陸上自衛隊 関東補給処創立14周年及び
霞ヶ浦駐屯地開設59周年記念行事見学記録


 第2ページでは、観閲行進などを紹介します。
 式典会場は奥行きが狭いため、雛壇が横に長いです。
 集合した観閲部隊です。
 後方には背広姿の防衛省職員も整列しています。
 この日は真夏日でした。
 後方部隊が中心なので、64式小銃を装備しています。  高等工科学校生徒による儀仗ドリルも披露されました。
 観閲行進の開始です。
 後方支援部隊が主体なので、重火器は登場しません。
 先頭は観閲部隊指揮官で、関東補給処副処長が務めています。
 関東補給処の車両です。
 業務トラックで、日野レンジャーが使用されています。
 積載物品は、81式地対空誘導弾の訓練弾です。
 7tトラックです。
 三菱製大型トラックを自衛隊仕様にしたものです。
 積載物品は、90式戦車のエンジン、トランスミッション、ヘリコプター用エンジンなどと紹介されていました。
 エンジンを積載した業務用トラックです。
 トラックには、様々な補給物品が積載されており、細かな演出がされていました。
 積載物品は、国際貢献用資機材、通信機材、野戦砲用ジャッキ、ヘリコプター用ブレードなどと紹介されていました。
 積載物品の文字がよく見えないのですが、タービンエンジンなどと表示されているので、ヘリコプター用エンジンの運搬用コンテナと思われます。
 日産サファリです。
 用途不明です。
 トヨタハイエースです。
 一般用のナンバープレートが付いていました。
 業務車両と思われます。
 大型バスですが、窓が塞がれているので人員輸送用とは思えません。
 アナウンスから、試験測定車両と推定されます。
 続いては、航空学校霞ヶ浦校です。
 高機動車をベースにした航空電源車です。  73式大型トラックです。
 作業装置付有蓋車です。
 航空用燃料タンク車です。  東部方面後方支援隊第101全般支援隊です。
 3・1/2tトラックです。
 第101全般支援隊補給中隊です。
 1tトレーラをけん引しています。
 73式大型トラックです。
 トラックは、新旧型別、作業装置(クレーン)の有無、有蓋(シェルター)の有無などのバリエーションが多彩なので、それぞれ写真を掲載してみました。
 3・1/2tトラックです。  第101全般支援隊整備中隊です。
 3・1/2tトラックです。
 3・1/2tトラックです。  重レッカです。
 航空自衛隊第1高射群第3高射隊です。
 現在は少なくなった73式小型トラックです。
 軽装甲機動車です。
 地上移動局用衛星通信装置です。
 トヨタ ランドクルーザーが使用されています。
 観閲行進の最後は、関東補給処のフォークリフトです。
 三菱製フォークリフトです。
 定格荷重3.5tのモデルです。
 他に1.35tや5tのモデルも見られました。
 三菱製大型フォークリフト
 定格荷重20t前後のフォークリフトと思われます。
 約20tの貨物を運搬するためには、それを大幅に上回る車体重量が無ければ、安定してリフトすることができないので、車体重量は30t近くあると思います。  続いて観閲飛行です
 様々な回転翼機が飛行しましたが、詳しくは次ページ以降で紹介します。
 観閲行進終了後の大型フォークリフトです。
 写真左側の自衛官と比較すると大きさが実感できると思います。
 案内所近くに止めてあった救急車です。
 消防署や医療機関で使用されている高規格救急車と同等のものと思われます。
 90式戦車です。
 装備品試乗が行われました。
 展示品を除くと、本州では静岡県と茨城県にしか配備されていません。
 抽選券配布場所には、朝早くから長い列ができていました。
 抽選券を手に入れても、さらに少ない確率の当選番号に当たらなければ、体験乗車ができません。
 排気量21,500cc、1,500馬力のエンジン音は非常に大きいです。
 2両が加速中のエンジン音は、ヘリコプターのエンジン音よりも大きな印象を受けます。 
 加速や旋回はスムーズで、74式戦車と比較して、シフトチェンジのショックも感じられません。   軽装甲機動車の装備品試乗も行われました。
 コンクリートの舗装は、キャタピラの接地面に貼り付けられたゴムが擦れて、真っ黒になっていました。
 50tの車重を支えるキャタピラは、消耗が早そうです。