陸上自衛隊 平成30年度富士総合火力演習(学校予行)見学記録

 第6ページでは、中距離火力の迫撃砲火力と誘導弾火力を紹介します。 120mm迫撃砲を搭載した輸送ヘリコプター CH-47Jが登場しました。  CH-47Jが着陸します。 総火演当日は悪天候のため、120mm迫撃砲の空輸は行われませんでした。
 高機動車(重迫牽引車)に牽引された120mm迫撃砲を卸下します。  高機動車を機内に収容する場合には、ドア、ロールバー、サイドミラーなどを外すようです。
 CH-47は、高機動車と120mm迫撃砲を機体下に吊り下げるスリング輸送を行うこともできます。 その場合は、不整地で着陸できない場所に卸下することができます。  射撃位置に向かいます。
 迫撃砲小隊が登場しました。  1/2tトラックが牽引する1/4tトレーラには、分解された81mm迫撃砲L16が積載されています。
 120mm迫撃砲RTを牽引しています。  81mm迫撃砲は3門が登場しました。
 120mm迫撃砲は、空輸された1門を含めて、合計3門が登場しました。  120mm迫撃砲が射撃準備を行います。
 81mm迫撃砲が射撃準備を行う様子です。  81mm迫撃砲が射撃を開始します。
 120mm迫撃砲を開始しました。 写真には、発射された砲弾が写っています。  迫撃砲は、弾道が大きく湾曲するので、発射してから弾着するまで約30秒かかります。
 三段山の左側には、着発射撃された81mm迫撃砲弾が弾着しています。 中央には、曳火射撃された120mm迫撃砲弾が弾着しています。 120mm迫撃砲の方が威力が大きいことが感じられます。
 射撃後、速やかに陣地変換します。  81mm迫撃砲が退場します。
 120mm迫撃砲が退場します。  誘導弾火力である対戦車部隊が登場しました。
 1/2tトラックには、87式対戦車誘導弾を積載しています。  87式対戦車誘導弾を降ろしています。
 後方からなので見えませんが、レーザ照射機を構えています。 折り曲げ銃床型の89式5.56mm小銃を携行しています。 少数ですが、他の普通科教導連隊の隊員も携行していました。  87式対戦車誘導弾の発射機です。
 96式多目的誘導弾システムの発射装置です。 射撃は後方への爆風が大きく、会場での射撃は危険なので、離れた場所から行われます。  96式多目的誘導弾システムの地上誘導装置です。
 右の台の87式対戦車誘導弾の射撃位置です。 写真の中央には、辛うじて発射機の後部が見えますが、非常に遠く、カメラの性能の限界を越えているので、はっきりとは確認できません。  87式対戦車誘導弾が発射されました。 写真には発射された誘導弾が写っています。
 87式対戦車誘導弾が爆発した様子です。  87式対戦車誘導弾を発射した様子です。 会場からは発射する様子が見えないので、滝ヶ原駐屯地のHPから転載しました。
 96式多目的誘導弾の発射です。 発射装置が見えないので、撮影のタイミングがつかめません。  発射された96式多目的誘導弾です。 総火演当日は悪天候のため、実弾は発射されず、スクリーンにビデオ映像が表示されました。
 96式多目的誘導弾の発射位置は、会場左前です。 標的は会場右奥なので、会場の対角線上となる最も遠い位置にあります。  標的の中心に命中しました。 次のページに続きます。