陸上自衛隊 平成30年度富士総合火力演習(学校予行)見学記録

 第8ページでは、普通科火力の続きとヘリコプター火力、対空火力、戦車等火力の一部を紹介します。 89式装甲戦闘車が登場しました。   89式装甲戦闘車は、機動性に優れ、装甲により防護力を高めています。
 89式装甲戦闘車は4両が登場し、会場に展開しました。  79式対舟艇対戦車誘導弾発射機2基と35mm機関砲1門を装備していますが、35mm機関砲を射撃します。
 4門の35mm機関砲から連射された砲弾が、標的の一点に集中しています。
 89式装甲戦闘車が離脱します。  ヘリコプター火力の紹介です。 対戦車ヘリコプター AH-1Sが登場しました。
対戦車ミサイルTOWを発射しました。 総火演当日は行われませんでした。
 標的に命中しました。 誘導弾は1発しか発射されないので、文字通り一発勝負の撮影チャンスしかありません。 誘導弾を追いながらズームして撮影するのは難しいです。  AH-1Sが離脱します。
 2機目のAH-1Sが登場して、20mm機関砲を射撃しました。
 大量の薬莢が排莢されています。  標的に命中しても、破壊されずに穴が開いているので、強靱な繊維製のように思えます。 誘導弾とは異なり、5斉射くらい行われたので、射撃の様子と標的の両方を撮影できました。
 対空火力の紹介です。 87式自走高射機関砲が登場しました。 近距離の低空以下の高度における目標に対処します。  左の台には、2両が登場しました。
 35mm機関砲を射撃しました。 薬莢が排莢されています。  連射されたものの、飛翔する砲弾は撮影できませんでした。
 大量の発射煙を上げています。 学校予行では、1両が射撃を行いました。  会場左側から、16式機動戦闘車が2両登場しました。
 横行行進射撃の様子です。 3枚連続の写真になります。  砲塔を左側に向けて、走行中に射撃を行いました。 74式戦車と同等の威力を持つ105mm砲を装備してます。
 10式戦車と同等の射撃統制装置を備え、高い命中精度を有し、併せてネットワークシステムも搭載し、戦闘に必要な情報をリアルタイムで共有できます。  会場右側から2両登場しました。
 蛇行進射撃の様子です。 前輪が右側に向いており、旋回中に射撃をしています。  離脱行進射撃の様子です。 昨年の総火演では、16式機動戦闘車は走行展示と装備品展示のみ行われました。 射撃展示は初公開となります。
 16式機動戦闘車が離脱します。 次のページに続きます。