三沢基地航空祭2017見学記録

 2017年9月10日(日曜日)


 三沢基地基地航空祭を見てきました。
 今年の三沢基地航空祭は、アメリカ海兵隊所属のF-35B戦闘機とアメリカ空軍のB-1B爆撃機が展示されました。
 三沢基地でのF-35の一般公開は、今回が初めてであり、昨年と比較すると豪華な内容になりました。
 今年は相当な混雑が予想されたので、前日と当日共に早朝から活動を開始して、万全の準備と体制で臨むことにしました。

 当日は、開場直後から雷が伴う豪雨に見舞われましたが、早々に回復し、午後には青空が広がりました。
 一部の飛行展示は中止されたものの、主要なイベントは実施され、来場者は約9万人に上りました。
 また、三沢基地では初めてとなる警備犬訓練展示が行われた他、希少な機体も展示されました。

 今回は4ページに分割して、第1ページには、航空祭前日に行われた予行飛行や外来機の到着の様子、第2~4ページには、航空祭当日の様子を中心に紹介します。
 画像や文面の一部は、航空自衛隊三沢松島基地のホームページ(http://www.mod.go.jp/asdf/misawa/)から転載しました。

 午前2時30分頃、自宅を出発しました。
 今年は、前日の早い時間から外来機の到着を見ることにしました。
 岩手県の平泉前沢IC付近まで来ると、周囲が明るくなり始めました。
 八戸市を通過する頃ですが、海上自衛隊のP-3Cが飛行していました。
 八戸航空基地に着陸するようです。
 三沢十和田下田ICを通過しました。
 天候は晴天です。
 午前8時20分頃、青森県立三沢航空科学館に到着しました。
 三沢空港の展望デッキは、写真撮影には最適かもしれませんが、混雑するので、こちらを選択しました。
 まずは、フェンス越しに三沢基地の様子を見てみました。
 T-4が移動しています。  近い場所から見ようとすると、金網越しになってしまいます。
 T-4は何度か離着陸したので、他は省略します。
 午前8時30分頃、対戦車ヘリコプター「AH-1S」が到着しました。  三沢航空科学館の駐車場は、まだ閑散としています。
 航空祭の会場の様子を見てみました。
 会場までは約2kmも離れていいるので、機体は難しいです。
 F-16とヘリコプターが見えました。
 ヘリコプターMH-60と思われます。
 E-2C 早期警戒機が見えました。
 F-35やB-2は見えません。
 閑散としているので、外来機の到着が多く見られるかもしれません。
 RF-4、F-15、UH-60J、YS-11が見えました。
 午前8時40分頃、観測ヘリコプター「OH-6D」と多用途ヘリコプター「UH-1J」が到着しました。  午前10時10分頃、ブルーインパルス4機が到着しました。
 近くに来るまで気が付かず、咄嗟に撮影したので、暗い写真になってしまいました。
 基地上空を旋回して着陸態勢に入りました。  この時間は、基地東方の撮影は逆光になってしまいます。
 着陸しました。  約10分後にブルーインパルス3機が到着しました。
 着陸態勢に入りました。  多用途支援機「U-4」が到着しましたが、着陸の様子は撮影できませんでした。
 20KL燃料給油車です。
 時間があるので、車両も撮影してみました。
 午前10時15分頃、空中給油・輸送機「KC-767」が到着しました。
 見つけるのが遅れたため、樹木に隠れてしまいました。
 基地上空を目視で警戒し続けることは、根気が必要です。
 日差しが強く、気温も上昇してきたので、日陰で休みながら見ていました。
 明日に向けて、気力・体力を温存する必要があります。
 陽炎が生じています。
 路面清掃車が清掃を行っています。  F-16です。
 午前10時55分頃から、デモフライトを行いました。
 低空で基地上空を旋回しています。  急上昇しました。
 距離が離れているので、撮影には限界があります。  翌日行われる機動飛行で、撮影できることを期待します。
旋回時して三沢航空科学館に接近することもありました。
 青空を背景にヴェイパーが発生しています。  着陸します。
 基地東側の滑走路延長上も撮影ポイントのようですが、基地の様子を窺い知ることができないことが難点です。
 着陸しました。
 約14分間のデモフライトを行いました。
 午前11時45分頃、アメリカ空軍のC-130が離陸しました。
 C-130の離陸を以って、午前の行動を終了することにしました。  航空祭当日のブルーインパルスの飛行展示は、午後0時40分から午後1時20分の予定なので、同時間に予行飛行が行われることも予想されたのですが、基地の様子に変化が見られませんでした。
 天候が悪化してきました。
 再度、会場の様子を見てみました。
 F-16とC-12Jが増えました。
 KC-767です。
 ブルーインパルスです。  E-2C、RF-4、F-15、UH-60J、U-4、YS-11、UH-1Jが見えました。
 招待者観覧席には、人影が見えません。
 午後1時20分頃ですが、基地の西方では、雨が降り始めたようです。  大型破壊機救難消防車が見えなくなってきました。
 三沢航空科学館では、まだ雨は降っていません。
 ブルーインパルスが雨に包まれました。  三沢航空科学館も激しい雨が降りだしました。
 雨が降っている場所が、局地的に移動していることが分かると思います。
 約10分程で雨が上がりました。
 北側から晴れ間が見えてきました。
 雨が上がったとは言え、ブルーインパルスの予行飛行が行われるのか、予想もできません。
 ボンネットトラックです。
 観覧者が傘を差していない通り、雨は完全に止んでいます。
 午後1時45分頃、F-16が移動を開始しました。
 離陸しました。  離陸後、急上昇しました。
 F-16の機動飛行を2回も見ることができました。
 午前よりも撮影環境が悪化しているので、撮影は諦めました。  約11分間のデモフライトを行いました。
 午前に行った機体とは、垂直尾翼の上端の色が異なるので、別の機体ということが判別できます。
 招待者観覧席に観覧者が集まっています。
 ブルインパルスの飛行展示が行われるかもしれません。
 午後2時30分頃、B-1B爆撃機が到着しました。
 基地上空を1周しました。
 逆光ですが、滅多に見られる機会が無いので、撮影しました。
 遠いのですが、機体の大きさが感じられました。
 機体を傾けて機体背面を見せました。  着陸します。
 滅多に見ることができない機体なので、明日の展示を楽しみにしてます。  ボナンザが2機着陸しましたが、省略します。
 午前3時15分頃の様子ですが、太陽が低くなってきました。
 昨年のブルインパルスの予行飛行は午後2時00分から、一昨年は午後1時30分から行われましたが、今年は遅れています。
 ブルーインパルスの周囲には、整備士がいるように見えます。
 午後3時20分頃、航空自衛隊のC-130Hが到着しました。  午後3時35分頃、ブルーインパルスが移動を開始しました。
 長時間待った甲斐がありました。
 滑走路東側に向かいます。  4機が離陸しました。
 ダイヤモンド・テイクオフ・ダーティターンです。  続いて2機が離陸しました。
 ロールオン・テイクオフ&ローアングル・キューバンです。
 太陽が写り込んでしまいました。  順光になることもありましたが、今回は撮影を諦めました。
 バーティカル・キューピッドです。
 約23分間の予行飛行を見ることができました。
 展示飛行を終了して着陸しました。
 午後4時15分を以って、三沢航空科学館から撤収しました。
 約8時間もの長時間になりましたが、F-16の機動飛行を2回、ブルーインパルスの飛行展示、B-1爆撃機の飛行などを見ることができました。
 三沢基地メインゲート前のアメリカ広場では、今年も航空祭前夜祭「フェスタ・デル・ソル~太陽の祭り~」が開催されました。
 このイベントは、三沢市は東北地方で有数のテキーラ消費地であり、テキーラや原産地のメキシコ料理などをテーマにしたものです。
 今回もここで夕食にしました。
 アメリカンバーにも行ってみました。
 次のページでは、航空祭当日の様子を紹介します。