陸上自衛隊 福島駐屯地創立59周年記念行事見学記録


 観閲行進終了後、ファンシードリル演技が行われました。  見せ場の一つの空包射撃です。
 詳細な演技の様子は省略します。
 演技終了時の様子です。  昨年は国旗が展開されましたが、今年はファンシードリル隊の旗が使用されました。
 ファンシードリル終了後、会場では訓練展示の準備が進められました。  会場設営が進められる一方で、第44普通科連隊と第11施設群の装備品紹介が行われました。
 92式地雷原処理車です。  75式ドーザです。
 初めに、普通科連隊の個人装備の紹介が行われました。  89式小銃の説明です。
 個人用暗視装置も装備しています。  01式軽対戦車誘導弾の説明です。
 他には、5.56mm機関銃が紹介されました。
 訓練展示の会場設営の様子ですが、砂塵の発生を抑えるため、消防車が放水してます。  92式地雷原処理車と75式ドーザの紹介です。
 92式地雷原処理車です。
 地雷原処理用ロケット弾を収納するキャニスターを開放しています。
 地雷原処理用ロケット弾の発射態勢です。
 ワイヤーで連結した多数の爆薬をロケットで投射して、長さ約200m、幅約5.5mの範囲の地雷を爆破処理します。
 75式ドーザです。
 ブレードを上下させています。
 戦闘支援を行うため、装甲が施されており、鈍重な土木工事用ブルドーザとは異なり、軽快に移動できます。
 訓練展示が開始されます。
 訓練展示のシナリオを簡単に説明すると、自衛隊は会場右側から登場し、左側に設定された「奥の台」地区の敵を撃破して奪還するというものです。
 訓練展示の開始です。
 敵情を解明するため、観測ヘリコプター「OH-6D」が航空偵察を行います。
 低空飛行で航空偵察を行っています。  第44普通科連隊情報小隊の偵察部隊が、敵情の偵察を行います。
 被弾を避けるため、オートバイの車体で身体を防御して、姿勢を下げて運転しています。  偵察部隊が発見した敵部隊に対して、12.7mm機関銃を搭載した1/2tトラックが威力偵察を行います。
 12.7mm機関銃を射撃して偵察部隊を支援します。  敵情を確認した偵察部隊が撤収します。
 レンジャー隊員を乗せた多用途ヘリコプター「UH-1J」が登場しました。  レンジャー部隊が降下して潜入します。
 火力戦闘部隊の登場です。
 第6特科連隊第3大隊の155mmりゅう弾砲が自走して登場しました。
 重迫撃砲中隊の120mm迫撃砲が登場しました。
 120mm迫撃砲を高機動車から切り離して設置します。  155mmりゅう弾砲も射撃準備を進めています。
 122mm迫撃砲は、照準コリメータも設置して実戦的に見えます。
 第2中隊迫撃砲小隊が登場しました。
 81mm迫撃砲L16は分解すると、一つのパーツが約12kgになるので、人力で運搬することもできます。
 81mm迫撃砲を設置しています。
 第2中隊対戦車小隊が登場しました。  87式対戦車誘導弾を降ろして、射撃準備に移ります。
 87式対戦車誘導弾が射撃準備を完了しました。   第6戦車大隊第2中隊の74式戦車が登場しました。
 74式戦車が前方に出て敵に射撃を行います。  火力戦闘部隊の155mmりゅう弾砲、120mm迫撃砲、81mm迫撃砲が射撃準備を完了しました。
 攻撃準備射撃が開始されました。
 155mmりゅう弾砲が空砲射撃を行います。
 迫撃砲は空砲射撃ができないので、模擬弾を使用して射撃動作を展示しています。
 弾着後の会場の様子です。
 目前には1/2t トラックが止まってしまったので、会場全体が見渡せません。
 第356施設中隊の92式地雷原処理車が登場しました。  75式ドーザの登場しました。
 92式地雷原処理車が地雷原処理用ロケット弾を発射して、地雷原に突破口を啓開します。  続いて、75式ドーザが地雷を撤去した突破口を整地して、軽装甲機動車が通過できるようにします。
 奥の台に敵の装甲車両が発見されました。
 第2対戦車ヘリコプター隊の「AH-1S」が、装甲車両を攻撃します。
 AH-1Sと74式戦車が、敵の装甲車両を攻撃します。
74式戦車が敵の装甲車に対して射撃をします。
 第2中隊第1小隊と第2小隊の小銃小隊が登場しました。
 先頭の軽装甲機動車では、01式軽対戦車誘導弾を構えています。
 軽装甲機動車が5.56mm機関銃を射撃します。
 小銃小隊が降車戦闘を開始します。  敵の反撃により、小銃小隊の1名が負傷者しました。
 衛生班が救援に向かいます。
 負傷者を搬入しているようですが、その様子は見えません。  救急車仕様の軽装甲機動車は、訓練展示だけの演出なのか、実際に運用されることがあるのかは分かりません。
 攻撃部隊の突撃を前に、火力戦闘部隊の突撃支援射撃が行われました。  突撃支援射撃の最終弾を合図に、74式戦車を先頭に小銃小隊が奥の台に突入します。
奥の台を占領して、訓練展示は終了しました。