陸上自衛隊 平成30年度方面隊実動演習(東北方面隊)
「みちのくALERT2018」(福島県南相馬市)見学記録

 2018年11月10日(土曜日)・11月11日(日曜日)

 東北方面隊は、平成30年11月9日(金曜日)から11月11日(日曜日)までの間、大規模実動演習「みちのくALERT2018」を実施しました。
 「みちのくALERT」とは、大規模な災害対処演習を実施して、自衛隊と自治体・関係省庁・関係機関等との連携強化及び東北地区の災害対応能力の向上を図ることを目的としています。
 今回の演習には、自衛隊約13,000名、東北6県139市町村、72機関が参加し、「1人でも多くの命を救うために」というキーコンセプトのもと、災害対策本部の運営、SIP4D(防災情報共有システム)を活用した被害情報の共有、AAV・LCACを活用した人命救助活動、発着艦訓練、洋上における医療活動、原子力災害対応訓練、燃料・物資・緊急患者空輸等、あらゆるフェーズに応じた訓練が実施されました。

 福島県南相馬市に設定された訓練会場では、大規模地震と津波によって瓦礫が散乱し、陸上からの部隊接近やヘリコプターが降着できない孤立地域を想定し、水陸両用車やエアクッション艇を活用した人命救助と物資輸送などを行う訓練が実施されました。

 今回は6ページに分割して、第1~3ページには11月10日の訓練様子、第4~6ページには11月11日の訓練の様子を紹介します。

 文章と画像の一部は、陸上自衛隊東北方面隊のホームページから引用しました。
  http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/neahq/index.html

 これまでに実施された訓練の経緯です。 今回は4年振り2回目の大規模実働演習でした。 平成14年から実働訓練に向けての準備が行われており、当初の訓練地域は宮城県の一部でしたが、後に東北全県に拡大されました。 訓練の教訓は、東日本大震災の災害派遣活動に大きく生かされたと言われています。
 みちのくアラート2018の概要です。 東北各県の市町村では、架橋訓練、避難住民誘導訓練、給水・炊き出し訓練、オフサイトセンター運営訓練など様々な訓練が実施されました。 福島県内では、物資輸送、広域防災・後方支援拠点の開設運営が実施されました。
 東北方面隊のホームページには、訓練までの経過が掲載されました。 福島県南相馬市で実施される訓練には、陸上自衛隊の水陸両用車が参加すると公表されていました。

 午前10時頃、会場近辺に到着しました。 付近の駐車場には、多くの自衛隊の車両が駐車していました。 訓練は午後1時から4時と公開されていましたが、被災地域の道路状況などが分からなかったので、早めに向かうことにしました。  北泉海水浴場駐車場です。 雨上がりで、雲が厚い天候でした。
 防波堤上から見た会場左側の様子です。 後方の建物は、東北電力原町火力発電所です。  中央の様子です。 瓦礫が設置されています。
 右側の様子です。 遠くに水陸両用車が見えました。  水陸機動団の水陸両用車です。 偵察用ボートなどもあります。
今回の訓練には3両が参加しました。 東北地方の訓練に参加するのは、今回が初めてです。
 会場近辺は立入規制が予想されたので、少し離れた原町シーサイドパークの展望台から見ることにしました。  会場右側の様子です。
 AAV7が見えます。 堤防上では間近から見ることができましたが、撮影は禁止されていました。  会場近くの駐車場で見つけた車両です。 東北方面通信群第102指揮所通信大隊の局地無線搬送装置です。
 会場後方から見た様子です。 写真中央の白天幕が研修位置です。  研修位置では、午後0時頃からリハーサルが行われました。
 招待者・関係者などに対する状況説明です。  訓練の概要が説明されています。 本訓練は、AAV・LCACを活用した孤立地域における人命救助を想定しています。
 午後0時20分頃、遠くに輸送艦おおすみが現れました。  輸送艦おおすみです。
 会場上空を輸送ヘリコプター CH-47が通過しました。  多用途ヘリコプター UH-1Jが2機、会場付近を通過しました。
 東北地方の市町村一帯で訓練が実施されているので、会場付近を多くのヘリコプターが通過しました。  波が高いようです。 次のページに続きます。