三沢基地航空祭2014見学記録


 第2ページは、航空祭当日の米軍機を中心に紹介します。
 午前6時頃のメインゲート付近の様子です。
 まだ人は疎らです。
 三沢基地メインゲート前に設置された看板です。
 多くの部隊が配置されています。
 午前7時頃、開門されました。
 赤丸で表示した僅かに見えるブーニーハットは管理人です。
 航空自衛隊ホームページ (http://www.mod.go.jp/asdf/misawa/)に掲載されていた画像を縮小し、入場者の顔を加工して転載しました。
 メインゲート~手荷物検査場のシャトルバスに乗ることができました。
 手荷物検査場の様子です。
 まだ混雑は無いので、スムーズに通過できました。
 会場の様子ですが、まだ入場者は少ないです。
 混雑する前にグローバルホークを見て、次いでアメリカ軍機を優先することにしました。
 航空自衛隊の「E-2C 早期警戒機」が離陸しました。
 太陽がまだ低く、逆光気味なので暗い写真になってしまいました。
 F-2戦闘機なども離陸しましたが、後に紹介するので省略します。
 アメリカ空軍の無人偵察機「RQ-4 グローバルホーク」です。
 国内で一般公開されるのは初めてです。
 主翼が非常に長いです。
 高々度を長時間の飛行を実現するための機体形状で、胴体はアルミ合金、主翼はグラファイト複合材で軽量化されているようです。
 正面からは全体を写せなかったので、真後ろから撮影しました。
 全幅は約35mもあります。
 警備は厳重で、小銃を携行した兵士が警戒していました。  正面から見た様子です。
 上部の張り出した部分には、SATCOMアンテナが内蔵されいます。
 下部には、可視・赤外線センサが内蔵されていますが、外観からはカメラレンズとアナログ式気圧計(圧力計?)が見られます。
 推力7,600ポンド、最大速度310ノット/時と説明されています。
 推力はF-16の約35%であり、最高速度は574Km/h程度になります。
 機体底面に張り出しているのは、戦術データリンクアンテナです。
 レーダーやセンサ類は機体に収納されているので、外部から見られる装備は少ないです。
 
 部隊マークには、「AIR COMBAT COMMAND」(航空戦闘軍団)と表示されています。
 グアム島のアンダーセン基地に配備されている機体が、三沢基地に一時的に配備されています。
 RQ-4の説明パネルの一部です。
 大半の民間機は高度40,000ft以下を飛行していますが、RQ-4は高度約60,000ft(約18,000m)を飛行します。
 イラク戦争では、激しい砂嵐の中で地上部隊や有人攻撃機が発見できなかったミサイル発射装置などを撮影したようです。


アメリカ空軍の空中給油・輸送機「KC-135R ストラトタンカー」です。
 機体後部には、空中給油用のフライングブームを装備しています。  航空自衛隊のKC-767とは形状が異なるようです。
 貨物室が見えます。
 後に機内を公開したようです。
 左側のエンジンカバーから、嘉手納基地に配備されている「第909空中給油飛行隊」の機体ということが分かります。
 右側のカバーは、「第718航空機整備中隊」を意味しています。
 アメリカ空軍の輸送機「C-130H ハーキュリーズ」です。  機内も撮影したのですが、強烈な逆光だったため省きます。
 アメリカ空軍の戦闘機「F-15C イーグル」です。
 嘉手納基地に配備されている第18航空団第67戦闘飛行隊の機体です。
 アメリカ空軍の攻撃機「A-10C サンダーボルトII」です。
 会場の混雑が始まっています。
 混雑前に撮影した写真です。
 グローバルホークを見ることを優先したので、遠くから撮影しました。
 韓国烏山空軍基地に配備されている第51戦闘航空団第25戦闘飛行隊の機体です。
 案内板には、コールサインとしてワースホッグ(イボイノシシ)と説明されていまが、部内ではこちらの方が一般的な呼称なのかもしれません。
 右側主翼に吊り下げられた装備です。
 右側は空対地ミサイル「AGM-65 マーベリック」、左側は航行・照準ポッド「AN/AAQ-28」です。
 ミサイルを後方から見たところ、中身は空っぽでした。
 航行・照準ポッド「AN/AAQ-28」です。
 表示されている文字から推測すると、最近製造された機材と思われます。
 
 機首に装備された30mmガトリング砲です。
 正面から見ると、前脚は左寄りで、30mmガドリング砲は右寄りに取り付けられていることが分かります。 
 
 コクピット周辺は、対空射撃に対応するため、堅牢な設計になっているそうです。
 後にコクピット内も公開されていましたが、できれば見たかったです。
 三沢基地所属のアメリカ空軍の戦闘機「F-16 ファイティングファルコン」です。  機体右側には、20mmバルカン砲が装備されています。
 機体前方のパイロンに取り付けられた照準ポッド「AN/AAQ-33」です。  照準ポッド「AN/ASQ-213」です。
 対レーダーミサイルの誘導装置です。
 外部から見ると、使用時間がアナログ表示されるようで、ソフトウェアの更新も行われている模様です。
 ちょっとしたファンサービスをしています。  こちらは立入禁止エリアに展示されたF-16です。
アメリカ海軍の電子戦機「EA-18G グラウラー」です。
 中央のパイロンには戦術妨害装置「AN/ALQ-99」、翼端には無線周波受信システム「AN/ALQ-218」が取り付けられています。  第138電子攻撃飛行隊の所属機です。
アメリカ海軍の対潜哨戒機「P-3C オライオン」です。
 カジキの部隊マークです。
 第40哨戒飛行隊の所属機です。
 アメリカ海軍の対潜哨戒機「P-8 ポセイドン」です。
 P-3Cの後継機となる最新鋭機で、昨年12月に嘉手納基地に配備されました。 
 P-3Cと比較して、ジェットエンジンに変更されており、機体も少し大型化しています。
 対潜用探知機も新型の機材が搭載されていると思われます。
 潜水艦のキルマーク?が表示されています。
 ハンマーを持ったキツネの部隊マークは、第5哨戒飛行隊の所属機であることを意味しています。
 今回の航空祭では、アメリカ軍はオスプレイを展示する予定でしたが、直前に中止となってしまい残念です。
 こうして見ると、アメリカ軍は航空祭のために、沖縄や韓国など遙か遠方から様々な機体を持ち込んでいます。
 滑走路に動きが見られました。
 F-16が滑走路端に移動しています。
 F-16が離陸します。
 F-16が次々と離陸しました。
 次のページでは、自衛隊機を中心に紹介します。