三沢基地航空祭2017見学記録

 第3ページでは、F-35B戦闘機や飛行展示の様子を中心に紹介します。
 雨は、ほぼ止みました。
 装備品展示エリアには、F-35Bは見当たりませんでしたが、格納庫内で展示されていることを教えて頂きました。
 F-35Bが展示された格納庫です。  雨が上がった直後で、まだ午前9時頃の早い時間だったので、混雑はしていませんでした。
アメリカ海兵隊のステルス戦闘機 F-35B ライトニングIIです。
三沢基地での一般公開は初めてであり、2機が展示されました。
 コクピットです。  モニターは見えません。
 エアインテークには、カバーが被せられて隠されています。
 その後方のカバーが被せられた装置は分かりません。
 前脚です。
 他の機体と比較して、特に変わったところはありません。
 機体に表示された「VMFA-121」は、第121海兵隊戦闘攻撃中隊(※「中隊」を「飛行隊」と和訳するところもあります)を意味しています。  ステルス性は低下しますが、主翼下にもミサイルを吊り下げることができます。
 主脚のカバーの形状は、先進技術実証機 X-2と似ています。  垂直尾翼の部隊マークは「VMFA-121」の部隊名「Green Knights」を表しています。
 この機体は、2017年1月18日に岩国基地に配備されました。
 F-35Bは垂直離着陸機なので、ノズルを真下に向けることができます。  今度は左側から見てみました。
 機体前方下部に装備された光学式照準システムです。  タラップが収納されているドアです。
 垂直離着陸する場合には、コクピット後方のカバーが開き、リフトファンを作動させます。  開閉部分は、不規則な角度の多角形になっています。
 縁部分の色は機体色と異なっていますが、レーダー波を吸収する塗料で塗装されていると言われています。
 ミサイルなどの主兵装は、機体内部に収納されます。  主脚です。
もう1機のF-35Bです。
 機体正面です。  コクピットには、ヘッドアップディスプレイが装備されていません。
 ヘルメットのバイザーに情報が表示されます。
F-35Bは、屋外に移動して展示されました。
次のページでは、その様子を少しだけ紹介します。
航空自衛隊は、F-35Aを三沢基地に配備することを決定しているので、次の航空祭では展示されるかもしれません。
掲載できるF-35Aの写真が無かったので、航空自衛隊のホームページに公開されたカレンダーから転載しました。
 B-1B 爆撃機まで戻ってきました。  コクピットの後方に表示されたペイントです。
 右側は、第34爆撃飛行隊のマークのようです。
 爆弾槽が開放されていました。
 機体前方から後方を見た様子です。
 AN/AAQ-33が装備されていました。
 爆弾槽は3箇所に分割されているようです。
 前方の爆弾槽には、円筒形の機材が収納されていました。
 中央の爆弾槽です。
 真下から見上げた様子です。
 通常型のパイロンのようです。
 後方の爆弾槽です。
 ロータリーランチャーのようです。
 約50tもの巡航ミサイルや爆弾などを搭載できるので、主脚は堅牢です。  エンジンノズルです。
 F-2が滑走路を移動しています。  一度は雨が上がりましたが、また雨が降りだしました。
 第2ページで紹介した戦闘機用武器弾薬展示が行わた格納庫です。
 雨が降り出したので、混雑していました。
 悪天候のため、飛行展示は中止されると思ったので、空中給油・輸送機「KC-135R ストラトタンカー」の機内を見ることにしました。
KC-135Rのタラップ上から見たB-1Bです。
まだ雨が降っていますが、瞬く間に混雑してきました。
 後方を見た様子です。
 窓やドアは少なく、機内は薄暗いです。
 乗降用ドアから外を見た様子です。
 最後尾です。  折り畳みシートです。
 EPOS(搭乗員用緊急呼吸システム)です。
 機内の装備で、読み取れた物は少なかったです。
 コクピットの様子です。
 コクピット後方のデスクですが、用途は分かりません。  先程と同じく、タラップ上から見たB-1Bです。
 約10分が経過していますが、傘を差している人はいません。
 雨が止んで、晴れ間が見えてきました。  午前9時47分頃、F-2が離陸しました。
 悪天候のため、オープニングフライトと空中消火活動展示は中止となりましたが、模擬空対地攻撃・空包射撃は予定通り行われました。
F-2Aが2機、F-2Bが2機離陸しました。
 雨上がりで湿度が高く、ヴェイパーが発生しています。  離陸直後にロールしながら垂直上昇しました。
 雲はまだ厚いのですが、一部に晴れ間が見えました。
 ブルーインパルスの整備員です。
 エプロンには、ブルーインパルスがありませんでした。
 F-2が会場に戻ってきました。
 会場上空で次々と旋回しました。  F-2の機動飛行が午後に行われる予定なので、対空機関砲を中心に撮影することにしました。
 対空機関砲(VADS)です。  右側から見れば、排莢の様子が見えますが、悪天候で中止されるもの思っていたので、距離も遠く離れてしまいました。
F-2は対地爆撃の機動飛行を行っており、VADSはF-2に対して、対空射撃で応戦しています。
 対地攻撃を行ったF-2です。  F-2は爆撃後に回避行動を取っています。
 VADSとF-2の撮影の両立は難しく、撮影は間に合いません。
模擬空対地攻撃・空包射撃の終了です。
対空機関砲が撤収されますが、その後方ではF-2が着陸します。
ドラッグシュートを使用して着陸しました。
 少し早いのですが、警備犬訓練展示の会場に向かいました。
 午前11時20分から、警備犬訓練展示が予定されています。
 ジャーマンシェパードには思い入れがあるので、早めに会場で待って、最前列から見ることにしました。
 リードを繋いでいませんが、記念写真の撮影に応じていました。
 この写真は、2018年戌年の年賀状に使用させて頂きました。
 航空自衛隊の早期警戒機「E-2C」です。
 青空が広がり、コンクリートの路面は、乾き始めています。
 アメリカ空軍の消防自動車です。  こちらは航空自衛隊の救難消防車 IB型のようです。
 午前10時40分頃から、F-15の機動飛行の開始されました。  例年は1機で行われていましたが、今年は2機が登場しました。
 2機で行われる機動飛行は、展開が早く、間延びした感じがしません。
 2機とも千歳基地所属の第210飛行隊の機体です。  天候は十分に回復しました。
 何度か会場近くを旋回しました。  滑走路上を低空で通過して・・・
急上昇して、アフターバーナーの轟音が響きました。
 遠いのですが、機体を真後ろから見た様子です。  最後に、F-15が観客に挨拶をしました。
 翼を振って会場前を通過しました。  約10分間の機動飛行を行いました。
 次のページに続きます。