陸上自衛隊 第6師団創立53周年・神町駐屯地創立59周年記念行事見学記録


 第3ページでは、訓練展示を中心に紹介します。
 観閲行進終了後、第22普通科連隊による格闘訓練展示が行われました。
 会場に広く展開して行われたので、観閲台から離れた場所からでも見ることができました。
 この後に行われた戦闘訓練展示では、良好な写真が撮影できなかったので、格闘訓練展示を様子を詳しく紹介することにします。
 徒手による単独動作の様子です。
 自衛隊の格闘術は、近年、従来の徒手格闘から、より実戦的な新格闘に刷新されています。
 新格闘の技や型の名称は分からないので、一般的な格闘技の名称に置き換えて紹介します。
 スポーツ的な要素が強い格闘技の種類や流派によっては、安全性のため、肘打ちや膝蹴りは禁止されていますが、新格闘では様々な打撃技が取り入れられているようです。
 自衛隊の格闘術は、日本拳法を原型にしていると言われており、突きや蹴りの打撃技の他、投げ技や関節技、ナイフや着剣した小銃を使用しての格闘術も加えられています。  徒手による約束組手の様子です。
 2枚連続の写真になります。
 相手の突きを受け流して・・・
 投げて倒れた相手に一撃を加えています。  絞め技もあります。
 3枚連続の写真になります。
 相手はナイフを持っています。
 ナイフの攻撃から捌いて・・・
 相手を投げて、取り上げたナイフを喉元に当てています。
 4枚連続の写真になります。
 背後から小銃を突き付けられた場合の対処技です。
 銃口の向きを身体から反らせて・・・  相手を投げて・・・
 小銃を奪取し、相手に向けて構えます。  着剣した小銃を使用しての単独動作です。
 銃剣で突く以外に、振り被って斬りつけたり、銃床で殴る動作もあります。
 小銃は木銃やラバーガンではなく、実銃が使用されています。
 マガジンが脱落しないようにテープで固定されており、フロントサイトやハンドガードの一部にもテープが巻かれています。
 4枚連続の写真になります。
 双方が着剣した小銃を使用しての約束組手です。
 相手が突いてきた小銃を払って・・・  銃床で顔面を殴り・・・
 銃剣で頚部を斬りつけます。  写真には全体が写っていませんが、最後は1対4の連続組手になります。
 次々と攻撃してくる相手を殴る、蹴る・・・
 防具を着装しての組手なので、打撃技に力が入っており、迫力がありました。
 そして投げる・・・
 関節技もあります。  小銃を持った相手が背後から迫っています。
 相手を投げ、小銃を奪取しました。  格闘訓練展示の終了です。
 第6音楽隊の音楽演奏と第44普通科連隊ファンシードリル隊の演技も行われましたが、良好な写真が撮影できなかったので省きました。  戦闘訓練展示の設定は、島嶼防衛作戦です。
 会場に向かって左側が敵の陣地です。
 74式戦車1両と高機動車1台が敵役を務めます。
 会場に向かって右側から、上陸した自衛隊の部隊が進入してきます。
 会場は広く、会場警備の隊員やスピーカーなどが視界を遮っています。
 戦闘訓練展示開始の報告です。
 海上自衛隊のホバークラフトで輸送された偵察部隊が、偵察活動を実施するという設定です。  偵察活動によって、敵は戦車を含む1個小隊規模と確認されました。
 6台の偵察用オートバイが登場しました。
 87式偵察警戒車がオートバイの撤収を援護します。  事後の作戦を容易にするため、レンジャー部隊が敵陣地に潜入します。
 2機の多用途ヘリコプター「UH-1J」が登場しました。
 1機は搭載した機関銃で射撃して、敵陣地と降着地域を制圧し、レンジャー部隊の降下を援護します。  機体に装備された12.7mm重機関銃です。
 もう1機からは、レンジャー部隊が降下します。  全員がパンツァーファウスト3を背負っています。
 レンジャー部隊は、敵指揮所の襲撃と火力誘導を実施します。  93式近距離地対空誘導弾が登場しました。
 敵の航空攻撃から部隊を援護します。
 離島上空の敵航空機を撃墜して、部隊の行動の自由と地域の安全を確保します。  敵陣地に対して、護衛艦の艦砲射撃とF-2戦闘機が爆撃を行ったという設定です。
 火力支援の下、海上自衛隊の輸送艦から普通科部隊と協同部隊が上陸しました。
 緊急展開型衛星通信セットII型です。
 離島に上陸した中隊長から連隊長に報告を行っているという設定です。
 この装備は、平成25年度に第6通信大隊に配備された機材で、人工衛星を中継して音声及び大容量のデータ通信を行うことができます。
 火力戦闘部隊の登場です。
 155mm榴弾砲が自走して会場に登場しました。
 迅速に陣地占領を行います。  続いて迫撃砲も登場しました。
 81mm迫撃砲L16です。  120mm迫撃砲RTです。
 4門の155mm榴弾砲が射撃準備を完了しました。  対戦車ヘリコプター「AH-1S」が登場しました。 
 AH-1Sが対地ロケットで攻撃したという設定です。
 ガソリンを使用していると思われますが、広い会場でなければ演出できません。
 155mm榴弾砲が攻撃準備射撃を開始しました。
 4門が1秒間隔で各門2回射撃を行いました。
 次々と敵陣地に着弾します。  87式対戦車誘導弾が登場しました。
 射撃準備を完了した87式対戦車誘導弾です。
 レーザ照射装置は、観閲台から近い場所に設置されたので、撮影できませんでした。
 74式戦車が4両登場しました。
会場右側までの距離が遠い上に、障害物の隙間を縫って撮影する必要がありました。
 92式地雷原処理車が登場しました。
 戦車及び対戦車火器の援護の下、突撃の障害となる地雷原及び鉄条網を処理します。
 地雷処理ロケットを投射して、敵陣地前面の地雷原を処理しました。
3両の74式戦車が一斉に射撃を行いました。
 敵戦車を破壊しました。  突撃支援射撃が開始されました。
 突撃部隊が登場しました。
 74式戦車2両と軽装甲機動車数両で編成されています。
 突撃支援射撃の最終弾が発射と共に、74式戦車も射撃を行いました。
突撃が開始されました。
多くの軽装甲機動車が横一線に展開して、砂埃を巻き上げて突撃を行います。
 5.56mm機関銃を装備した軽装甲機動車です。  軽装甲機動車は様々な形態で登場しました。
 写真左側は車上で89式小銃を構えており、中央は01式軽対戦車誘導弾を構えています。
 右側は上部ハッチを盾にして89式小銃を構えています。
 AH-1Sが突撃を支援します。  普通科部隊は軽装甲機動車から降車して、敵陣地に突撃します。
敵陣地を奪取して戦闘訓練展示は終了しました。
次のページでは、装備品展示を中心に紹介します。