陸上自衛隊 平成28年度自衛隊記念日観閲式(総合予行)見学記録

 第2ページでは、式典と観閲行進(徒歩行進)を中心に紹介します。
 装備品展示会場の片隅に止められていた車両です。 
 EMERGENCYと表示されているので、緊急時に使用される車両と思われます。
 式典が開始されるまで時間があるので、会場を見て歩きました。  観閲行進に使用される車両です。
多くの戦車が整然と並べられていると迫力を感じます。
 航法援助装置の一部と思われます。  こちらは会場中央側の車両です。
 会場は広く、左側の遠方に観閲台があります。
 観閲部隊は、この道路上を行進します。
 観閲台の後方も見てみました。
 無線搬送装置1号 JMRC-C17/R17と思われます。
 観閲台後方には様々な機材が設置されていました。
 90式戦車回収車です。
 重レッカなども不測の事態に備えて待機してます。
 広域用監視装置 GOB-206です。
 中部方面情報隊移動監視隊の装備です。
 広域用監視装置のカメラ部分です。
 58式105mm榴弾砲です。
 一線から退役して相当の年月が経過していますが、礼砲などの用途のために、少数が保存されています。
 会場後方には救護所が設営されており、1トン半救急車が待機しています。
 東部方面衛生隊第302救急車隊です。
 観覧席に戻ってきました。
 式典が開始されるまで、会場の様子を見ながら暫く待つことにしました。
 観閲部隊が姿を現しました。
 左側の機材は、着陸誘導装置の一部で精測進入レーダーと思われます。
 続々と観閲部隊が集合しています。  観閲席後方には、迷彩服の部隊が整列しています。
 観閲部隊が入場します。  目の前には車両が止めてあるので、見通しが良くありません。
会場に整列した観閲部隊です。
約4,000名が参加しました。
 会場には幾つかの塔が設置されており、号令に合わせて旗を振って、観閲部隊に合図していました。  会場近くに特別儀じょう隊が集合しました。
 大型バスが入場しました。
 当日は会場に要人を輸送しますが、リハーサルなので乗車していないようです。
 観閲式執行者が入場しました。
 特別儀じょう隊が入場しました。  先頭はラッパを吹奏しています。
 観閲式総合予行の式次第をパンフレットから転載して紹介します。

  1 観閲官臨場
  2 儀じょう隊栄誉礼
  3 開式の辞
  4 栄誉礼
  5 国旗掲揚
  6 巡閲
  7 観閲官訓辞
  8 徒歩行進(徒歩)
  9 観閲飛行
  10 車両行進(車両)
  11 国旗降下
  12 閉式の辞
  13 儀じょう隊栄誉礼
  14 観閲官退場

 総合予行で省略された部分は、陸上自衛隊の公式ホームページやフェイスブックに公開された写真を転載して紹介しています。
 なお、転載した写真には、観閲式当日の写真と表示しています。

 出展:陸上自衛隊WEBサイト
  http://www.mod.go.jp/gsdf/index.html
 出展:陸上自衛隊の公式facebook
  https://www.facebook.com/jgsdf.fp/
 
 真新しく見えるM1ライフルを携行しています。
 観閲官臨場です。
 観閲官が入場します。
 儀じょう隊栄誉礼です。
 登壇の前に観閲官に対して、特別儀じょう隊による栄誉礼が行われました。
 栄誉礼です。
 開式の辞の後、観閲官に対して栄誉礼が行われました。
 この後、国旗掲揚が行われましたが省略します。
 巡閲が行われます。
 巡閲の様子です。  総合予行では、東部方面総監が観閲官を務めました。
 観閲式当日の写真です。
 観閲式当日は、内閣総理大臣が観閲官を務めました。
 後方の1/2tトラックには防衛大臣が乗車しています。
 観閲官訓辞です。
 当日はこの後、陸海空自衛隊の中から、特に顕著な功績のあった部隊に対して、内閣総理大臣から特別表彰が授与されましたが、総合予行では省略されました。
 観閲行進の隊形が取られます。
 観閲部隊が乗車準備をします。
 3 1/2tトラックには、2名しか乗車しません。
 予備自衛官部隊が乗車する予定ですが、総合予行では招集されなかったようです。
 当日は1台につき、20名が乗車しました。
 96式装輪装甲車や89式装甲戦闘車には、多くの隊員が乗車します。  乗車を完了した様子です。
 会場から退場する様子です。  多くの偵察用オートバイが参加しています。
 観閲行進準備には、若干の時間が掛かりますが、見所があります。  会場後方では、観閲行進を待つ車両が並んでいます。
 第1空挺団による空挺降下が行われました。
 3名の空挺隊員が降下しましたが、観閲行進の準備を見ていたため、降下した瞬間は見逃してしまいました。
 戦車の排気ガスで曇っています。
 エンジンの轟音と排気ガスの臭いが伝わってきます。
 観閲席後方には、多くの戦車が並んでいます。  次々と会場から出て行きます。
 空挺隊員が着地します。  余談になりますが、前回(3年前)の観閲式及び総合予行では、悪天候のため空挺降下が中止されました。
 観閲式当日の写真です。
 総合予行では実施されませんでしたが、当日は観閲行進の前に、XC-2輸送機による試験飛行が行われました。
 観閲行進の開始です。
 陸上・海上・航空自衛隊合同音楽隊が、行進曲凱旋を吹奏しながら入場しました。
 改めて会場の様子を紹介します。
 会場正面に向かって右側の様子です。
 会場正面の様子です。
 車両が移動したので、見通しが良くなりました。
 会場左側の様子です。  観閲部隊の先頭は、観閲部隊指揮官を努める第1師団長です。
 82式指揮通信車1両と1/2tトラック3台です。
 陸軍分列行進曲の演奏で入場しました。
観閲行進の様子です。
広大な会場を大部隊が行進する様子は圧巻です。
 部隊用国旗です。  防衛大学校学生隊です。
 防衛大学校学生隊は、4個梯隊合計536名(観閲式当日)が参加しました。  防衛医科大学校学生隊です。
 3個梯隊が参加しました。  高等工科学校生徒隊です。
 1個学年で1個梯隊(全3個梯隊)を編成し、約500名の生徒が参加しました。  第3梯隊は小銃ではなく、鞄を携行しています。
普通科部隊です。
第1梯隊、第2梯隊の編成で、各梯隊は更に2個梯隊から編成されていました。
 普通科部隊第1梯隊長です。
 1/2tトラック4台です。
 普通科部隊第1梯隊です。
 練馬駐屯地の第1普通科連隊から編成されているようです。
 普通科部隊第2梯隊です。
 大宮駐屯地の第32普通科連隊から編成されているようです。
 空挺部隊です。
 先頭は、1/2tトラック3台です。  9mm機関けん銃を携行しています。
 2個梯隊が参加しました。  折り曲げ銃床型の89式小銃を前に携行しています。
 海上自衛隊部隊です。
 音楽隊の演奏は行進曲「軍艦」に変わります。
 先頭は自衛艦旗です。
 海上自衛隊は、第3術科学校から職員・学生合わせて約200名で観閲徒歩部隊を編成し、観閲行進に参加しました。
 訓練の様子などは、海上自衛隊 YouTubeチャンネルで紹介されています。
 海佐・海尉クラスの幹部です。  先頭の梯隊は、海曹クラスで編成されていました。
 次の梯隊は海士クラスで編成されていました。  航空自衛隊部隊です。
 音楽隊の演奏は行進曲「空の精鋭」に変わります。
 先頭は指揮官、幹部と航空自衛隊旗です。  航空自衛隊部隊は、2個梯隊が参加しました。
 女性自衛官部隊です。
 音楽隊の演奏は行進曲「大空」に変わります。
 1/2tトラックの運転手も女性です。
 陸上・海上・航空自衛隊女性自衛官部隊の行進が続きますが省略します。
 次のページでは、観閲飛行、観閲行進(車両)を中心に紹介します。