陸上自衛隊 平成30年度富士総合火力演習(学校予行)見学記録

 第9ページでは、戦車等火力の一部を中心に紹介します。 10式戦車が登場しました。 10式戦車は戦後第4世代の戦車で、90式戦車を更に発展させ、火力・機動力・防護力を向上させながら、運用が容易なように、軽量・コンパクト化されています。 また、ネットワークシステムを搭載し、戦闘に必要な情報を戦車相互に共有し、射撃の統制などを瞬時に行うことができます。  小隊は1班と2班に分割され、各班は2両で編成されています。 2班の2両が左稜線に侵入し、後続の2両の前進を援護するため、不意に現出した敵戦車に射撃しました。
 1班の2両が登場しました。 戦車が相互に支援体制を確立し、前進します。  行進射撃の様子です。
 1班が右稜線に配置しました。 2班の前進を援護します。  1班の援護下、2班が前進しました。
 蛇行射撃の様子です。 3枚連続の写真になります。  一般的にスラローム走行射撃と言われており、S字走行しながら射撃しました。
 射撃した瞬間です。 左方向に旋回中なので、車体が傾いています。  蛇行射撃は2回行いました。 右方向に旋回中に射撃しました。
 急制動しました。  後退した後、急制動し、前進して離脱します。
 離脱行進射撃の様子です。
 10式戦車が離脱します。 会場は雨が本降りになってきました。
 90式戦車が登場しました。 90式戦車は、戦後第3世代の戦車で、強力な威力の120mm砲及び強靱な複合装甲を備えた重量級の車体を大出力のエンジンで軽快に機動させることができます。 射撃統制装置、砲安定機能の効力向上、並びに自動装填装置の装備により、行進射撃を含む機動間の連続した射撃が可能です。  横行行進射撃です。 10式戦車は4両連続して登場しました。
 直行行進射撃です。
 急制動しました。  躍進射撃です。 停止直後に射撃しました。
 標的の様子です。 戦車の射撃を優先したので、標的の様子は撮影できませんでした。  90式戦車が後退しました。 急制動の直後、前進して離脱します。
 90式戦車が離脱します。
 90式戦車です。
 輸送ヘリコプター CH-47が登場しました。 前段演習の最後は、空挺降下が予定されていました。  オーロラビジョンには、CH-47の機内の映像が放映されました。
 残念ですが、CH-47は会場上空に達したものの、悪天候のため、空挺降下は中止となりました。  前段演習の終了です。 次のページに続きます。