陸上自衛隊 平成30年度富士総合火力演習(学校予行)見学記録

 第4ページでは、前段演習前に行われた演習場整備の様子を中心に紹介します。 点検射の終了後、会場の北側には、多くの施設科機材が集合しました。  会場に向かって左側の様子です。 演習場整備が開始されるまで時間があり、日が差してきたので、会場の様子を撮影してみました。
 会場正面の様子です。  会場右側の様子です。 午前8時5分頃ですが、約2割程度が入場したように感じられました。
 グレーダです。 会場整地が開始されました。  タイヤローラは数種類が登場しました。 教育支援施設隊、栃木県宇都宮駐屯地の中央即応連隊施設中隊、新潟県高田駐屯地の第394施設中隊の部隊名が確認できました。 総火演は各地から装備が集められるので、部隊名も関心を持って見ています。
 滝ヶ原駐屯地の教育支援施設隊を紹介するHPには、「富士総合火力演習では、会場までの演習場内の幹線道路整備から会場の整地(統制のとれたグレーダ作業は一見の価値あり)を展示しています。」等と説明されています。
 油圧ショベルです。  特大型ダンプです。
 中型ドーザです。  音楽隊が入場します。
 東部方面音楽隊と富士学校音楽隊の合同で音楽演奏が行われました。  音楽演奏の一方で、演習場整備が進められています。 赤色と白色の標的用の風船を設置しています。 この風船は、前段演習で指向性散弾の標的をなります。
 黒の台までの距離は、約600~800mです。 標的の大きさは自動車と同等程度に見えます。  5の台までの距離は、約1,000~1,800mも離れているので、様子を窺い知ることができません。
 黄の台までの距離は、約600~800mです。 黄色の風船は、96式40mm自動てき弾銃の標的になります。  散水車が待機しています。
 会場後方の東側の空の様子です。 台風が接近しているため、天気が崩れてきました。  92式地雷原処理車が会場右側に向かっています。 後段演習に参加します。
 オーロラビジョンでは、水陸機動団のなどの映像が上映されていたので、会場整備の様子と共に見ることにしました。  演習場整備の最後に、散水作業が行われました。 多くの散水車が使用されています。
 1/2t水タンク車です。 茨城県古川駐屯地の第101施設器材隊と、京都府大久保駐屯地の第102施設器材隊の部隊名が確認できました。  民間のレンタル機材も使用されています。
 整備された会場の様子です。  会場後方の様子ですが、アメリカ海兵隊が見学に来ていました。
 前段演習開始の約15分前の様子です。 会場はほぼ満席になりました。  96式装輪装甲車、99式自走155mmりゅう弾砲、87式砲側弾薬車が待機しています。 間もなく前段演習が開始されます。
 気球が放たれました。 気象測定を行い、特科部隊の弾道計算を補正します。  Aスタンド席側の警備が強化されました。
 幹部・要人・関係者等の入場を迎えます。  前段演習開始の約5分前に、富士学校陸将補が入場しました。 予行なので、当日と比較すると、幹部等の入場人数は非常に少ないです。
 要人等が乗車した車列が登場しました。  前段演習開始の約2分前に防衛政務官の入場しました。 当日は防衛大臣が入場しますが、今回は予行なので、その代理を務めています。 次のページでは前段演習の様子を紹介します。