陸上自衛隊 令和元年度富士総合火力演習(教育演習・夜間演習)見学記録

 第5ページでは、前段演習前に行われた演習場整備の様子を中心に紹介します。 会場右側には、多くの施設器材が待機しています。
 グレーダが会場に入ってきました。  タイヤローラや大型ドーザなどです。 教育支援施設隊や第307施設隊の部隊名が確認できました。
 油圧ショベルです。  特大型ダンプです。
 多くの施設器材が使用される演習場整備は、見所の一つです。 滝ヶ原駐屯地の教育支援施設隊を紹介するHPには、「富士総合火力演習では、会場までの演習場内の幹線道路整備から会場の整地(統制のとれたグレーダ作業は一見の価値あり)を展示しています。」等と説明されています。 
 会場左側の様子です。 先頭のトラックは、標的の風船を積載しています。  中距離多目的誘導弾を2台確認できましたが、茂みの中なので作業の様子は見えません。
 音楽隊が入場しました。 第12音楽隊と富士学校音楽隊で編成されています。  「陽光を背に」、「陸軍分列行進曲」などを演奏しました。
 音楽演奏の間も演習場整備は進められています。 3の台までの距離は、約1,000~2,500mも離れているので、作業の様子を窺い知ることができません。  標的の風船を設置しています。
 赤の台までの距離は、約600~800mです。 隊員と比較すると、標的や風船の大きさが感じ取れます。  Fスタンド席の後方には、多くの天幕やシェルタが設置されていました。 アンテナが多く設置されているので、通信指揮等の機能があるのかもしれません。
 会場左後方には、対戦車ヘリコプター AH-1Sが待機していました。  3 1/2tトラックに積載された器材です。 通信器材のように見えます。
 時々、気球が打ち上げられました。 曇空で富士山周辺には霧が発生しましたが、幸い風は穏やかでした。  気球です。 気象測定装置で観測しているものと思われます。
 来賓の入場です。 諸外国の軍人や家族のようです。  様々なパターンの迷彩服が気になりました。
 一部ですが、来賓の迷彩服を紹介するために写真を拡大してみました。 多彩な種類の迷彩服のパターンが確認できます。 一見しただけでは、何処の国の所属部隊か分かりません。
 演習場整備の最後は散水作業です。  民間会社のレンタルの散水車が多く使用されました。
 陸上自衛隊の散水車は、3台使用されました。  散水車には、「101施器 特器」、「102施器-特」の部隊名が確認できました。
 3 1/2t水タンク車や除染車と異なります。 側方にも散水する機能があります。  演習場整備が終了しました。 午前9時45分頃の会場の様子です。 あと15分で前段演習が開始されます。
 会場右側の様子です。  会場左側の様子です。
 ミリタリーにも非常に詳しく、クイズ番組が得意な芸人が登場しました。 著名人の写真を掲載することが、どの程度まで許容されるのか分からないので、写真を加工し、芸名を伏せることにしました。  富士学校長の入場です。 次のページに続きます。