陸上自衛隊 平成30年度方面隊実動演習(東北方面隊)
「みちのくALERT2018」(福島県南相馬市)見学記録

 最終ページです。 1隻目のエアクッション艇では、ブルドーザの卸下の準備をしています。  ブルドーザが走行する部分には、ロープのような物が敷かれましたが、滑り止めか甲板の保護ののように思われます。
 救助犬が捜索を開始します。  ブルドーザが瓦礫を除去し、通路を啓開します。 研修位置での概要説明には、湿地ドーザと説明されていました。
 2隻目のエアクッション艇が移動を開始しました。  上陸します。
2隻目のエアクッション艇は、会場左端に後方を向けて停止しました。
 救助犬が負傷者を発見しました。 隊員が負傷者を搬送します。  自衛官が介助して歩行可能な軽傷者のようです。
 多用途ヘリコプター UH-60JAが登場しました。  2回目の負傷者収容を行います。
駐車場上空でホバリングしています。
 救難員が降下します。  スリングを携行しています。 1回目とは異なる方法で救助します。
 負傷者の負傷程度によって、収容方法が変わります。 重傷者の場合には、担架に乗せたまま吊り上げることも可能です。  吊り上げました。
機内に収容します。
スキッドは、先端にフックが付いた棒を使って引き上げるようです。
 被災者を救助して、2日目の訓練展示は終了しました。  会場近辺の立入規制が解除されたので、近くまで寄って、エアクッション艇を見ることにしました。
 2隻目のエアクッション艇からは、電力会社の高圧応急用電源車や高所作業車、携帯電話会社などの車両5台が卸下されました。 電力や通信などのライフラインの復旧、物資輸送なども支援をします。
 福島県では、間近からエアクッション艇を見られる機会は希少だと思います。 もう少し待てば、エアクッション艇の収容などの撤収作業を見ることができたのかもしれませんが、午後3時20分を以て撤収することにしました。 以上でみちのくアラート2018南相馬会場のリポートを終了します。