遠隔操縦観測システムです。
 無人機と発進装置のみ展示されていました。
 化学防護車です。  96式多目的誘導弾システムです。
 軽装甲機動車です。  防護陣地が展示されていました。
 各所には写真スポットが設置されていました。  写真スポットから撮影した陣地構築地域の様子です。
 5.56mm機関銃用簡易掩蓋掩体です。  陣地の内部が公開されていました。
 内部は狭いので、1人づつ交代で入りました。
 内部から見た銃眼の様子です。  MINIMIを設置した写真が展示されていたので、実感を感じることができました。
 交通壕です。
 地面が垂直・直線に掘られています。
 降雨に備えて、排水溝が掘られており、パレットも敷かれています。
 74式戦車用掩体です。
 74式戦車用掩体を正面から見た様子です。  開口部から見た74式戦車です。
 74式戦車用掩体を後方から見た様子です。  74式戦車です。
 土嚢はレンガのように整然と積まれています。  120mm迫撃砲RT用掩体を正面から見た様子です。
 120mm迫撃砲です。  FH70用掩体です。
 正面から見たFH70用掩体の様子です。  後方から見たFH70用掩体の様子です。
 155mm榴弾砲(FH70)です。  装薬壕や弾薬壕も構築されていました。
 装備品展示の紹介を続けます。
 90式戦車です。
 10式戦車です。
 NBC偵察車です。  99式自走155mm榴弾砲です。
 89式装甲戦闘車です。  96式装輪装甲車です。
 87式偵察警戒車です。  オートバイ(偵察用)です。
  
 写真左側 : 自衛隊埼玉地方協力本部のマスコットキャラクター「サイポン3兄弟」です。
 「サイポンりく」と「サイポンうみ」を発見しました。
 写真右側 : 防衛省・自衛隊イメージキャラクター「ピクルス王子」です。
 銃器も展示されていました。
 9mm拳銃です。  89式5.56mm小銃です。
 9mm機関拳銃です。  5.56mm機関銃です。
 対人狙撃銃です。  野外入浴セットです。
 第12後方支援隊補給中隊による展示です。
 機材を使用して足湯を行っていました。
 野外入浴セットのトレーラ搭載器材です。
 ボイラーや揚水ポンプ、発電機が搭載されています。
 野外炊具1号(改)です。
 12時から、おしるこが振る舞われました。
 浄水セット 逆浸透型です。  救護活動セットです。
 天幕内部の様子です。  衛生器材が展示されていました。
 救急医療セット2型、AED、人口蘇生器ポータブルです。
 吊り上げ用患者運搬具、スクープストレッチャーなどです。  減圧蘇生担架です。
 担架やストレッチャーは様々な種類があるようです。
 人工呼吸器、超音波診断装置などです。  患者監視装置、点滴スタンド、輸液ポンプ(薬液量換算式)が医療用シミュレーターを使用して展示されていました。
 野外手術システムです。  手術ユニットの内部です。
 手術衣を着た本物の医師や看護師?が案内していました。
 手術台です。  手術準備ユニットの内部です。
 血液迅速分析装置、自動現像装置などの機材が積載されていました。
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