航空自衛隊 松島基地航空祭2017見学記録

 第3ページでは、装備品展示を中心に紹介します。
 B格納庫では、松島気象隊の装備品展示が行われました。
 松島気象隊は、今年で創設60周年を迎えましたが、記念して部隊マークがデザインされました。
 創設60周年記念デザインです。  携帯気象観測装置(TACMET-R)です。
 災害地などに搬送して、現地の気象を観測する装置です。
 高いので、1枚には収められません。
 支柱の先端には風向風速計、左下側には温度湿度計、右下には視程計が装備されています。
 携帯気象観測装置のワークステーションです。
 市販品と同等のノートパソコンが使用されているようです。
 左側は携帯気象観測装置の雷検知器、右側は雨量計です。
 他には、雲底高度計、主電源、拡張電源から構成されます。
 スイーパーです。
 格納庫内を清掃する機材です。
 UH-60JとU-125Aのタイヤです。  電解用整流器です。
 家庭用電源を航空機が使用できる電気に変換する装置です。
 油圧装置試験機です。
 航空機はエンジンを作動しなければ油圧装置を動作できませんが、この装置を使用することで、エンジンを作動しなくても油圧装置の点検を行うことができます。
 エンジン洗浄スプレーユニットです。
 エンジン内部に付着した海水を洗浄する装置です。
 自走式伸縮高所作業車です。
 航空機の高所を点検する機材です。
 松島救難隊の装備品展示です。
 救難ボートです。  松島救難隊の装備品は多く展示されていましたが、混雑していたため、詳細は省きます。
 次の飛行展示を見ることにしました。  仙台市消防航空隊の防災ヘリコプター「けやき」による消火展示です。
 機体は、ベルヘリコプター 412EPです。
 牽引車を利用した花自動車が運行されました。  花自動車乗り場の近くは空いていましたが、会場中央から遠く離れてしまいました。
 救難展示が行われます。
 UH-60Jがエンジンを始動しました。
 救難捜索機 U-125Aと救難ヘリコプター UH-60Jが滑走路に移動します。
 救難展示の前に、海上保安庁航空機の航過飛行が行われました。
 機体は、ビーチクラフト キングエア 350です。
 海上保安庁からは、2機の航空機が参加しました。
 機体は、ボンバルディア DHC-8-300です。
 救難展示が開始されました。
 UH-60Jの後方では、遭難者の位置を赤色の発煙で示していますが、全く見えません。
 U-125Aがマーカーを投下しました。
 救難員が降下しました。
 場所が悪かったので、救助の様子は見えませんでした。
 担架を降ろします。
 救難員と遭難者を吊り上げています。  機内に収容します。
ブルーインパルスです。
予備機が2機展示されていました。
 F-2の機動飛行展示が開始されました。
 離陸後、急上昇しました。
 ヴェイパーが発生しています。
 轟音を上げて急上昇しました。  旋回する様子です。
機動飛行は、滑走路上を通過して太平洋上を旋回しました。
会場上空を通過しなかったので、近くから撮影できる機会は少なかったです。。
 タッチアンドゴーを行います。  前列の方から見ることができなかったので、着地した瞬間は見えませんでした。
 ドラッグシュートを使用して着陸しました。  F-2の機動飛行を以って、午前の飛行展示は終了しました。
 午後のブルーインパルスの飛行展示までは、約1時間45分の時間があるので、航空機展示や装備品展示を見ることにしました。
輸送機 C-130Hです。
 小牧基地に配備されている第1輸送航空隊第401飛行隊の部隊マークです。  機内に搭載された機動衛生ユニットが展示されましたが、混雑していたので諦めました。
 機動衛生ユニットです。  RF-4E、F-2B、UH-1Jです。
洋上迷彩が施された偵察機 RF-4Eです。
 F-2Bと並べられています。
 用途は異なりますが、洋上迷彩の比較できます。
 百里基地に配備されている偵察航空隊第501飛行隊の部隊マークです。
戦闘機 F-2Bです。
 第4航空団の部隊マークです。  陸上自衛隊の多用途ヘリコプター UH-1Jです。
 ホイストクレーンを装備しています。  ホイストクレーンのジブ部分です。
 エンジンが公開されていました。  後方から見た様子です。
 第4基地防空隊の装備品展示です。  81式短距離地対空誘導弾射撃統制装置です。
 射撃統制装置の操作部分です。  対空機関砲(VADS)です。
 偽装網で隠蔽されています。
 81式短距離地対空誘導弾発射装置です。  偽装網されていない発射機と2基が展示されていました。
 訓練弾です  偽装網で隠蔽されていない対空機関砲(VADS)です。
 細部の状態が分かります。
 20mm機関砲弾です。  1/2tトラックですが、第4基地防空隊の車両ではないので、輸送・連絡などのために置かれていたのかもしれません。
 次のページでは、ブルーインパルスの午後の展示飛行を中心に紹介します。